「ベビーリーフ」というお野菜を知っていますか?
子ども
よくスーパーにならんでるね。色や形の違う小さな葉っぱがたくさん入ってて、キレイだよー!
Rumi
名前のとおり、ベビーリーフは、葉っぱの野菜の赤ちゃんだよ。小さいのに栄養がたっぷり入っているよ。
お肉やお魚にそえると見た目がオシャレになるだけでなく、体の成長を助ける栄養もたっぷり!
ベビーリーフを毎日のご飯に取り入れると、良いことだらけ!ベビーリーフにふくまれる栄養素とその効果についておはなしします。
ベビーリーフとは?どんな野菜が入っているの?
ベビーリーフは、いろいろな小さな葉物野菜がミックスされたもの。
種をまき、芽が出て10日~30日くらいの間に収穫されます。
ミックスされている野菜には、みんながよく知っている野菜の他にハーブという香りのある野菜もあります。
野菜の色や形、栄養素の種類、量によって、ベビーリーフの栄養価が決まります。
Rumi
日本では、30種類以上の野菜がベビーリーフとして使われるよ。主にどんな野菜があるのか、くわしく見ていきましょう。
- ルッコラ:ハーブの一種。ごま油の香りがして少し苦みがある
- 水菜:京都でよく食べられる野菜で、シャキシャキした食感の細長いのが特ちょう
- グリーンロメイン:あまみがあり、しっとりとした食感
- チコリー:葉の中に赤みがある。独特の苦みがある
- グリーンケール:キャベツみたいな味がするよ。歯ごたえもあり食べやすいよ。
- スイスチャード:フダンソウという野菜の改良品種だよ。鮮やかな緑色にくきの赤色がきれいだよ。
- ロロロッサ:縮れたようなプリーツ状の赤茶色の葉だよ。やわらかくて食べやすいよ。
子ども
サラダの中の細長い葉っぱ、ルッコラって言うんだね。辛くていつも残しちゃう・・・。
Rumi
加熱すると辛さがやわらぐけど、生で食べたほうが栄養がたくさんとれるよ。少しずつなれていこう。
ベビーリーフの栄養を教えるよ
ベビーリーフにふくまれる野菜の栄養は、こちら。
- カルシウム:骨や歯を強くする
- 鉄:血液を作ったり酸素を運ぶ
- カリウム:血液の流れを調整する
- ビタミンC:皮ふをキレイにするのを助けたりかぜをひきにくくする
- βカロテン:皮ふや目をじょうぶにしたり、悪い物質から体を守る
- 葉酸:血液を作ったり細胞の働きを助ける
子ども
カルシウムや鉄、ビタミンCなどが多いんだね。
Rumi
ビタミンCはレモン、カリウムはじゃがいもやバナナ、カルシウムは牛乳、鉄はほうれん草、βカロテンはニンジンなどにふくまれているよ。
ベビーリーフのよいところは他にもたくさん
ベビーリーフは、栄養だけでなく、他にも良いところがあるよ。
- 生で食べることができる
- ほうちょうを使わないで食べることができる
- たくさんの種類の野菜を食べることができる
生で食べることができる
ベビーリーフは、袋を開けたら、そのまま生で食べることができます。
ほうちょうを使わないで食べることができる
ベビーリーフは、小さな野菜の葉を集めたものなので、ほうちょうを使わず、カンタンにあつかうことができます。
洗って、水気を切るだけで、そのまま使うことができます。
大きな葉が入っていることもあるから、食べやすい大きさにちぎって、盛り付けてくださいね。
Rumi
サラダやスープ、パスタなどに乗せると、オシャレだね。もりつけに時間がかからないよ。
たくさんの種類の野菜を食べることができる
ベビーリーフは、さまざまな種類の野菜やハーブが入っているため、たくさんの種類の野菜を一度で食べることができます。
ベビーリーフにふくまれるケールは、野菜の王様とよばれ、特に栄養価が高いです。
Rumi
いろいろな野菜にビタミンやミネラルがふくまれ、体の調子を調えたり、元気な体作りを助けるのに役立つよ。
まとめ
ベビーリーフの正体と栄養についておはなししました。
- ベビーリーフは、野菜の種をまき、芽が出て10日~30日で収穫された野菜
- 日本で食べられるベビーリーフは、30種類もの野菜がある
- ベビーリーフには、カルシウムや鉄、ビタミンCなどがふくまれる
- ベビーリーフは、加熱で栄養がなくなりやすいので、生で食べたほうがよい
- ベビーリーフはほうちょうを使わず、洗うだけで料理ができる
- ベビーリーフは、一度で何種類もの野菜の栄養をとることができる
子ども
うーん、ちょっと苦い葉っぱもあるけど、食べてみるよ。
Rumi
生で食べると、苦かったり辛く感じることもあるよね。ソースたっぷりのハンバーグのトッピングなど、こってりした料理といっしょに食べると食べやすいよ。
ベビーリーフを使って、いつものメニューをオシャレな一皿にしてみて。
栄養もいっしょにたっぷりとってくださいね。