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【ミニトマトの育て方】わき芽を取り除く理由。芽かきを忘れてしまったら失敗するかもと思ったほうがいいよという話。

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「ミニトマト栽培で芽かきが大事だけど、具体的に何すればいいの?」

芽かきとは、成長するミニトマトの茎から生える「わき芽」を取り除く作業のこと。

茎をまっすぐ伸ばしていくと、茎の側や付け根に、かわいらしい新芽が出てきますよね。

忘れてしまいがちですが、美味しいミニトマトの実を育てていくために、取り除く必要があります。

気温が上がるとともに、わき芽がどんどん増えてしまい、気がついたらミニトマトの木がジャングルのように生い茂っていたってこと、ありませんか。

わき芽が成長しやすい時期と梅雨の時期が重なるのもあり、いつのまにかわき芽でボーボーになってしまうと、ミニトマトの成長がうまくいかない場合もあります。

わき芽の成長はとても早くつい神経質になりがちですが、常に心がけておけば芽かきは難しい作業ではありません。

芽かきが必要な理由。忘れた場合は失敗しやすいの?

「せっかく新しく生えてきている芽をすぐに取り除いちゃうなんて・・・」

ミニトマトも含めて植物を育てていると、新芽が出てくることがなんだか嬉しいんですよね。

茎から赤ちゃんが生まれてきたかのようで、なんだか希望が湧いてくるのは、私だけなのか?

ミニトマトの栽培のゴールは、ミニトマトの実を収穫することです。

そのプロセスに、芽かきが必要なのです。

芽かきが必要な理由は・・・

  • 栄養が分散しすぎないように
  • 風通しをよくする
  • 病気や害虫被害を予防するため

芽かきをすることによって、ミニトマトが無事に成長するかが決まります。

芽かきを忘れるとこうなります。ドン。

青々と茂っているミニトマトの木。一見順調で、成功しているようにも見えます。

よく見てみると・・・葉っぱが黄色い。

枝分かれしすぎて、全体に栄養が回っていない証拠です。

枝の分岐が増えてしまうと、枝の強度が落ちてしまい、主茎が折れてしまうことがあります。

枝の強度が落ちるのは、ミニトマト木全体に適度な栄養が回っていないから。

強風で折れる場合もありますが、枝の分岐が多すぎて主茎に負担をかけてしまうこともあります。

気温が高く通気性の悪い環境は、ハダニが大好物。ハダニの被害にあったトマトの木はこちら。

わき芽がボーボーに生えてしまい、もっさりとしたミニトマトの木のままでいると、葉っぱが密集し合うことになります。

芽かきのし忘れで、

茎や葉が栄養不足になり木が弱くなる→全体の風通しが悪くなる→病気害虫の被害にあうことも・・・!

このような悪循環が生じてしまいます。

芽かきを始めるタイミングはいつからがいいの?

早速お答えしましょう。出てきたら、すぐ!

主茎と枝の間から、ちょこんとかわいらしい新芽が出たら、取り除いてOKです。

字のごとく、わき芽とは、茎の側や付け根の部分に生える芽(=脇芽)のこと。

ほったらかしにすると、ぐんぐん伸びていき、次第にミニトマトの木のカラダの一部と化してしまいます。

「ん?どれが茎でどれが枝なのか?」

分岐が増えてしまうと、枝が迷路のようにグルグルと飛び出てしまうため、不恰好な木になってしまいます。

わき芽は、気温が急に上昇する5月後半〜6月中旬ごろに著しく増えます。

ちょうど梅雨時なのもあり、ベランダ出るのがイヤになるんですよね・・・。

その間に急成長してしまうことがあります。

雨の日に芽かきをしていい?芽かきをするときのちょっとしたポイント

雨が降る日が続くと、なかなかベランダに出ないもの。

それでも、芽かきをしないといけないのか・・・と、思ってしまいますよね。

大丈夫です。雨の日に芽かきをすることは、あまりオススメできません。

雨の日に芽かきをすると、芽かきの切り口が乾きにくく、細菌が侵入しやすくなるためです。

芽かきは、カラッとよく晴れた日に行うこと。

葉っぱがカラカラに枯れてしまいそうだから、晴れた日に水やりをしますよね?

ミニトマトの水のやりすぎは厳禁。土がカラッカラに乾いたら、水やりをします。

水抜き穴から思いっきり水が流れるほど土の通り道を良くして、たっぷり水をあげます。

芽かきを行うのは、水やりを行う前。このタイミングを狙って、済ませておくと良いでしょう。

芽かきの方法は、わき芽を見つけたら清潔な手で一気に引っこ抜くだけ。

わずか数秒で終わる作業です。

ハサミを使いたくなりますが、ハサミの刃から細菌が侵入することがありますので、手を使ったほうが良いです。

芽かきをするとき、ついやってしまいがちな注意点があります。

手を使ってプチプチとリズミカルに取り除いていくことができれば、もうすでに慣れ始めていますね。

こんなときに陥りがちですが、芽かきをした芽で、主茎や枝の皮を剥いてしまわないように注意しましょう。

私も無意識のうちに、やってしまいました・・・。今年育てているミニトマトの葉が枯れてしまった原因のひとつかもしれません。

主茎は植物が成長するための大事な栄養が詰まった部分で、皮が厚く頑丈です。

皮に傷が付いてしまうと、茎の防御力が弱くなり、細菌が侵入しやすくなります。

手で切る場合は特に、力の入り方が一定ではないので、わき芽とは関係ない箇所の皮まで剥いてしまいがちです。

手で取り除くときは、わき芽の箇所に力を集中し、思い切って手早く切るように気をつけましょう。

まとめ

わき芽の取り方(芽かき)について、ご紹介しました。

私もミニトマトを毎年育てて、毎年1回は少なからず失敗しています。

数ある失敗の大半が、芽かきさえ怠らなければ・・・解決していたものも、実際に多いです。

チマチマした地味な作業ですが、美味しいミニトマトを収穫するための大事な作業です。

水やりをするときとワンセットに行うことを意識しておけば、芽かきをすることが当たり前のように思えてくるかと思います。

専門家でもベテランででもない人が書く記事ですが、次の成功へとつながる体験として、ほんの少しアドバイスをいたしました。

参考にしていただくと幸いです。

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