カレーは日本でも大人気の料理。
カレーを食べると、いっしょにヨーグルトも食べることがありますよね。
カレーを作るおなべにヨーグルトを加えたり、カレーを食べたあとにヨーグルトを食べたり。
おうちでしている人も多いのではないでしょうか。
子ども
カレーとヨーグルトってセットで食べるとおいしいよね。
Rumi
こってりしたカレーとさっぱりしたヨーグルトは、相性バツグンだよ。理由を話すね。
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カレーにヨーグルトを加えるとおいしい理由
カレーのかくし味にヨーグルトを入れるおうちもあるかな。
なぜ、カレーのおなべにヨーグルトを加えるのか、理由があります。
- カレーの味をまろやかにする
- お肉をやわらかくする
カレーの味をまろやかにする
ヨーグルトには、カレーの味をまろやかにする役わりがあります。
カレーは、たくさんの種類のスパイスを混ぜて味が作られています。
ヒリヒリした辛いものや味を引き立てたり、香りやコクを強くするものがあります。
甘口・中辛・辛口のカレールウがあるのは、スパイスの種類や量を調節しているからです。
Rumi
ヨーグルトを入れると、スパイスの辛さをやわらげて、やさしい味のカレーになるよ。
お肉をやわらかくする
ヨーグルトには、お肉をやわらかくする効果があります。
ヨーグルトには、「プロテアーゼ」とよばれるたんぱく質分解酵素がふくまれています。
酵素(こうそ)のはたらきによって、たんぱく質が細かく切りはなされ、水分を閉じこめやすくなります。
お肉のせんいの中に水分が入りこむので、お肉がパサパサになりにくく、ジューシーな食感になります。
Rumi
とり肉とヨーグルトは相性が良いよ!ヨーグルトをつけこんだとり肉で作ったチキンカレーはおいしいね。
カレーを食べた後にヨーグルトを食べたくなる理由
子ども
カレーを食べた後ってヨーグルトが食べたくなるね。
Rumi
ヨーグルトにふくまれる乳酸菌(にゅうさんきん)がカレーを食べたあとのお手伝いをしてくれるよ。
- 消化を助けるため
- 口の中をさっぱりさせるため
消化を助けるため
ヨーグルトにふくまれる乳酸菌は、胃の調子を調えたり、胃の中の粘膜(ねんまく)を守るはたらきがあります。
カレーにふくまれるスパイスは、しげきが強く、おなかの中をビックリさせてしまうことがあります。
食べ過ぎてしまうと、胃もたれや胃が痛くなることもあります。
Rumi
乳酸菌は、しげきの強いスパイスといっしょに食べると、死んでしまうため、時間をずらして食べると効果が出やすいよ。
口の中をさっぱりさせるため
ヨーグルトには、お口直しの役わりがあります。
ヨーグルトの酸味や冷たさがカレーの味や香りを洗い流して、お口の中をすっきりさせるからです。
カレーを食べると、口の中にスパイスの香りがしばらく残ります。
そのままにしておくと、口の中で油のネバリやスパイスのニオイが気になったり、他のおかずの味と混ざってしまうことがあります。
ヨーグルトにふくまれる乳酸菌には、お口のネバリやニオイの原因になる菌を減らすことができます。
Rumi
カレーを食べた後にヨーグルトを食べると、カレーのニオイが少なくなり、お口の中がスッキリするね。
まとめ
カレーとヨーグルトの相性が良い理由についておはなししました。
- カレーを作るときヨーグルトを入れて煮るとまろやかになる
- ヨーグルトにふくまれるプロテアーゼにはお肉をやわらかくする効果がある
- ヨーグルトをつけこんだとり肉をカレーに使うとやわらかい
- ヨーグルトにふくまれる乳酸菌は、しげきの強いスパイスの効果を弱くする
- 乳酸菌には、口の中に残ったネバリやニオイを消す、お口直しの効果がある
子ども
カレーの日は、ヨーグルトもおねだりするね。
Rumi
カレーとヨーグルトをいっしょに用意して、食事に取り入れてみてね。
ご飯を食べた後は、ハミガキもおわすれなく。