「主婦は365日休みがない」
よく言われている言葉ですが、「休んではいけない」って誰が言った?
もしかしたら、周囲の行動に気を遣いすぎてしまい、「休みがない」というのを自分で作り出しているのかもしれない。
家事や子育てをするのは、主婦の仕事として当然だと思っている方は、決して読まないでくださいね。
もくじ
今まで私が週末を苦痛に感じた2つの理由
かつての私も、週末が苦痛で仕方がありませんでした。
私が週末を苦痛に感じなくなったのは、2017年にブログを始めたのがきっかけ。
本当に、ごく最近のことなのです。
終末を苦痛に感じる理由は2つ。
1.子どもを遊びに連れて行かなければならない
週末だからどこか遊びに連れて行く、長男が幼稚園の時はその気持ちが強かったです。
「週末に遊園地に行ったよー!」という話題作りのためでしょうか。
週末に、「誰と、どこで、どのように過ごして、何を得た」という事実を、同じ子育てをしているママに発信しないといけないと思っていたのです。
それが、子どものためにも子育てしていくためにもプラスになると思っていました。
子どもから、「●●ちゃん、昨日遊園地に行ったんだってー、いいなぁ。」と言われ、なぜうちは休日どこも行かないの?と遠回しに言われた気分でした。
ママ友同士でも「終末の過ごし方」の話題はよくありました。
その話題作りのために、自分達が置いていかれそうな気持ちになったこともよくありました。
「子どものためにおでかけしなければならない。」
「その話題についていけない私は、つまらない人間なんだ。」
「子どもが外出できないのはかわいそうなことなんだ。私はダメ母なんだ。」
そう追い詰めてしまう時期もありました。
2.働いていない自分は家事をするべきだ
その一方で、「専業主婦だから家のことをしなければならない」という強迫観念もありました。
家に人がいる限り、部屋の中は散らかります。洗濯物が溜まります。もちろん、食事も必要です。
この終わりのなさが「休みがない!」を作り出しているんだなと感じます。
会社と学校がお休みのとき、夫や子どもは好きなことして過ごしているのに・・・
「なぜ私ばっかり!」と思うこともありました。
家事を分担できているご家庭もたくさんある。
けど、これはすべてのご家庭で当てはまるわけではありません。
夫には仕事を優先させたい
その気持ちもあり、家事のほとんどは私が担っています。
その思いが私の中にも強くあった反面、
「私は専業主婦だから仕方がない・・・仕事してないし家事と子育てはしっかりやらないとね。それが仕事だもの。」
と諦めの気持ちもありました。ここまでくると完全に思考停止状態ですよね。
専業主婦の私が「週末を苦痛」と感じることで家族に影響があった話。
家にいるときの私と言ったら、本当に”無言の圧力”がすごくて家族にとって居心地悪かったんだろうということを、今になっても覚えています。
「せっかくの休みなのに、Rumiの顔色を伺わなければならないから苦痛だ・・・」
夫や子どもの言い分はこれ。彼らは、何も言わずに不機嫌そうにしている私の顔に耐えられなかったのです。
苦痛なのは私だけではなく、無意識に私は苦痛であることを家族に伝染させていたのです。
週末を苦痛に感じたことで不満が溜まってしまい、笑いたくても笑えない・・・
もう、我慢の限界だったのでしょう。
この感情、声に出さなくてもヒシヒシと周りに伝わるものがあり、自然と家の中をギスギスとさせていました。
それがいけなかったのか終日大げんかしてしまい、夫や子どもにとっての貴重な休日を潰してしまった!という罪悪感だけが残ってしまいました。
子どもと、家族と楽しく休日を過ごしたかった。
家事をして、妻の役割を成し遂げたかった。
これが私が思っていた気持ちなのに、一切誰にも伝えずにケンカで終了してしまった。
ここまでくれば、本末転倒もいいところですよね。
夫も子どもも私も週末を苦痛に感じないために、どうすればいい?
家族が許す範囲で、自分の好きなことをする!
結論から言いますと、これに限ります。
家事を完璧にして身の回りを綺麗にすること、
美味しい料理を作って家族を喜ばせること、
週末家族で仲良くお出かけすること、
「終末〜に行ったよ!」と誰かに話すこと、
私自身も夫も子どもも本当に望んでいることなのか?
まずは、そう自分に問いかけてみてください。
・・・実は、そうではない!
と思ったら、あなたが週末にするべきと思っていることは、確実に間違っています。
主婦だから母親だから仕事をしていないから、休んではいけないのか?
