パカッと割ってスプーンでそのままくりぬいて食べることができる
キウイは、バタバタした朝の時間にピッタリのくだものですね。
子ども
同じキウイでも、あまいときとすっぱいときがあるよ?
Rumi
キウイは、食べごろなのを見きわめるのがむずかしいね。
おいしいキウイの見つけ方のコツを教えましょう。
キウイの食べごろと保存方法を知っておこう。
おうちにたっぷりキウイを保存していても、失敗なく食べることができますよ。
キウイの食べごろは?選ぶときに気をつけること
食べごろのキウイは、ヘタとオシリの部分が耳たぶくらいの弾力(だんりょく)があるもの。
Rumi
表面を軽くおしてみて、少しへこむくらいが食べごろだよ。
Rumi
やわらかくなる前のキウイを選んだときは、少し時間がたって食べたほうがいいね。
ひとつひとつキウイを買う時は、いつ食べるのかを考えて、キウイを選ぶことができます。
ふくろに入ったキウイを買う時は、ゆとりのあるポリぶくろにうつして、キウイ同士が重ならないように保存しましょう。
キウイをおいしく食べるための保存方法
子ども
キウイを保存するときは、冷蔵庫に入れて保存するの?
Rumi
冷蔵庫に入れず、常温で保存したほうがいい場合もあるよ。
キウイを保存する流れは、こちら。
- 食べごろになるまで常温で保存する
- 食べごろになったら野菜室で冷やす
食べごろになるまで常温で保存する
キウイのヘタとオシリをおしてみて、「かたい」と感じたときは、常温で保存すること。
お部屋に置いておくと、追熟(ついじゅく)が進み、自然にやわらかくあまくなります。
子ども
追熟ってなに?
Rumi
とれたばかりのくだものをしばらく置いておくことで、あまくなったりやわらかくなったりすることだよ。
収穫されたばかりのかたいキウイは、すっぱいものも多くあります。
追熟を利用して、食べごろになるのを待ちましょう。
食べごろになったら、野菜室で冷やす
キウイのヘタとオシリの部分がやわらかくなったら、野菜室へ冷やします。
子ども
やわらかくなったら、そのまま食べずになぜ野菜室で冷やすの?
Rumi
もちろんそのまま食べてもOKよ。野菜室で冷やすとあまくなって、もっとおいしくなるよ。
Rumi
フルクトースとは、果糖のことだよ。
温めるとα(アルファ)型、冷やすとβ(ベータ)型の果糖があまくなるよ。
キウイを保存するときのポイント
常温で保存をするとき
キウイのヘタとオシリががかたいときは、すっぱい可能性があります。
やわらかくなるまで常温で、高温多湿(こうおんたしつ)をさけて保存しましょう。
Rumi
15〜20℃のすずしいお部屋で、約1ヶ月保存することができうるよ。
野菜室で冷蔵保存するとき
わすれがちだから、もう一度言います。
キウイがやわらかくなったら、野菜室へ保存しましょう。
子ども
やわらかくなったキウイを、冷蔵庫に保存しなかったらどうなるの?
Rumi
追熟が進みすぎて、やわらかくなりすぎるよ。
25℃をこえた暑いお部屋に置き続けると、傷んでしまうよ。
冷蔵庫で冷やすことで、追熟を止めることができます。
常温で保存した後、ヘタとおしりがやわらかくなっていたら、冷蔵庫へ移しましょう。
Rumi
やわらかくなったら、野菜室へ移し、1週間を目安に食べ切ってね。
まとめ
おいしいキウイの選び方と保存方法についておはなししました。
- 食べごろのキウイは、ヘタとオシリの部分が耳たぶくらいの弾力があるもの
- 表面を軽くおしてみて、少しへこむくらいが食べごろである
- キウイを選ぶとき、強くおしすぎず、やさしくていねいにあつかう
- キウイは、食べごろになるまで常温で保存し、食べごろになったら野菜室で冷やす
- キウイを野菜室で冷やすことで、もっとあまくなる
- キウイを冷やすと甘くなるのは、β型フルクトースが活発になるから
- キウイを常温保存するときは、高温多湿をさける
- キウイが食べごろになったら、すぐに野菜室へ移し、1週間を目安に食べ切る
子ども
キウイの保存のポイントは、「常温でやわらかくしてから冷やす!」だね。
Rumi
これだけ覚えておけば、半分に切ってスプーンでくりぬくだけで、おいしいキウイが食べられるよ。
ほうちょうでキウイを切るときは、おとなの人がいるところで。
おいしいキウイを選んで、毎日の朝ごはんやオヤツに食べてくださいね。