シャトルシェフをご家庭で使おうか迷っている方へ。
シャトルシェフを4年使った私が、シャトルシェフの欠点を紹介します。
少ないエネルギーで余熱調理をするシャトルシェフは、普段使っているお鍋やフライパンと調理法が異なります。
違いがあるからこそ、デメリットを知っておくことは重要!
あらかじめデメリットを知っておけば、「買って失敗した・・・」を防げます。
シャトルシェフの欠点を正直に言いましょう
デメリットを挙げると、7つ。
- 長時間放置ができない
- 煮汁が必要
- 調理時間が長く感じる
- 火力の強い料理に向いていない
- 場所を取る
- 切り込み作業が必要
- 価格が高い
長時間放置ができない
シャトルシェフは、長時間放置ができません。
火をかけず、6~8時間放置することが可能ですが、あくまで目安です。
放置する時間が長くなりすぎると、内部温度が下がり、中身が腐ったり、食中毒の原因となる場合があります。
たっぷりの量を作ったときは、再加熱して食べ切るか、早めに別容器に入れて保存する必要があります
Rumi
シャトルシェフは家電製品ではないため、再加熱はアナログです。ホットクックなら、最大10時間保温可能です。
煮汁が必要
シャトルシェフを使う時は、具材が隠れるくらい煮汁が必要になります。
調理するときは、最低2人分以上の分量を作る必要があります。
ガスを使わず、余熱で放置するお鍋なので、具材に対しひたひたの水分がないと、具材全体に熱が通りにくいです。
調理時間が長く感じる
シャトルシェフは、低温調理な上、余熱のチカラで長い時間を使うため、全体の調理時間が長く感じてしまうことがあります。
分量を増やしても、沸騰調理時間、保温加熱時間は変わりません。
たっぷり作ったほうが光熱費を抑えられますが、調理鍋へ入れてよい分量の上限を見落としがち。
保温できる中身の分量の上限は、調理鍋の容積に対し、8分目まで。
Rumi
具材や水を調理鍋に入れ過ぎてしまうと、加熱ムラができたり、正確に保温調理ができなくなる場合があります。必ず、分量と時間を守りましょう。
こちらの記事の実験では、電子レンジで蒸かしたおイモは5分に対し、シャトルシェフで蒸かしたおイモは35分です。
火力の強い料理に向いていない
低温でじっくりと火を通すため、強い火力で一気に仕上げる料理には使えません。
油を使った炒め物や焼き物、フライパン調理が多い場合、シャトルシェフの調理方法に慣れるのに時間がかかるかもしれません。
また、シャトルシェフは、沸騰したときの熱と保温の熱を利用して閉じ込めるしくみです。
油をたくさん使った揚げ物をシャトルシェフの調理法で行うと、発火の恐れがあり厳禁です。
Rumi
1人ずつオムレツを焼いたり、チャーハンを作ることが我が家もよくあるけど、シャトルシェフで作るのは厳しいですね。
場所を取る
シャトルシェフを棚に収納すると、こんな感じです。
- 本体寸法:幅30センチ×奥行24センチ×高さ24センチ
- 重さ:2.6キログラム
- 調理鍋最大内径:19.5センチ
キッチン台の引き出しから出す時、「ちょっと重い・・・」と感じることがあります。
シャトルシェフの保温容器は、厚い断熱材で覆われています。大きくて重く、持ち運びや収納に不便です。
Rumi
いつのまにか、台の上に置きっぱなしです・・・。
切込み作業が必要
シャトルシェフは、加熱時間を節約してくれるお鍋です。
けど、残念ながら、下ごしらえの時間は節約してくれません。
煮込み料理となると、包丁で切ると硬い根菜類の材料が多くなります。
Rumi
少ない火力で食材を柔らかくしてくれるけど、柔らかくしてくれるまでの準備が長いのです・・・
価格が高い
型番 | KBJ-3001 | KBJ-4501 |
---|---|---|
価格 | 11000円(税込) | 13200円(税込) |
人数 | 3~5人用 | 4~6人用 |
容量 | 2.8リットル | 4.3リットル |
カラーデザイン | レッド/クールグレー | レッド/クールグレー |
シャトルシェフは、一般的な鍋に比べてかなり高価です。
シャトルシェフKBJシリーズの価格を、上の表にまとめてみました。
シャトルシェフは、人数関係なく1万円以上するお鍋。
もし使うのをやめてしまったら・・・購入したことを後悔してしまうかもしれません。
他の型番も同様です。詳細は、公式サイトをご確認ください。
シャトルシェフを購入して失敗しやすい人
私が思うに、シャトルシェフを購入して失敗しやすい人は、このような方です。
- 終日家を空けることが多い人
- 待つのが苦手な人
- こってりした料理をよく食べる人
終日家を空けることが多い人
例えば、10時にシャトルシェフで仕込みを終え、家を空ける場合、
18時までにご自宅のキッチンへ戻り、火をかけて、再加熱を開始しなければなりません。
シャトルシェフの保温時間、6~8時間はあくまで目安です。
料理の内容や水分量・季節などによって、中身の傷みやすさは異なります。
8時間以上放置すると、内部温度が低下し、食材を腐らせてしまったり、食中毒の原因になる恐れがあります。
長時間放置する場合、食べる前に再加熱をしましょう。
待つのが苦手な人
シャトルシェフは、余熱のチカラを利用してじっくりと熱を通していくお鍋です。
