「ヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトを作れたら、脂肪分の少ないヨーグルトが食べられるのに。」
っていう疑問について、実際に実験してみます。
ヨーグルトメーカーで推奨している「牛乳」は、成分無調整牛乳。
健康を意識して、牛乳の代わりに豆乳を飲まれている方も多いですよね
「ヨーグルトメーカーで自家製豆乳ヨーグルトを作ると、味はどうなの?」
と気になり、作ってみることに。
Rumi
2023年現在、豆乳ヨーグルトが作れるヨーグルトメーカーも多く販売されています。豆乳ヨーグルトが作れないヨーグルトメーカーで実験したことがあるので、お伝えします。
豆乳ヨーグルトが作れないヨーグルトメーカーで作った場合
豆乳は、めいらくさんの「スジャータ 無調整有機豆乳」を使用しました。
種菌は、明治さんの「LG21 」です。
Rumi
豆腐も作れる豆乳と言われているほど、とろんとしてて濃厚な味わいの豆乳です。
ヨーグルトメーカーは、TO-PLAN(トープラン) さんの「ヨーグルトファクトリー( TKY-41)」を使用しました。
※こちらのお品は、現在生産終了しております。現在、カスピ海ヨーグルトが作れるタイプがあります。
牛乳パックを直接機械にセットできるタイプ。
トリセツを確認したところ、豆乳を使ってよいか書かれていません。
Rumi
こちらのヨーグルトメーカーは、成分調整牛乳を使っても問題なく固まりますが、成分無調整牛乳を強くおススメしています。
豆乳は、黄色がかった白色の液体が特徴。
種菌を加えるときは、100ml豆乳をを減らし、直接牛乳パックへ。
その後、ヨーグルトメーカーへ入れて、成分無調整牛乳と同様、8時間〜10時間を目安に温めました。
出来上がったものがこちら。
絹ごし豆腐のような見た目と香り。
Rumi
上澄み液(ホエー)の量が、成分無調整牛乳で作ったときより、多く感じます。カレースプーン1杯分くらいあるかな。
すくってみると、市販のヨーグルトのように、ぷるんとうまく固まっています。
色といい、香りといい、まさに豆腐のようです。
一見しっかりと固まっているように見える豆乳ヨーグルト。
容器に注いでみると、豆腐のような柔らかいカタマリから、一気にぐちょっと壊れてしまいました。
Rumi
豆腐をマッシャーで潰したような脆いヨーグルトです。
チカラを加えるとボロッと壊れてしまい、崩れの粗い白和えのようになりました。
食べてみると、
酸っぱい豆腐でした。
蜂蜜をたくさん入れると、酸っぱさが和らいで、完食することができました。
牛乳で作ったヨーグルトを日頃食べていると、豆乳で作ったヨーグルトは少し違和感を感じてしまうかもしれません。
Rumi
豆乳でヨーグルトを作ることができました。けど、味に関しては好き嫌いが分かれます。
豆乳ヨーグルトが作れるヨーグルトメーカーを使用した場合
私事なのですが、2022年に7年使ったヨーグルトメーカーを、買い替えました。
2023年現在、コイズミ(小泉成器)さんのヨーグルトメーカー(KYG-0800)を使用しています。
Rumi
こちらのヨーグルトメーカーは、豆乳ヨーグルトを作ることができます。
2018年の実験から5年が経ち、新調したヨーグルトメーカーで、豆乳ヨーグルトを作ってみました。
こちらのヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトを作る場合、付属品の専用容器で作ります。
豆乳は、めいらくさんの「スジャータ 無調整有機豆乳」、
種菌は、明治さんの「LG21 」を、引き続き使用します。
トリセツには、豆乳720mlに対し、種菌80mlと記載されています。
Rumi
種菌のヨーグルト飲料の内容量が100mlなので、わたしは豆乳700mlに減らし、種菌を全量加えています。(トリセツ読め~w)
専用容器を使用する際、あらかじめ熱湯消毒が必要です。詳細はこちらの記事をご覧ください。
メニューボタンから、「豆乳ヨーグルト」にランプを合わせ、スタートボタンを押します。
Rumi
コイズミさんのヨーグルトメーカーでは、豆乳ヨーグルトを5時間で作ることができます。
豆乳700ml、種菌100mlで作った豆乳ヨーグルトの仕上がりは、こちら。
絹ごし豆腐のようにみえるのは、以前の実験と同じ。
Rumi
上澄み液(ホエー)の量が、あまり多くないです。保温時間が短いからかもしれません。
すくってみると、こんな感じ。
成分無調整牛乳で作ったヨーグルトのように、ぷるんとうまく固まっています。
豆腐のような色と香りで、どちらかというとおぼろ豆腐のようにゆるく柔らかめです。
冷蔵庫で冷やすと、ますます豆腐っぽい。
豆乳ヨーグルトが作れるヨーグルトメーカーで作ると、
豆腐っぽい香りとのど越し。やや酸味がありますが、決して酸っぱくありません。
Rumi
牛乳で作ったヨーグルトと味やクセが異なりますが、ほんのり甘みがあって美味しいです。
ハチミツをかけると、豆腐っぽい香りやクセが消えて、スイーツのように味わえますよ。
豆乳ヨーグルト機能のついたヨーグルトメーカーを使おう。
豆乳ヨーグルトをヨーグルトメーカーで作ると、
固まっているように見えますが、脆くゆるい仕上がりのヨーグルトになります。
盛り付けたときやスプーンですくうと、崩れやすく、潰した豆腐のようです。
豆乳ヨーグルト機能のないヨーグルトメーカーでも、豆乳ヨーグルトを作ることができますが、
失敗ナシに美味しく作るには、豆乳ヨーグルト機能の付いているヨーグルトメーカーを選んだほうが良いです。
Rumi
保温時間を長くなると、ホエーが増えて酸味が増してしまいます。豆乳ヨーグルト機能がついているものは、時間や温度を合わせてくれるので、失敗しにくいです。
豆乳ヨーグルトは、牛乳で作ったヨーグルトより、香りにクセがあり、ザラっとした食感なので、好き嫌いがあります。
けど、食べ続けていくうちに、豆乳ヨーグルトの美味しさが次第に分かってくるかと思います。
Rumi
豆乳ヨーグルトが作れるかは、ヨーグルトメーカーの機種によって異なります。
トリセツを見て判断し、廃棄を避けること前提に、作ってみてくださいね。
豆乳ヨーグルトが作れるヨーグルトメーカー3選
こちらの記事もあわせて