ル・クルーゼVSシャトルシェフ!おでんの大根が美味しく煮えるお鍋はどっち?食べ比べると分かる、味や食感に大きく異なる点があったこと。

「大根まるまる1本あれば、何を作る?」

という質問があれば、迷わず「おでん!」と答えたくなる。寒い冬になると、おでんの大根が美味しいですよね。

おでんの大根は、おでんそのものの美味しさを決めると言ってもよいほど、キラリと主役を飾ります。

できるのでしたら、中までしっかりと味が染みてほっこりと柔らかく短い時間でご家庭で作りたいもの。

美味しいおでんの大根を作るお助けサポーターとなる存在が、おでんを煮る道具であるお鍋です。

煮込み料理でよく使っている我が家のお鍋は、ル・クルーゼシャトルシェフ

「おでんの大根がおいしく煮ることができるのはどっちだろう?」

と気になり、実際に作ってみた結果を検証していきます。

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おでんを作るのに大活躍!煮込み料理で人気のお鍋たちはこちらです。

  • ル・クルーゼ
  • シャトルシェフ

2つ並べると、おひさまのような明るいオレンジ色が、ぅう・・・眩しい!

煮込み料理が美味しく煮えるお鍋として大活躍中の彼らですが、使い方が全くと言って良いほど異なります。

使用しているルクルーゼは、ココットロンド22cm。使用歴11年ですが、まだまだ元気。

何重もの重なったどっしりした厚みあるホーロー鍋なので、熱伝導が高く、調味料が均一に染み込みやすくなります。

お鍋の中に熱をじんわりと閉じ込める鋳物のお鍋で、旨み栄養分をしっかりと引き出し、アツアツの状態を保ちますよ。

使い方の詳細はこちらから。

意外と知らない?ル・クルーゼの使い方とお手入れ方法。重曹を使って鍋底の焦げを一掃させる。

2018-09-27

シャトルシェフは、容積4.3リットル’(4〜6人用)を使用。

使用歴1年半ですが、もっと早く買えばよかった思うほど重宝します。

というのも、加熱調理の大半が火を使わないほったらかしの状態。余熱のチカラを利用して具材に火を通します。

ガス代の節約になるし、子どもが小さい時とか火の元を気にしなくて良いし、焦付きなどの失敗が少ないから大助かりです。

使い方の詳細はこちら。

シャトルシェフの使い方を間違えてはいけない。保温調理器が食中毒の原因になるのか、ほったらかしの時間にかかっている。

2019-10-04

おでんの材料と作り方は?

おでんの主役は、この子。小ぶりの大根を1本用意して、半分ずつ使用しました。

皮をむき2cmの厚さの輪切り、直径が大きいものは半月切りにしました。

煮くずれ防止に面取りをして角を除いた後、20分間たっぷりの水で下ゆでをしておきました。

こんにゃくは、半丁のものを2袋用意。

普通に1丁買って分ければいいのに・・・と思ったのですが。(笑)

比較をするという意味を込めて、2袋用意。

食べやすい大きさに切っておきます。

沸騰したお湯でさっと湯通しをして、ニオイを落とし、冷ましておきましょう。

ゆで卵は4個。皮をむいたら、各お鍋で2個ずつ使用します。

同じ個数をそろえて、下ごしらえをした具材を2セット用意。

もちろん、おでんでおなじみの練り物たちも、同じメーカー同じ数で準備をしました。

申し遅れましたが・・・今回おでんで使用する具材は、以下のもの。

  • 大根
  • こんにゃく
  • 煮込みちくわ
  • 色串天
  • ごぼう天
  • 餅巾着
  • ひら天
  • がんも

※練り物は、さっと湯を通し油抜きをしておくと良いでしょう。

おダシは、おでんの素売り上げNo1!ロングセラーのエスビー「おでんの素」を使用します。

1リットルのおでんの素を沸騰させて、下ごしらえをした具材3種(大根・こんにゃく・卵)を投入。

さらに沸騰したところで、練り物も投入!中火10分間煮込みます。

10分煮込んだら、火力をダウン。ここからが分かれ道。

  • ル・クルーゼは、落し蓋をして弱火
  • シャトルシェフは、調理鍋の火を止め保存容器に入れて放置

どちらも90分、このままの状態にしておきます。

※ル・クルーゼの蓋を閉めて煮ると、ふきこぼれてしまいます。蓋をしないで煮込みましょう。

補足
おでんの作り方は、各お鍋の公式サイトのレシピとは異なります。

ルクルーゼ公式のおでんのレシピはこちら

シャトルシェフ公式のおでんのレシピはこちら

 

