スーパーに行くと、食べ物にはいつまで食べられるかを教えてくれる「期限」が書いてあることがあります。
子ども
何か日付のような数字が書いてあるよ。
Rumi
消費期限や賞味期限だね。どちらも大事な情報なので、お買い物するときにしっかりチェックしてみよう。
消費期限ってなに?
消費期限とは、食べ物が安全に食べられる最後の日のことです。
子ども
消費期限が切れるとどうなるの?
Rumi
食べ物に悪い菌が増えたり、変な味やニオイがして、おいしく安全に食べることができなくなるよ。
- お肉
- お魚
- お弁当やおそうざい
- サンドイッチ
- ケーキ
- 生めん
人が手作りしたもの、生で売っているものなどに書かれていることが多く、すぐにくさってしまうものです。
Rumi
消費期限を過ぎると、悪い菌が入って、体の調子を悪くする可能性が高くなるよ。
必ず消費期限内に食べ切って、期限切れの食べ物は食べないようにしましょう。
賞味期限ってなに?
賞味期限は、食べ物がおいしい状態で食べられる最後の日のことです。
子ども
消費期限とどう違うの?
Rumi
賞味期限は、期限を過ぎても、すぐに体に悪くならないものが多いよ。
- カップめん
- スナックがし
- 乳製品や大豆製品などの加工品
- かんづめ
- ペットボトル飲料
賞味期限を過ぎると、食べ物の色や形や味が少しずつ変わってきます。
見た目やニオイをチェックして、いつもと違うと思わなければ、食べても大丈夫です。
Rumi
おいしい状態で食べたいときは、賞味期限内に食べることが大切だよ。
消費期限と賞味期限をチェックするときに注意すること
消費期限や賞味期限をチェックするとき、ひとつだけ必ずおぼえてほしいことがあります。
子ども
もし、食べ物を開けてしまったら、消費期限や賞味期限は同じにはならないの?
Rumi
一度開けてしまうと、食べ物に空気や水分が入ってしまうから、食べ物の保存が弱くなり、短くなってしまうんだよ。
一度、袋や容器を開けたり、中身が見えてしまった場合、消費期限や賞味期限は短くなってしまいます。
気候や気温、湿度などで、期限が変化してしまうこともあります。
子ども
消費期限と賞味期限は、だれがどのように決めているの?
Rumi
食べ物を作った人や売っている人が決めているよ。
消費期限や賞味期限は、食べ物の種類、包み方、保存のしかたなどを考えて、研究を積み重ねた結果、決定しています。
その場合、袋や容器を開けていない状態で研究していることが多いです。
Rumi
消費期限や賞味期限に関係なく、開けたら早めに食べてね。
まとめ
賞味期限と消費期限の違いについて、おはなししました。
- 消費期限とは、食べ物が安全に食べられる最後の日のこと
- 消費期限切れの食べ物はくさりやすいので、期限内に食べるよう気を付ける
- 賞味期限は、食べ物がおいしい状態で食べられる最後の日のこと
- 賞味期限は、期限を過ぎてもくさらないが、食べ物の色や味、形が少しずつ変化する
- 賞味期限や消費期限は、食べ物を包んである袋や容器を破っていない場合、保存ができる期限のこと
- 一度、袋や容器を開けたり、中身が見えてしまった場合、消費期限や賞味期限は短くなってしまう
子ども
消費期限と賞味期限は同じようで違うんだね
Rumi
消費期限と賞味期限の違いを知っておくと、食べ物を選ぶときに、食べ物を買いすぎてしまったり、必要ないものを買うことが少なくなるよ。
お買い物のときに、必ずチェックしてね。