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ベランダ菜園で使った土を捨ててはいけない。ミニトマトの土の再利用の手順と後作に適した野菜と根菜類を育てた例。

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ベランダで育てるプランター菜園のお悩みで、一番大変なことは、

「使った土を、これからどうすればいいのか?」

ということではないでしょうか。

プランターでの栽培は、気軽に始めることができるけど、使った土そのものをゴミとして処分することはできません。

Rumi

土は大事な資源です。ゴミに出したり公園などに勝手に捨てることはゼッタイNG!

こちらの記事は、使用したミニトマトの土の再利用手順を書いています。

再利用した土で後作をしてみた私の体験談とあわせてご覧ください。

天日干しをします。連続した晴れた日に作業をすることをオススメします。

ミニトマトの土を再利用するための手順

ミニトマト栽培で使った土と道具の用意

2020年に袋栽培を終えたミニトマトの土(2021年撮影)

こちらは、ミニトマト栽培で使用した16リットルの土。

こちらの2袋を使って手順を紹介いたします。

ミニトマトの土を再利用(2021年撮影)
土を再利用するために用意する道具
  • ふるい
  • 園芸シート

Rumi

簡易的なプラスチック製のふるいをわたしは使用しています。

園芸シートは、こちらを使用。(レジャーシートなどで代用可能)

ミニトマト栽培で使った土の再利用をするための手順

STEP1
粗い目のふるいに土を入れて分類

ふるいの網の目は、10mmと4mmに切り替え可能。

最初は、10mmの粗い目を使い、土と不要物に分類していきます。

たくさん入らないので・・・少しずつ。メッチャクチャ根っこが絡みついています。

根っこの部分に土が溜まります。スコップで根を切らないよう優しく土を落としていきましょう。

こんな感じで別れていきます。

網には、育てたミニトマトの枯葉小石袋のプラスチック片などが残りました。

これらを取り除きます。

※プランターに鉢底石を敷いている場合、石を別に分けておきましょう。

STEP2
細かい目の網に変えて再び土を分類

10mmの網の目で分類された土は、こちら。少し・・・小さな根が気になります。

ふるいの目を細かい目の4mmに切り替え。

10mmの網の目で下に落ちた土をもう一度ふるっていきます。

さらに、小さな根や小石が残りました。これも取り除いておきます。

STEP3
黒いポリ袋に入れて熱湯をかける

2回ふるいにかけた土がこれ。大きな茎やザラザラした根が取り除かれ、サラッとした肌触りになりました。

こちらが、2回ふるいをかけた、およそ30リットルの土です。

根やゴミなどが残っていないかを、よく混ぜてもう一度確認

ここから、日当たりが良い場所へ移動。

黒いポリ袋の中にふるいをかけた土を入れます。

ポリ袋の大きさは、45〜70リットル程度の大きめのほうが使いやすいです。

やかんにお湯を沸かし、ふるいをかけた土にまわしかけます。

土全体に熱湯が行き渡るほど水が必要なので、大きめのやかんが良いでしょう。

軽く袋を傾けて、全体にお湯が回っているかを確認。

※ヤケド注意!お湯が袋から流れ出ることがあります。ハダシで作業を行わないこと!

袋の口をキュッと縛って日当たりの良いところ5日間放置。

熱湯のチカラとおひさまのチカラで消毒していきます。

STEP4
再生材を加える

5日間放置した土に、再生材を加えます。

古くなった土と混ぜ合わせるだけの土が園芸店に販売しております。

再生材を加える分量は、消毒した土の10%

目分量で私は加えていますが・・・(超アバウト)、

30リットルの土を再利用する場合、2リットルのペットボトル1本半の土が必要になります。

さらに5日間、日当たりのいい場所で放置します。ちょっとめんどくさいけど、もう一息!

さらに5日後の土がこちら。

「ちょっと湿気っているのが気になるな・・・」

というときは、園芸シートに土を広げて、天日干しをしてから使い始めると良いでしょう。

以上の手順で、土を再利用していきます。

ミニトマトの後作によい野菜とよくない野菜は?

ミニトマトの後作に良い野菜
  • ネギ(ユリ科)
  • ブロッコリー(アブラナ科)
  • キャベツ(アブラナ科)

Rumi

後作に良いと言われている野菜の一例です。ベランダの広さ、プランターの大きさ、食べる人の嗜好などと相談して後作を決めましょう。

ミニトマトの後作に良くない野菜

ナス科の野菜

(トマト・ナス・ピーマン・唐辛子・ジャガイモ)

トマトは、ナス科の野菜です。

ナス科のトマトの栽培を終えた後、トマトを含め、同じナス科の野菜を同じ土で育てることはおススメできません。

同じ土で作り続けると、連作障害を引き起こすことがあります。

Rumi

ナス科の野菜は、ナスの他に、ピーマン唐辛子

意外ですが・・・ジャガイモも、ナス科の野菜です。

ナス科の野菜を育てた後、ナス科でなければ、他の野菜を育てることができます。

同じナス科を次に育てたい場合、少なくとも3年、間隔を空ける必要があります。

ミニトマトの後作にハツカダイコン(ラディッシュ)を育てるわたしの例

  • 4月〜8月は、ミニトマト
  • 9月〜12月、3月〜6月は、ハツカダイコン

という流れで、私は再利用してきました。

ハツカダイコンで使用した土は、消毒して他の野菜の栽培に使うこともあれば、使わないまま休ませたり。

毎年ミニトマトを育てるために土の購入を繰り返すと、

土ばかり増えます・・・!

土の再利用後作のことを考えながら、土を購入しましょう。

ハツカダイコン(ラディッシュ)は、ブロッコリーやキャベツと同じアブラナ科

同じ仲間ですが、トマトとの相性は100%良いわけではありません。

ハツカダイコンを後作で育てるメリット
  • 初心者も気軽に育てやすい
  • 省スペースでプランター菜園に最適
  • 栽培期間が1ヶ月〜2ヶ月と短い
  • トマトの栽培が終わった時期の気温に適している
  • 実が膨らまなくても葉が成長すれば食べることができる

可食部が地上で育つキャベツやブロッコリーとは異なり、ハツカダイコンは根菜類。

2020年夏に、2019年のミニトマトの土を使って、育てたハツカダイコンがこれ。

Rumi

なんとか無事に収穫することができましたが、膨らまなかったものもあります。

青虫が大量発生して大失敗したものも・・・。

消毒が不十分だったり、前作の根が残ったままで育てると、害虫被害を起こす可能性が高くなります。

コンパニオンプランツにするなど、ちょっとした工夫も大切ですね。

使った土は捨てないで。土を再利用して後作を計画してみよう。

「たくさんミニトマトが実って、育てるの楽しかった〜!」

黄色い可愛らしい花を咲かせ、真っ赤な実がたくさん実るミニトマト栽培。

少しだけの間、家族が一人増えたような気持ちで、大事に大事に育ててきたと思います。

使い終えた土を、再び土として利用するまでが、ミニトマト栽培です。

ミニトマトもハツカダイコンも、コンパクトな野菜

土の栄養の無くなりは、大きなトマトや大根と比べて小さいです。

安心して次の野菜が成長するために、土壌消毒が大事です。

Rumi

ご紹介した方法を忘れず、必ず再利用の準備をしておきましょうね。

※「捨てられる土」を捨てる前提で使用する場合、可燃ゴミの対象になるか、お住いの自治体の規定を確認してからお使いください。

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