ミニトマトを常に野菜室に常備していないと落ち着かない3児の母、Rumiです。
4月の終わりにミニトマトの栽培について記事を書かせていただきました。
プランターを使わない方法、最強ですよ。
カゴメの「そのまま育てるトマトの土」を鉢として使って、カゴメの「こあまちゃん」という品種を育てました。
ぶどうのごとく、実がなるではありませんか。
ミニトマト栽培をした結果を、反省点とポイントを踏まえて報告します。
ミニトマトを初めて育てる方、来年こそ育ててみたい方。
おうちで作るのは少し時間がかかりますが、実がなった時の感動は大きいですよ。
もくじ
7月初旬の「こあまちゃん」の成長っぷりはこれだ!

2018年7月2日の我が家のミニトマトの様子です。
写真一面にミニトマトの実がずらりと並んでいます。


近くで見ると・・・グラデーションが鮮やか。
青から赤へと徐々に変化していっている様子がわかります。

下にも、トマトがちらほら。
無事に実まで成長することができましたが、ミスしてしまったこともあります。
ここまで成長するまでに、私が何をしたのかを反省点をつけて、今から説明していきましょう。
怠ってしまい反省。芽かきは、ミニトマト栽培で重要です。

半月前の話をします。こちらの写真は、2018年6月13日の成長の様子です。
うほほ!めっちゃ成長してる!
と思うかもしれません。
青々と成長しているのは喜ばしいことなのですが、危うく失敗しかけました。
なぜ失敗なのか?
こまめに「芽かき」を行っていなかったからです。

「芽かき」とは、茎と茎の付け根に生えてくるわき芽を取り除く作業です。
支柱が必要になるくらい成長したら、必ずマメに行いましょう。
梅雨で雨の多い時期なので・・・外に出たくないかもしれないけど、大切です。
雨が水やりしてくれるからって、つい安心してしまうと、私のような結果になります。
芽かきを忘れてしまうと、わき芽が成長してしまい、枝の分岐が増えてしまいます。

ほらほら、葉が黄色くなってる!
分岐が多くなりすぎて、栄養がうまく回っていない証拠です。
分岐を減らして、トマトの実に栄養が回るようにしなければなりません。


わき芽が成長してしまい、茎が太くなった様子です。
支柱をつけるのも遅れてしまい、茎が横へ横へと、変な方向に伸びてしまいました。
全体から見ると・・・なんか・・・不恰好です。(笑)

でも、実はしっかりとなっていたから、幸い。
芽かきを怠ると、トマトの生育に影響します。
実の大きさが不揃いになったり、小さなトマトのまま成長してしまうこともあります。
美容院でヘアカットをしに行くような感覚で、ミニトマトも定期的なケアが大切です。
芽かきを行うポイントは

カットする芽はこんなの。
生えてきたら、早いうちに摘み取ります。しっかりと洗浄した清潔な手で摘みます。
湿気が多いと病気になりやすくなります。
晴れた風の少ない日に行うようにしましょう。

キレイにカットできそう!と思い、ハサミを使いがちですけど、これはNG。
梅雨の時期、雑菌の侵入により病気になってしまうこともあります。
雑菌が繁殖しやすいため避けたほうがいいです。

手で不要な葉っぱを摘んだ結果、こんな感じになりました。
大きな葉っぱと化してしまったわき芽も、思い切ってカットしました。
支柱の上の部分、スカスカです。
芽かきをマメに行えば、縦へ縦へと茎が伸びていき、ピンと美しいトマトの木に成長したのに。
芽かきの有無で、美しいトマトの木ができるかどうか、大きな差が出ます。
コツコツと。歯磨きやお風呂など、いつもしていることと同じように、トマトの木を眺めて。
わき芽が出ていないかを確認してくださいね。
追肥しましたか?週に1度の追肥で実がどんどん成長する

おっと・・・もうひとつ。
ミニトマトをすくすく成長していくためにすること、それは追肥です。
実をたくさん作るために、より多くの栄養や水分が必要になります。
青い実がつき始めたら、化成肥料を株元に与えるか、希釈をした液体肥料を与えます。

後者の希釈をした液体肥料を、私は使っています。

週に1度、水やりをするときにキャップの半量加えます。
1000倍希釈が目安なのですが・・・ごめんなさい。面倒くさくって正確に計ってません。
目分量ですが、まぁ・・・なんとかなってます。(笑)

普段通り水やりをしましょう。
葉っぱや茎はジャーっと濡れる程度で、あとは根元をめがけて、私は与えるようにしています。
液体肥料を使う方は、「いつ追肥したっけ?」と忘れてしまいがちなので、カレンダーに丸つけておくなど、しておくといいですね。

追肥をして1週間後の様子がこれ。
キレイな赤色になりつつあります。早く食べたい。

さらに、4日後がこれ。めちゃめちゃ真っ赤っか。
先端の小さかったトマトも、少しずつ大きくなっています。

わぁ、こんなところにも。
不恰好に枝分かれをした我がトマトの木も立派に実をつけています。

収穫。やったー!
ヘタと茎の間が柔らかく、指を摘まんだだけでポキっと折れてしまうものは、実が十分に熟したトマトです。

まだまだ成長段階のトマト君たち。こんなにたっぷり。
サンサンとお日様の光を浴びて、真っ赤になるんだぞー。
失敗しないミニトマトの栽培をもう一度おさらい
初心者だけど・・・大丈夫!(筆者は、ミニトマト栽培歴2年目です(昨年は失敗))
ミニトマトをうまく成長させるためのポイントをおさらいします。
- 苗が伸び始めたら、早めに支柱を立てて茎を固定しましょう
- 芽かきをマメに行いましょう
- 芽かきは、ハサミを使わずに清潔な手で摘みましょう
- 晴れた風のない日に芽かきを行いましょう
- 液体肥料を使うときは、週に1回を目安に追肥をしましょう
- 化成肥料や液体肥料の使用分量を守りましょう
- たっぷりと水をあげて、うまく成長することを見守りましょう
こ、これは、ミニトマト製造機なのか?!
というくらい、ミニトマトを上手に育てることができたら、買いにいく手間が省けます。
うちの子たちは、まだまだ手がかかる年齢で、偏食気味・・・。
食べれる野菜が限定されてしまうので、栄養価が高く食べやすいミニトマトが重宝します。
お弁当のスキマを埋めるのにも欠かせません。
「あ、ミニトマトがない!」
と、今までミニトマトひとつのために、わざわざスーパー行ったりしていました。
でも、おうちでミニトマトを作ってうまく成長させることができたら、安心して子どもとの時間を過ごすことができます。
ミニトマトが常におうちにあるって、こんなに幸せなことなんですね。
プランターなしで簡単に始めることができるミニトマト栽培。
ミニトマトがないと落ち着かないママさん、ミニトマトが大好きなお子様と一緒に楽しく育ててみてくださいね。
使用した土はこちらです
使用方法を守り、気軽な気持ちで楽しんでくださいね。
芽かきと追肥をお忘れなく。
私が使っていた土は、ロハコで購入した限定パッケージです。
2018年3月〜4月にかけて限定販売しておりました。
人気商品で数限りがあります。来年も販売されることをお願いしつつもご購入はお早めに。
「こあまちゃん」の栽培記録(2020年版)はこちら。
「こあまちゃん」の栽培記録(2019年版)はこちら。
カゴメブランドの生鮮トマトも美味しい。
トマトソースを使ったレシピはこちら
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