煮込み終えたル・クルーゼとシャトルシェフのお鍋を見てみよう。

うわぁお!両サイドから、おでんのいい匂いがします。

並べてみると、ん?間違い探しか?!

どちらも、さほど変わりないように見えますが・・・。近くから見てみましょう。

ル・クルーゼで90分間弱火で煮たおでんがこちら。弱火で煮込んだもあり、水分が減ってしまいましたね。

最初に大根を入れたもので、鍋底に近い場所にあります・・・。探してみましょう。

ん?先に卵が出てきましたが・・・あら、つぶれちゃいました。

元からヒビが入っていたかもしれませんが、お鍋の中がちょっとでして。

大根がなかなか見つかりません・・・。ちょっと待ってください。

おまたせ、見つかりました。

カドにくっきりと丸みができてて、味が染みてそうなくらい黄土色っぽい茶色に染まっています。

ぎゅーっと栄養を閉じ込めてるようなプリプリ感で、ひとくち食べると・・・ジュワッとおダシが出てきそうです!

一方、シャトルシェフで90分間放置されたおでんはこちら。

おダシが練り物に吸い込み、ルクルーゼで煮たより、具材がひとまわり大きい感じです。

底が深い鍋なので、具材の密度にゆとりがあり、あっさりと大根を見つけることができました。

煮崩れをしておらず、やや薄い茶色透き通った感じです。

ちなみに卵はこんな感じ。つるんとキレイな状態でつかむことができました。

写真左:ル・クルーゼ 写真右:シャトルシェフ

器に盛り付けて並べてみると、こんな感じ。

見た目の色は、ル・クルーゼのほうが濃く、味がしみているように見えます。

写真左:ル・クルーゼ 写真右:シャトルシェフ

まな板に置いて、横から並べたのがこれ。

どちらもキレイな丸みがあり、スポンジのように味がしっかりと染みた茶色。

あえて言うなら、具材の間隔にゆとりがあったシャトルシェフの方が、形が大きく見えて、煮崩れが少ないですね。

写真左:ル・クルーゼ 写真右:シャトルシェフ

カットしてみると、どちらもお箸がスーッと通ります。真っ白の生の大根とは全く異なる色と柔らかさです。

染み具合を細かく言うと、

  • ルクルーゼは、ホロっと崩れたかのような染み方
  • シャトルシェフは、大根のシャキッと感を少し残した染み方

です。

ルクルーゼで煮た大根をひとくち食べると、水分がジュワッと口に残り、ほっこりと柔らかい食感。

ほんのりと甘みがあって、大根独特の香りがやや抑えられています。

シャトルシェフで煮た大根は、大根のシャキッとした食感を残した柔らかさ。

大根本来の香りがほんのりと残っており、素材の味を損なわずにおダシとうまく調和しています。

結果、どちらも美味しいけれど、味や食感に違いがあった。

繰り返し、結果をまとめましょう。

食感は、

  • ル・クルーゼは、ほっこり食感のおでんの大根
  • シャトルシェフは、シャキッと食感のおでんの大根

が出来上がりました。

味は、

  • ルクルーゼは、甘みがあって大根そのものの香りが控えめ
  • シャトルシェフは、大根本来の味や香りがし、素材感重視

という結果です。

味の染み込み具合や美味しさは、特に優劣はありません。

おでんの大根は、「味が染み込めば美味しいもの」って思っていたのですが・・・

お鍋を変えるだけで、素材の活かし方食感がこんなに変わってしまうものなんですね。

ほっこり派?シャッキリ派?あなたはどっちの大根がお好みですか?

美味しいおでんの大根を求めて、あなたにあったお鍋を見つけてみてくださいね。

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