「今日のご飯、唐揚げがいいよー!」
揚げ物が多いご家庭にとって、一番めんどくさいことと言えば、油の処理ではないでしょうか。
子どもの嗜好を考えて、揚げ物率高い我が家。
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お困りママ
活性炭オイルポットを使うとキレイな状態で油を使いまわせるかしら?使った後の酸化やニオイ、気になるし。
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Rumi
活性炭オイルポットは、使った油の汚れやニオイも濾過することができるから、酸化を抑えることができます。
活性炭オイルポットを使うまで、私は揚げ油を牛乳パックに入れ新聞紙に吸わせて捨てていました。
面倒な時は、お惣菜を購入することもしばしば・・・。
自分で揚げ物を作って、使った油を繰り返し使うことが経済的な方法。
活性炭オイルポットを使った結果、油がどれくらいキレイに使いまわせるのか検証しました。
揚げ油は使い捨て派だった私が購入。活性炭オイルポットはこれだ。
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購入したオイルポットは、「富士ホーロー」の活性炭オイルポット。
どっしりとした寸胴鍋のよう。
上から下まで一直線の円柱型の形で、ででーんと大きい容器です。
レッドとホワイトの2種類のお色がありますが、私は清潔感のあるホワイトをチョイス。
汚れてしまったらすぐに掃除ができて、どんなキッチンにも馴染みやすいのがホワイトのよいところ。
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持ち手のところにぎゅーっと手がすっぽり入って安定感があります。
オイルの最大容量は、たっぷり1.5リットル。
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直径は、約16cm。
存在感のある造りの正体は、この大きな直径にあります。
ここまで広ければ、油を流したときに溢れにくくて安心。
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ポットの付属品はこちら。左下にある袋の中にあるのが活性炭フィルターです。
活性炭オイルポットには、活性炭フィルターが付いている。
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袋を開けると、白い不織布素材の活性炭フィルターが入っています。
小さな深皿のような形で、横に振るとシャカシャカと音がします。
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活性炭フィルターのセットは、とてもカンタン。
ステンレスのワクをポットに乗せ、さらに活性炭フィルターをセットするだけ。
ワクの中にフィルターがピタリとおさまります。
かっちりとしたステンレス製のワクは、酸化や熱に強く、油を綺麗な状態に保ってくれます。
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フィルターを置いた後、 こし網を乗せたら、セット完了。
では、さっそく揚げ物を作って、効果を確かめてみましょう。
活性炭オイルポットで唐揚げの油を濾過した結果
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新しい油を使って、鶏肉のから揚げを揚げています。たっぷり鶏肉500g分~。
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使用後の油はこちら。色が変わってドロッとしています。
オイルポットに濾過する前に、油の温度が必ず150℃以下に下がるまで待ちます。
調理を終えて10分〜15分くらい経って、濾過するとスムーズです。
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濾過するときは、ゆっくりゆっくり。こぼさないように。
重さ約3kgで、注ぎ口の付いていない「ル・クルーゼ」の鍋ですが・・・
ポットの口が大きいおかげでラクに油を注ぐくことができました。
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網の部分に揚げカスがたまります。
そのまま放置したくなりますが、捨てておいたほうが再利用するときに衛生的。
鍋の底に沈んでいる天カスは少ないように見えますが、意外とたくさんたまっています。
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濾した油はこんな感じ。お鍋の油に比べて色が薄くなり、沈殿物が何も残っていません。
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無色透明な使用前の油、ろ過していない使用後の油、オイルポットを使用した油を比較。
全く調理に使っていない油は、無色透明。
ろ過していない使用後の油は、揚げカスが残り、粘りのあるやや濃い黄色。
オイルポットを使用した油は、サラッと透き通った薄い黄色。
濾すのと濾さないとでは、油の見た目だけでなく、粘りにも差があります。
オイルポットの中の油を使いまわし、オムレツを焼いてみる
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オイルポットは、鉄のフライパンの「油返し」で、残った油を流すのに便利です。
油返しとは、多量の油を鉄のフライパンに入れることで、表面に油をコーティングさせることです。
油返しをせず使い続けると、鉄のフライパンの場合、焦げ付きやすくなります。
鉄のフライパンを愛用しているならば、オイルポットを持っていたほうがいいです。
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オイルポットに濾過した油で焼いたオムレツはこちら。
1回濾しただけだけど、新鮮な油と使ったときと変わらず。
ベタ付いた感じではなく、サラッとした焼き上がりです。
- 気泡が出る
- 色が濃くなる
- 火の通りが悪くなる
- 油臭いニオイがする
- こってりした味がする
- カラッと揚がらない(揚げ物の場合)
味や香りに関しては、新鮮な油を使用した時より口まわりにベタ付く感じがするけど、あまり気になりません。
フライパンにしっかりと油が馴染み、卵がくっ付くことなくオムレツを焼くことができました。
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Rumi
キレイなオムレツを焼くには、テクニックだけでなく油返しの油も重要。油をケチらず、きちんとオイルポットを使いましょう。
買わなかったことに後悔。今やキッチンの目立つところに。
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「よいオイルポットを使えば、油の酸化は抑えられる!」
もっと早く買えばよかった・・・と少し後悔。
オイルポットを持つデメリットは、
古い油の使い回しによって生じるニオイや酸化です。
このデメリットをカバーできるのが、活性炭フィルターです。
- 油を使い回すことができ経済的
- フライパンの油返しをするときの油受けになる
- 揚げ物を繰り返す際、油の継ぎ足しが少量で済む
油のニオイや酸化を防ぐことができれば、オイルポットを持つのはメリットの方が多いです。
大きな口で油を注ぎやすく、どっしりとしてて倒れにくい造り。
必要なときにさっと握れる大きな取っ手。
キッチンの中心においても生活感を感じさせないデザイン性。
油処理が嫌で嫌で揚げ物をすることから逃げていた私に、いつでも揚げ物をしていいんだよー!ときっかけをくれるものになりました。
お惣菜の揚げ物もとても美味しいのですが、おうちで揚げ物をする日を増やして子どもたちを喜ばせようと思います。
一家に一台!活性炭オイルポット。