そんなことはありません。
確かに、人と関わる以上、他人の目が気になります。
奥さまの間でお付き合いがあるのと同じように、夫も子どもも会社や学校と異なる場所でお付き合いがあります。
あなたの前では見せない他の顔を、相手に見せています。
それは、とてもエネルギーを使うことでしょう。
平日、人のために使い切ったエネルギーを、休日に家族のためにまた使う。
そうなると、せっかくの休みなのに休んだ気になれずに、また人のためにエネルギーを使う5日間が始まってしまいます。
あなたが知らない場所で知らない人のために使った顔と、おうちで休む時の顔を使い分ける時間が必要だ。
そのために、自分の好きなことをする時間を作るのだ。
最終的に、その考えにたどり着いたのです。
家族皆が楽に過ごしていれば、休日に対する満足度が上がる
「夫と子どもがちゃんと休めているなら、それでいいや〜!」
スウェット姿でポテチを片手に、マンガやスマホを見るのに休みを使いたい夫、
わざわざ遠出して疲れて帰らなくても、近所の公園の大型遊具で満足できている子ども、
本人が満足しているのなら、わざわざお金をかける必要ない。
ちゃんと休めているじゃん。
休むのは自分自身なのに、人に気を遣う必要は全くないのです。
あなたが「しなければならない」と考えなくてもいいのです。
家族のことを気にしなくなってから、記事を書く時間が増えました。
空いた時間にブログネタを探しそのための料理を作ったり、夫と子どもが他の遊びに没頭している合間にしれ〜っとグルメを楽しんだりする余裕もできました。
外出や外食をするにしろ、完全に家族と別行動なこともよくあります。
ただ、ブログ運営をスタートし始めたら、ブログは遊びではないという意識が高まりました。
部屋の周りの生活感が写真に写ってしまわないよう掃除が欠かせなくなりました。
我が家のライフスタイルをベースにしているからです。
ブログが仕事という意識になると、家事をすることが苦痛だなんて思わなくなりました。
義務感ではなく、目的を持っているから。
人のために休んでいるのではない 自分のために休もう
「Rumiさん家って、週末何して過ごしているの?」
「休日の過ごし方」について人から訊かれたら、自分や我が家のことを大きく見せないで正直に話すようにしています。
「何をしようかなと思うだけで、休日終わっちゃうんだよね。」
と濁すことが、最終手段です。この回答が最強の武器だと勝手に思っています。(笑)
共感する人もいますし、合わないと思えば近寄らなくなりますので。
誰かのためにお休みを過ごすなんて、非常にもったいないことですよ。
誰もが休んでいい、自分が楽しければいい!
それでいいじゃありませんか。
それに気づかせてくれた夫や子どもに感謝しています。
皆が笑って毎日過ごせられるよう、私も(せめて)家の中では笑っていようと思います。
家事が気になってしまい休むに休めないと気になるあなたに。
家事に対してこだわりを持っている方も多いのではないでしょうか。 週末が苦痛になってしまった原因の大半は、「家事の分担」です。 「きちんと私は家事をしているのに、まわりはきちんとしてくれない。」 このようなお悩みを持っている方は、もしかしたら家事に対しての意識のズレが原因なのかもしれません。 詳しくは、夫と子どもと過ごす週末を喧嘩で終わらせないために、家事の「しないことリスト」を作ったほうがいい。をご覧ください。 「あー!また恐怖の週末がやってくる!」 家事や子育ての負担が降りかかってきて、「私ばかり、なんで?」という考えでした。 最終的に、ブログを書いて自分の時間を増やすということで落ち着きました。 家事をしながらブログを書くのではなく、ブログを書くために家事をするという考えに切り替えたおかげで、当ブログも3年目になります。 専業主婦がブログを始めたほうがいい理由をワードプレス歴2年目の私が教えるよ。で書いたように、家事や子育てだけでなく、人との付き合い方や自分の趣味など、すべてが発信源になります。 専業主婦がブログで発信すると、こんなに良いことがあるよということを書いています。 どうぞ、ご覧になってみてください。 「まごころ365」は、エックスサーバー ワードプレスデビューはしたものの・・・ 「アクセスがいまひとつなんだよね。」 という壁にぶち当たることがきっとあるでしょう。 サイトの表示速度やユーザーの離脱は、アクセスに大きな影響を及ぼします。 そんなお悩みをフォローしてくれる「エックスサーバー エックスサーバーのメリットをお伝えします。 サーバー利用で困ったときは、メールやお電話で優しくサポートしてくださいます。 ワードプレス歴2年の管理人も、ラクラクと使いこなすことができました。 快適なブログライフを提供してくださり、いつもありがとうございます。 こちらの記事を読んで、ブログについて詳しく知りたくなった方は「ブログ初心者がワードプレスで失敗しないサーバー選び。表示速度と安定性重視が成功への近道。」をご覧ください。有意義な週末を過ごすために、家でお金を稼ぐというのも一つの選択です。
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