「おにぎりにふりかけを使うとき、混ぜるのか?かけるのか?」
で言い争っているのは、我が家だけでしょうか?
おにぎりに包むものは、ラップだとかアルミホイルだとか、
おにぎりの具材は何が好きだとか、
おにぎりの海苔はパリパリ派?しっとり派?だとか、
いわゆる「おにぎり論争」が絶えませんが、自分なりにこだわりを持ちたくなるほど、おにぎりって奥深いメニュー。
我が家でよく常備しているふりかけは、「ゆかり」の兄弟でおなじみ、三島食品さん。
混ぜて食べても美味しいし、そのままかけても美味しいから、おにぎりにすると、どのように味が変わるのか。
気になって、今回食べ比べてみた次第です。
三島食品のふりかけをまぶしたおにぎりと混ぜたおにぎりはこれ!
ふりかけ6兄弟でおにぎりを握った完成系はこちら。
写真左がご飯の上にふりかけたおにぎり、写真右がご飯とふりかけを混ぜ込んだおにぎりです。
あ、Rumiさん、あかりとかおりの位置が反対・・・。
ゆかりが長女で、かおりが次女で、あかりが三女じゃなかったけ?(余談)
と、言うのは置いておいて、
今回使用したふりかけは、言わずと知れたロングセラー。
「ゆかり」のふりかけでおなじみ。三島食品さん。
人生の中で1回は、どこかで食べたことがありますよね?
ふりかけのパッケージ裏面を見ると・・・混ぜ込むタイプのふりかけは、6種類のうち4種類。
ゆかりやかおりのように、最初からふりかけに塩味が含まれていたり、うめこやひろしのように、具材が大きめなのが特徴です。
一方、あかりは、ご飯にふりかけて食べるタイプのふりかけ。
ピリ辛の明太子味で、明太子を炒ってプチっと固い粒のような食感が特徴。
焼きたらこのプチッと感を生かすには、直接かけたほうが良いという見解です。
2022年2月に新発売したかつおは、食べ方の記載がありません。
かつおぶしのような外観で、ふわっとご飯に乗せたくなりますが、食べたときの食感はパリっと香ばしいですよ。
三島食品のふりかけ6兄弟のおにぎりを作るときのパターンと特徴
おにぎりを作るとき、2パターンのふりかけの使い方で握りました。
- ご飯にかけたおにぎり
- ご飯と混ぜたおにぎり
ご飯にかけたおにぎり
こちらは、ふりかけをご飯にかけたときのおにぎり。
ふりかけの粒がはっきりして色鮮やかですね。
ふりかけをおにぎりにかけて握った場合、表面にしか味が付かないのがデメリット。
ほんの少し、ご飯にお塩を足しておくと、中身が薄くなりにくいです。
ふりかけにも塩分が含まれるので、お塩を加える際は、控え目に。
おにぎりにふりかけを振りかけるタイミングは、白いおにぎりを握った後。
上から、ふりかけを置くようにかけます。
表をかけたら、裏返しにして裏も同様に。ふりかけを表面のみに集中させます。
ご飯が冷めると、ふりかけが付きにくくなるため、ラップやホイルで包むときに手で軽く握ってご飯にふりかけを付けるとよいでしょう。
ご飯と混ぜたおにぎり
混ぜ込んだ場合のおにぎりがこちら。
ご飯とふりかけが均一に混ざているので、どこから食べても同じ味がします。
作り方は、深めの容器にご飯とふりかけを入れて、ふりかけがご飯と均一になるよう混ぜ込みます。
ふりかけをご飯に混ぜ込む場合、食中毒の原因になる空気が入りやすいため、あたたかいうちにサッと混ぜる程度で終わらせてください。
混ぜ込んだご飯を握って完成です。
混ぜ込みおにぎりの場合、複数の味を作ると、容器がたくさん必要になるし、ふりかけがこびりついて、おにぎり型も都度洗うことになります。
では、食べ比べ。
三島食品のふりかけ6兄弟をおにぎりで食べ比べた味の感想
ご飯の上にまぶしたおにぎりは、表面に色を塗ったかのようにはっきりとした外観。
表面にまぶすことで、ふりかけの風味を丸ごと味わうことができます。
ふりかけのかかっていない白い部分まで、一気にガブっと食べたくなるのがわたし流。
ふりかけがまぶしてある部分だけを先に食べて、後にふりかけのかかっていない白い部分を食べて、2通りのおにぎりの味を楽しんで、大冒険するのもあり。
混ぜ込みご飯のおにぎりの場合、味が均一に行きわたっているので、味がまろやか。
どこから食べても、同じ風味なので、最初から最後まで美味しく味わうことができました。
次は、ふりかけの種類別で比較。
赤しその色や香りがスッキリとした「ゆかり」は、まぶすことでシソの酸味を一度に贅沢に!
