蕎麦を鉄板で焼き焦がすと、香り高い「カップ焼きそば」になる?食戟のソーマ25巻を見て、実際に作ってみた結果。




「カップ焼きそばって、すげーなぁ!」

食戟のソーマ25巻の創真くんの台詞に私も共感してしまいました。

カップ焼きそばは、ペヤング派です。

という筆者の嗜好のことは、置いておいて。(笑)

今回お話しするのは、原料がそば粉の”日本のお蕎麦”です。

中華麺で作る焼きそばも美味しいですが、日本蕎麦を焼きそばのようにこんがりと焼くという新たな発想にチャレンジです。

※出典元:食戟のソーマ 25巻 210話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

「風味が命!」と言える日本蕎麦を鉄板で焼くというのは、いったいどのようなものなのでしょうか。

瓦蕎麦に近い感じなのかな?

コミックのコマから、香ばしい香りがしてきそうです。

「ゆきひら流焦がし蕎麦」を再現(食戟のソーマ25巻 213話「可能性の器」より)

材料(2人分)

  • やぶそば(または田舎そば):300g(150g×2人分) 
  • 鴨むね肉:150g 
  • 長ネギ:3本 
  • めんつゆ:200ml 
  • すりごま:適量

※出典元:食戟のソーマ 24巻 208話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

※そばは、二八蕎麦(そば粉:つなぎが8:2のもの)がベストです。

作り方(室温22.3℃で調理しました)

鴨肉は、そぎ切りにします。本来、塊のむね肉を使用しますが、私はカット済みのロース肉を使いました。

※出典元:食戟のソーマ 25巻 211話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

「そぎ切り」とは、包丁の刃を斜めに寝かせながら、手前にゆっくりと引く切り方です。

厚みのあるお肉の切り口の表面積を広くすることで、火を通りやすく味の染み込みも良くなります。

鴨肉といえば、鴨南そば!鴨南そばのお肉は、ロース肉がよく使われています。

長ネギ1本は白髪ネギにし、残り2本は斜め輪切りにします。

白髪ネギは、使用する前に水にさらしておくと辛味を抑えることができます。(トッピングの際は水気を切っておきましょう)

白髪ネギとは、このような切り方です。

実はわたくし・・・あまり上手やなくって、1本1本太くなってしまいます。

そんなときは、少しでも細かく切れるように、前もって包丁を研ぐようにしています。

この作業をしておくだけで切れ味が変わります。指を切らないように注意してくださいね。

ちなみに使用しているのはこれです。

白髪ネギやキャベツの繊切り、玉ねぎのみじん切りなどの細かい作業をするときは、コンパクト式の包丁研ぎ器を常備しておくと便利ですよ。

ではでは、料理の続きに戻りましょう。

蕎麦を沸騰させたたっぷりの湯で茹でます。(袋の茹で加減より30秒早くザルにあげました。)

私の技量が未熟なのか、白髪ネギを切るの、結構時間がかかります。

ネギの下ごしらえをするときに、あらかじめお湯を沸かし始めておくと時間短縮になります。

麺を茹でるのがあまりに早すぎると、麺がくっつきやすくなります。

炒める直前に茹で終わるように調整しましょう。

流水でしっかりと洗い、ヌメリをとっておきましょう。手早くザルで水を切ります。

フライパンを熱し、鴨肉を焼きます。

ごめんなさい、煙で少し画像がぼやけてしまいました・・・。

鴨肉から、めっちゃ脂が出てきます。油は引かなくても大丈夫そう。

※鉄のフライパンを使用しています。くっつき防止で油返しの作業を行ったため分量外の油を使用しています。

脂が出たら長ネギを入れて炒めます。これだけで食べても絶対美味しい!

パリパリのネギの香ばしい香りがします。

長ネギに焦げ目が付くくらいまで炒めました。

極め付けは、先ほど茹でた蕎麦を勢いよくフライパンに投入して・・・

※出典元:食戟のソーマ 25巻 210話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

液晶を飛び越えて、豪快な音が聞こえてきそうですね。

リアルではこんな感じです。

鉄のフライパンを使用されている方は、蕎麦をいれたとたん、くっつきやすくなります。

強めの火力で水分をしっかりと飛ばしながら、素早く炒めましょう。

めんつゆを入れて一煮立ちさせます。

じゅわぁぁぁ〜・・・!

食欲をそそる音がします。火を弱めないで素早く一気に混ぜてくださいね。

※出典元:食戟のソーマ 25巻 211話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

めんつゆが加わると、ますます香りが高くなっていきます。

う”、お腹と背中がくっつきそう・・・。摂食中枢を刺激します。(笑)

すりごまをたっぷりトッピングをして・・・完成!よっしゃー!

