「鉄製のたこ焼きプレートを買ったのですが、うまく使いこなせない・・・。」
こんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
鉄製の鉄板は、くっつきやすく、焦げやすくて、そして重い・・・。
デメリットが多いように感じられるかもしれませんが、使わないのはもったいないですよ!
わたしが家で使用しているたこ焼き器は、直火で調理する鉄製のプレートタイプ。
このタイプの鉄板は、使いこなせるようになると、たこ焼き屋さんのようなきれいな焼き上がりになるという大きなメリットがあります。
おいしいたこ焼きは、外がカリッとして、中がふわっとしていますよね。
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子ども
たこ焼き、食べたいなあ!
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Rumi
鉄製のたこ焼きプレートで失敗しないためには、ふたつのコツを覚えておくだけで大丈夫!
わたしが鉄製のたこ焼きプレート(たこ焼き器)を選んだ理由と、コツをお伝えしまーす!
鉄製のたこ焼きプレート(たこ焼き器)をわたしが選んだ理由
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外は「カリッ」と中は「モチッ」
おいしいたこ焼きが焼けるという口コミが多かったからです。
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Rumi
鉄製のたこ焼きプレートは、Amazonで購入しました。
重厚感があって、高品質な南部鉄器!日本製で安心!
家庭でたこ焼きを焼く商品には、いろいろなタイプがあります。
- 専用のたこ焼き器(電気・ガスで焼くタイプ)
- ホットプレートと2wayタイプ
- 直接火にかけるたこ焼きプレート(直火式・IH対応など)
わたしが使っているのは、3番目のタイプです。
電気やガスで動かすのではなく、ガスコンロと一緒に使う調理器具です。
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Rumi
IH対応ですが、我が家では直火で使っています。
電気やガスで動くたこ焼き器やホットプレートタイプのものは、フッ素加工のコーティングがされているものが多いです。
これらのタイプは、くっつきにくくて、簡単にたこ焼きをひっくり返すことができます。
このようなセットになっている商品も、便利ですね。
南部鉄器のたこ焼きプレートのデメリットとメリット
「鉄製のたこ焼きプレートで美味しいたこ焼きが焼ける!」
そう期待して購入したのに、なかなか上手に焼けない・・・。
そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃいますね?
鉄製の鉄板は、直火で調理すると、以下のような問題が起こりがちです。
「え、鉄製って、メリットないの?」
って思ってしまいそうですが、実はそうではありません。
鉄製の加熱器具は、使えば使うほど油と馴染んで、強い火力に耐えることができて熱伝導がよくなります。
ただ、初めて使い始めた頃は、油の馴染みが悪いため、なかなか上手に焼けず失敗してしまうこともあります。
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Rumi
マンマルのたこ焼きとは程遠いグニャグニャのたこ焼きを子どもに食べさせてしまい、申し訳ない気持ちになりました。
「口コミのウソつきー!」なんて、ブーブー言ったこともありました。
鉄製のたこ焼きプレートで、たこ焼きを焼くとたこ焼き屋さんのようなおいしいたこ焼きを食べることができます。
ほんのちょっとのテクニックと根気が必要です。
失敗することに対して、イライラしてしまいそうな方には、鋳鉄製のたこ焼き器の購入をあまりオススメできません。
南部鉄器の鉄板でたこ焼きを成功させる2つのポイント
鉄製のたこ焼きプレートで、美味しいたこ焼きを作るためには、以下の2つのコツを覚えておくと良いです。
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Rumi
たったの2点ですけど、大事です。
最初によく加熱をしておくこと
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「めっちゃ煙出てるじゃない?」
とびっくりするかもしれません。けど、これは正しいやり方です。
鉄板のまわりがくもってしまいますが、それでもかというくらい、強火で加熱します。
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Rumi
換気扇フル稼働、窓全開で、空気の入れ替えをしながら火をかけます。
このとき、油をまだ引かないこと。
油の馴染みをよくするために、鉄板全体の火の通りをよくすることが大事です。
油を引くときに鉄板の温度が低いと、油が馴染みにくくなります。
鉄板のスベりを悪くしてしまうことがくっつきの原因になります。
鉄板はとても分厚く丈夫なので、完全に熱が通るまで時間がかかります。
何も入っていない状態で、煙が出るほどこんなに加熱をしていますが、生地を流し込むと、一気に鉄板の温度が下がってしまいます。
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Rumi
生地を流し込んだ後、常に一定の温度を保つために、じっくり時間をかけて加熱をしておく必要があります。
油をたくさん使って馴染ませること
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アヒージョを作るような感覚で、油を多めに加えます。
多めに加えることで鉄板に油が馴染みやすくなります。
「カロリーが高そう!油っこくなるんじゃないの?」
そう思うかもしれません。
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Rumi
けど、この作業が大事です。
油を馴染ませることで、流し込んだ生地が急激な温度低下でくっつくことを防げます。
油をたっぷり加えることで、表面に薄い膜ができてくっ付き防止にもなります。
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その後、油が入っていない穴に油を移していき、全体に油を馴染ませます。
底に少し油が残る程度まで、油を拭き取ればOK。
油の馴染ませ方は、鉄のフライパンの油返しと同じです。
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たこ焼きプレートは、フライパンのように傾けることができません。
そのまま置いた状態で、キッチンペーパーなどで拭き取る感じで油を吸わせていきます。
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Rumi
わたしは菜箸を使ってます。
キッチンペーパーを挟む油引きもありますよ。
南部鉄器の鉄板で作るたこ焼きの作り方とコツ
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では、実際にたこ焼きを作ってみましょう。
市販のたこ焼き粉で指示どおりに生地を作り、以下の材料を適量用意しました。
使用しているたこ焼き粉は、日清さんのもの。
たこ焼き粉100gあたり卵を1個使用します。
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白い煙が出るほど鉄板を熱して、全体がツルッツルのテカッテカになるくらいまで油を馴染ませます。
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Rumi
もう一度、おさらい。この作業が重要です。
この下準備をサボってしまうと失敗しやすくなります。
生地を入れる前に、もう一度要チェック!