混ぜ込むと、シソの香りが優しく広がり、ほんのりと残る酸味がさわやかですね。
夏バテして食欲がないときに、何個でも食べたくなります。
青じその色をそのままふりかけにした「かおり」は、スーッとした清涼感があります。
表面に集中してかけることで、青じその薬味っぽさがUP!
やや塩味がきいたふりかけなので、混ぜわせることで青じそ風味や塩味が控え目になり、優しい味に変化します。
ガッツリしたお肉料理や魚の煮つけなど、濃い味付けのおかずと相性抜群!
ピリ辛たらこの「あかり」を、初めて食べたとき、想像以上に辛い。
表面に集中してふりかけると、ますますピリッと感がUPしますが、明太子を食べてるみたいで、やみつきです。
混ぜ合わせると、表面にかけるより、やや辛さは抑えられますが、たらこのプチっとした感じを味わうのなら、直接かけると美味しいですよ。
梅を大きく切ってカリカリにした「うめこ」は、梅を丸ごと楽しめるふりかけ。
おにぎりにすることで、カリカリからフニャっとやわらかくなります。
「名称:まぜご飯の素」ですが、表面にかけて食べると、また違った味。
形状が大きいので、梅の固さが残り、ソフトな食感を楽しめます。
混ぜ込むと、しっとりと梅が柔らかくなるので、梅の香りと酸味がまんべんなく味わうことができます。
食べたときの塩味が控え目ですので、梅の味をしっかり味わいたい方へおススメ。塩味が欲しいときはお好みで加えておこう。
広島県の広島菜の素材をそのまま生かした「ひろし」。シリーズの中で、初の男性名で話題になりましたね。
うめこと同じ「名称:まぜご飯の素」ですが、ふりかけて食べても美味しい!
広島菜の彩りがキレイですし、シャキッとした歯ごたえも味わえます。
混ぜあわせたおにぎりでは、しっとり広島菜と程よい塩味との相性が良くて、バクバク食が進みます。
このまま熱いお茶をかけて、お茶漬けにしたら美味しい味です。
そして、2022年2月に新登場の「かつお」。開けたときのかつおの香りが良い感じ!
おかかのふりかけのようにザクザクした食感ですが、おにぎりにすると、しっとり柔らかく変身。
表面にかけると、鰹節の旨味がビッシリしてて白いご飯とよく合いますよ。
混ぜ込むと、かつおのザクっとした食感が和らぎますが、後からほんのりと感じるかつおの旨味や香りがよいです。
あっさりめのおにぎりになるので、どんなおかずとも相性抜群です。
6兄弟から好きなふりかけをみつけてお好みの食べ方で食べてみよう
三島食品さんのふりかけ6兄弟をおにぎりにして食べ比べてみました。
同じふりかけでも表面だけかけるのと混ぜ合わせることで、味や食感に違いがあり、合計12パターンの味を楽しむことができておもしろかったです。
あなたのお気に入りの兄弟はどれかな?
今日の気分に合わせて、あなたの好きなふりかけ兄弟を選び、お好みの食べ方でお楽しみくださいね。
おにぎりとあわせて、おかずも一緒に食べよう!