先ほどのおイモの例のように、短時間で済む調理が1時間近くかかる場合があります。
「早くご飯を食べたい。」、「自炊する時間を短くしたい。」人は、向いていないかもしれません。
低温調理の途中に、自己判断でふたを開けて保温を中断したり、保温時間を早めてしまったら、中まで完全に火が通っていないまま口にしてしまう恐れがあります。
加熱不十分の鶏肉を口にするのは、食中毒の危険度が高まります。必ず加熱時間を守ってください。
こってりした料理をよく食べる人
シャトルシェフの得意メニューは、水分を多く含んだ煮込み料理です。
フライパンを使って短時間で火を通す焼き物や炒め物、揚げ物を好む方は、シャトルシェフに慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
油の多いフライパン調理と使い方も大きく異なるため、合う合わないがあるかと思います。
それに、たくさんの煮汁を使って低温で熱を通すため、仕上がりがサラッとした感じです。
ラグーな味や煮詰めた仕上がりを好む方は、シャトルシェフの味付けが物足りなく感じるかもしれません。
シャトルシェフを使うのに向いている人
シャトルシェフを使うのに、向いている人はこのような人。
- スキマ時間をうまく利用したい人
- 素材の味を楽しみたい人
- 煮込み料理が好きな人
- 根菜類を積極的に摂取したい人
- 家電調理が苦手な人
- お手入れを最小限にしたい人
スキマ時間をうまく利用したい人
調理中に何か他のことをしたい方は、ほったらかし調理ができるシャトルシェフがおススメです。
シャトルシェフで仕込みを終えると、お鍋から離れることができます。
お鍋の中身だけでなく、ガスの点火の様子を見る必要もなくなります。
他のメニューを作ったり、他の家事をするだけでなく、キッチンから離れたり外出することも可能です。
ほったらかし調理中に、ブログを書くこともできますよ。
素材の味を楽しみたい人
シャトルシェフは、余熱のチカラでじっくりと火を通すお鍋です。
途中で火力を調整したり、時間をかけてグツグツ煮込んで調理しないので、煮崩れが起こりにくいです。
素材本来の風味や旨味を生かしながら、味を染み込ませることができます。
私の主観なんですが、シャトルシェフは、しっかり味を付けるよりも、素材の風味や食感を活かすことを重視している感じがします。
煮込み料理をよく作る人
煮込み料理をよく作る方は、シャトルシェフも是非仲間に入れてください。
シャトルシェフのお鍋は、保温容器とお鍋が二重になってる真空断熱構造で、熱を逃しません。
高い保温力でアツアツの状態を長時間キープできるので、ジワジワと素材に火を通していきます。
Rumi
IHにもガスにも、カセットコンロにも。さまざまな熱源に対応しています。
根菜類を積極的に摂取したい人
根菜類は、下ごしらえが大変だけど、じっくり煮込むと、柔らかくホックホクで美味しいですよね。
食物繊維やビタミンC、カリウムなどの栄養価が豊富で、お肉やお魚のオトモに積極的に摂りたいですね。
根菜類と言いますと、シャトルシェフは、ほっこりしたおでんの大根との相性もバツグン!
もちろん、ほったらかし調理で、煮込むのが面倒なおでんを完成させることができますよ。
家電調理が苦手な人
シャトルシェフは、保温機能や自動調理機能などのない、調理器具です。
アナログ操作なのは、デメリットのように聞こえますが、家電製品のボタン操作を覚える必要がなくなります。
Rumi
機械オンチのわたしは、シャトルシェフ派です。
お手入れを最小限にしたい人
シャトルシェフのお手入れは、フツウにお鍋洗うのと変わらないです。
ガスコンロの上で調理するより、保温容器の中に調理鍋を入れて完結させるため、ガスコンロがあまり汚れないです。
炊飯器や電子レンジ、ホットクックなどの電気調理や圧力鍋の場合、細かい付属品もお手入れすることになります。
シャトルシェフは、細かいパーツがなく、洗い物が少ないのでラクちんです。
Rumi
あえていうなら、食洗機対応になると助かります・・・!
シャトルシェフに向いているメニューの例
シャトルシェフは、水分の多い料理が向いています。
- 煮物(野菜の煮物、魚の煮つけ、煮豆など)
- 汁物(スープ、ポトフ、豚汁など)
- ルー・ソース(カレー、シチュー、ミートソースなど)
- 蒸かしイモ(さつまいも、じゃがいもなど)
- 蒸し料理(茶碗蒸し、蒸し鶏、ローストビーフなど)
- ご飯もの(白飯、ピラフ、炊き込みご飯など)
- ジャム・コンポート
シャトルシェフは、エコで美味しい保温調理器ですが、嗜好やライフスタイルによって合う合わないがあります。
使い方に注意して、かしこく選びましょう。
シャトルシェフのデメリットを理解して、メリットを最大限に活かすことができれば、快適な調理ライフを送ることができますよ。
Rumi
シャトルシェフは、夏はキッチンが暑くならないし、冬はほっこりと温かいものが食べられて大活躍!
シャトルシェフに料理をお願いしたらブログを書いて収益化!
家事や子育てに忙しいあなたでも、ブログで自分の時間を作ることができます。
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