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Rumi
穴の中だけでなく、平らな面にも油を引くことを、お忘れなく。
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油が馴染んだ熱した鉄板に、まずは天かすを入れて風味とカリカリ感を出します。
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その後、生地→たこ→紅生姜→キャベツの順に加えました。
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ここで、これの出番。たこ焼きピック〜!
「数あるキッチンツールの中で、わざわざ買うものなの?」
と思うかもしれない・・・
けど、たこ焼きをご家庭で焼くなら、ゼッタイに持っていた方がいい道具のひとつ。
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Rumi
ピックがないときは、菜箸で代用できます。
ピックのほうが狭いスキマに差し込めるので、表面の焼き目を壊さず、ツルンと返すことができます。
平らな部分にくっついた生地は、穴の中に載せるかように中に寄せていきます。
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生地と鉄板が離れるタイミング、なかなか難しいですよね。
目安として、写真のようになったら、たこ焼きをひっくり返してOKです。
- たこ焼きの表面がぷっくり膨れている
- 側面にピックを刺して生地と鉄板が離れてクルッとたこ焼きが動く
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Rumi
側面に0.5mmくらいの薄く白い膜がハッキリと見えたら、ピックを刺して返してみよう。
裏返すと、焼き目ができてパリッとした仕上がりになるかと思います。
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返すときは、全部ひっくり返すのではなく半分傾けた状態で。
焼けていない生地を鉄板に流すような感じで返します。
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Rumi
生焼けにならないようにするのと同時に、焼き目をつけることもできます。
こんがりしたきつね色の焼き目がついたところで、全部ひっくり返します。
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あっちゃー・・・失敗。
火の通りが悪いと、生地と鉄板が離れにくくなり、くっ付いてしまうことがあります。
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あらららら、こっちは焦げてるし〜!
油が少ないと、焦げる原因になります。必ず油を馴染ませてくださいね。
特に火力が高い中心部では重要。
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このように、加熱ムラが生じることも、鉄製のたこ焼き器でよくあること。
お部屋を比べてみると、鉄板の中心部のお部屋は火が通りやすく、隅っこの角のお部屋は火の通りが弱いです。
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Rumi
生地を流し込む順番は、火の通りが弱い箇所順で。
返すときは、火の通りが強い中心部分から。
火の通りが弱い穴を最後に回したほうが、バランスよく焼き目が付くと思います。
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お、いい感じ。
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お好みでソース、マヨネーズ、青のり、鰹節などをトッピングします。
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Rumi
夕食のメニューなんですけど、夕食にたこ焼きってアリ!ですよね?(我が家ではアリです。)
コツを覚えれば、鉄製のたこ焼きプレートのほうがおいしい!
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めっちゃくちゃマンマル〜な、たこ焼き。
香ばしいきつね色の表面で、箸で持ち上げるとヒビが入ってしまうほどモロい外側。
ひとくち口の中に入れると、モナカを食べているかのようなパリッとした歯ごたえを味わえますよ。
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パリッと食感を味わえるのは、ひとくちめのほんの一瞬だけ。
口の中に入ってしまえば、あとはアツアツの生地がフワッと溶けてタコやダシの旨味がじんわりと味わえます。
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私が使っている鉄製のたこ焼きプレートは、一度で16個しか焼けないし、鉄製だから完全に熱するまでの時間や下準備もあります。
家族5人だとひとり3個ずつで、残り1つはジャンケン。
めっちゃくちゃ回転率悪いです!
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子ども
おかわり食べたーい!
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Rumi
え!待ってよ・・・。(汗)
こんな会話になってしまいますね。
下準備が短いフッ素加工の鉄板で作ったり、冷凍食品のたこ焼きのほうが、一度にたくさん作れてスピーディです。
でも、食べたときの食感を重視するなら、ゼッタイ鉄製!
時間にゆとりがある時こそ、鉄製のたこ焼きプレートにこだわってみて。
お店の味のようなカリッ!ふわっ!なたこ焼き作りにチャレンジしてみてくださいね。