・・・と、思ったら。

白髪ネギをかけていませんでした。ふぅ〜・・・危ない危ない。

これで、完成です。

お熱いうちにどうぞ、お召し上がりくださいね。

蕎麦を焼いてしまって大丈夫?いざ、実食します。

あの・・・なに食べ物で遊んでるんですか?!

と思ったあなた。

それは、誤解ですよ。この作り方で良いんです。

風味がものを言う蕎麦なのに、炒める事によって味に支障が出るんじゃないの?

と、思っちゃいますよね。

でも、いざ実食すると・・・

※出典元:食戟のソーマ 25巻 213話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

なんと。生きてるんです!

私も食べてみます。

うぁぁぁお、生きてます!

蕎麦の香りって言葉では説明し難いのですが、鴨肉の旨味と程よい脂っ気がいい感じです。

焦がしネギに脂がしっかりと絡んでいて、めんつゆの香ばしい香りと甘辛い味がよく馴染んでいます。

鴨肉、めっちゃジューシー!

白髪ネギを箸で取れるぶんだけ取って、鴨と一緒にパクリと食べると、本当に美味しいですよ。

ごま油使ってないのに、ゴマの風味も◎です。

焼きそばのようなもちっとした美味しさではなく、ザラっとした美味しさです。

でも、このざらザラザラ感がクセになります。

焼いた蕎麦って・・・こんなに美味しいんだ〜。

「カップ焼きそば」から思いついた、二八そばです

※出典元:食戟のソーマ 24巻 207話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

創真くん曰く。こちらの料理は、「カップ焼きそば」から思いついた料理のよう。

※出典元:食戟のソーマ 25巻 213話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

カップ焼きそばを炒めると美味しいというところから、この料理が生まれました。

私もカップ焼きそばをフライパンで炒めたことがあるのですが、汁気が飛んでより一層美味しくなるんですよね。

お湯を入れただけのインスタント麺なのに、縁日の焼きそばの味がするんです。

今度試してみて。

※出典元:食戟のソーマ 25巻 213話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

「焦がし蕎麦」もカップ焼きそばと同様に、麺・ソース・かやくの三拍子。

風味のある三番粉のそばを調味料でこんがりと炒めて、トッピングにたっぷりのゴマと白髪ねぎを使っています。

※出典元:食戟のソーマ 25巻 213話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)

三番粉とは、蕎麦の種皮の外側部分を挽き込んだそば粉です。

黒っぽい見た目にザラザラとした食感が特徴で、やぶそばや田舎そばの原料でよく使われます。

一方、対戦相手の紀ノ国寧々先輩は、一等粉を使用した蕎麦(更科そば)を使っています。

食戟のソーマ25巻 再現レシピ!紀ノ国寧々の「桜エビのかき揚げそば」がやめられない!太白ごま油で揚げて春野菜とともに味わう。

2018.04.07

三番粉は、一等粉と比較してつるんとした喉越しが劣りますが、風味や栄養価が高いのが特徴です。

ざらっとした美味しさは、この三番粉が生み出したものなんですね。

三番粉の「やぶそば」で作ってみよう

最も喉越しがよくて美味しいのは、一番粉を利用した更科そばです。

今回は、喉越しは更科そばに劣るけど蕎麦独自の香りが出やすい「やぶそば」を使用しています。

ちなみに私が使用したそばはこちら。

※こちらのお蕎麦は7:3の割合で作られています

そば粉の割合が高くつなぎが少ないほど上質な蕎麦の味を楽しめますが、麺特有のつるっとした喉越しを味わうなら、二八そばがベストです。

生麺でも乾麺でもOK!乾麺の方が長く保存ができて気軽に利用ができます。

amazonで二八そばを探す

白髪ネギを切る時間をうまく短縮することができたら、カップ焼きそばのように短時間でできます。

鴨肉をお店で見つけたら、お蕎麦と長ネギといっしょにパパッと焦がしてみてください。

やみつきになりますよ。

ABOUTこの記事をかいた人

美味しい食を求めて、自由気ままに過ごす主婦ブロガー。 ズボラな私も上手にできる!キレイすぎない料理術を発信していきます。 育児や家事に完璧を求めず気楽に過ごせる方法、専業主婦が負い目を感じない働き方を模索中。 神戸在住の30代。管理栄養士。夫と7歳,4歳,0歳(2018年1月出産)の子の5人家族。 ご飯にシチューをかけて食べる派。ピザは、ドミノピザ派。