「焼き芋屋さんのおイモが食べたい!」
蒸し器や低温調理器で蒸すことが多いですが、水から茹でる方法が手軽ですよね。
さつまいもの加熱方法はたくさんあります。
いろいろ試してみたけれど、やっぱり焼き芋屋さんには叶わないですよね。
「石焼き芋〜!」を待たず、おうちでカンタンに焼き芋を作る方法があります。
さつまいも専用のアルミホイルを使ってオーブントースターで焼くのです。
さつまいも専用の黒いアルミホイルを青果売り場で発見!
今回、焼き芋を焼くのに使うおイモは、鹿児島県産の安納芋です。
さつまいもの中で、スイートポテトのようにねっとりと柔らかく、これ1本でスイーツが完成しそうなくらい高糖度のおイモです。
そんな安納芋を優しく包み込む相方がこの子!
東洋アルミさんが製造する「石焼きいも黒サンホイル」です。
スーパーの青果売り場に並んでいる安納芋と一緒に、あわせ買いしてしまいました。
さつまいものコロンとしたデザインがキュートな黒いホイルです。
なぜ黒いのかというと・・・ホイルの熱の通りをよくするため。
太陽光を当てた虫メガネを黒い紙に当てると、燃えてしまう原理と似ていますよね。
※よいこは大人の人と実験してみてね。
こちらのアルミホイルを使って、焼き芋を焼いていきます。
オーブントースターを使って焼くだけでおうち焼き芋が作れる。
使い方はカンタン! おイモを包むだけ。
これをオーブントースターに入れて加熱しまーす!
アイリスオーヤマのこちらのトースターを、私は使っています。
このトースターは、スチーム機能付き。
写真左のポケットに水を入れて、ふんわりと焼き上げることができるかと思います。
パッケージの説明書きによりますと、 加熱時間は1000ワットで25分が目安。
このトースターは、最大1200ワットの電力で、900ワット、600ワット、300ワットと調整できます。
900ワットで加熱した場合、目安の時間より少し長めに加熱したほうがよさそうです。
ということで、最大15分加熱ができるダイヤルを2度回して、30分間加熱してみましょう。
同様に他の調理器具を使って、30分加熱をしたおイモと比較していこうと思います。
調理器具は、以下の蒸し器と低温調理器を使います。
蒸し器は、かもしか道具店の三とく鍋。
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低温調理器はサーモスのシャトルシェフ。
加熱し終えた3種類のおイモを食べ比べてみましょう。
黒いホイルとオーブントースターで作った焼き芋と他の加熱方法との食べ比べ
さて、焼き上がったさつまいもはどうなっているのでしょう?
実際に手で真っ二つに割ってみまーす。
素手で触るとメッチャクチャ熱いので、軍手を使うと楽チンです。
アルミホイルを軽く剥がすとプチッと皮が破れてしまい、ひょっこりと黄色いおイモが見えました。
破れた皮はパリッと芳ばしく、このまま食べても美味しそう!!
お待ちかね。真っ二つに割っていきましょう。
ゆっくり力を入れて、慌てない、慌てない。
「ねっちょ〜!」
という音が、気持ちよーく聞こえそうなくらい超柔らかな感触です。(変な表現でごめんなさい。)
見てください。
こしあんのようにきめ細かい、艶やかな光沢がある黄金色ですよー。
「バターだ!バター乗せたい!」
と慌てて冷蔵庫を開けたのですが、あいにく切らしていることに今気づく・・・(涙)
「ちっくしょー!」と泣く泣くあきらめたけれど、一欠片のバターのために、このホックホック感を逃すのは惜しい。
早速、ガブッとかぶりつこうではないか。
とそのまえに、他の調理方法と外観を比較します。
蒸し器で蒸した安納芋は、皮から中まで水分がジュワッと含んだ感じで、モチっとしたみずみずしさがあります。
低温調理器で加熱した安納芋は、蒸し器より水分が少なくモチっと感が抑えられます。
内部までしっかりと火が通ってて、どこから食べてもホクッとした食感が味わえます。
そして、黒いホイルとオーブントースターは、こちら。
モチっとしたみずみずしさとホクッとした食感を両方残し、裏ごしをしたかのように口当たりなめらかです。
蒸し器と低温調理器の加熱と大きく違う点は、皮を食べた時の食感。
水のチカラを使って加熱をしている蒸し器や低温調理器より、オーブントースターを使ったほうが、水分が少なくパリッとした感じです。
そのパリッとした香ばしい感じは、口の中に入れる前、真っ二つに割った時にも実感できます。
唯一焼くという調理法を使っているので、余分な水分を飛ばしたのもあるからでしょうか。
皮をむかず、丸ごとおイモを食べる私にとって、この調理方法が一番皮を美味しく食べることができました。
黒いホイルとオーブントースターで作った焼き芋は、皮まで食べれる美味しさ
美味しい焼き芋は、皮がパリッと香ばしく、中のおイモの繊維が壊れたかのようなねっとり食感。
黒いホイルとオーブントースターを使うと、カンタンに皮まで美味しく食べることができる焼き芋を作ることができました。
ホクホク感や甘み、みずみずしさが違ってて、調理法によっていろんな美味しさがあります。
- 黒いアルミホイルを使うことで、全体的にバランスよく熱を通した
- アルミホイルで包むことで、水分を閉じ込め蒸し焼き状態で加熱ができた
- 直接おイモに火を通さずアルミホイルを間に挟むことで、強火になりすぎず低温でじっくり加熱できた
黒いホイルとオーブントースターで美味しい焼き芋が作れた理由だと思います。
さつまいも専用のアルミホイルを見つけたら、さつまいもと一緒にあわせ買いして、おうちのオーブントースターで美味しい焼き芋を作ってみてくださいね。