アツアツのおでんやホカホカ肉まん、食べたくなる今日この頃。
何か困ったことがあれば、とりあえずコンビニでお買い物。
今すぐ欲しい便利な商品を取り揃えているコンビニですが、季節問わずどの世代からも支持されている商品があります。
そう、野菜スティック。シャキッとした生野菜に、こってり濃厚な味噌マヨネーズが付いています。
おにぎりやからあげ、カップラーメンなどのお供に、低価格で手軽に食べれる副菜として人気です。
帰宅の遅い夫の夜食として、子どもの食べこぼしが少なくて済む野菜料理として、我が家もコンビニ野菜スティックが大活躍です。
実は、この野菜スティック、大手コンビニ3社(ファミリーマート・セブンイレブン・ローソン)で販売されていますが食べ比べてみると、ちらほら違いがあることに驚き!
「たかが野菜スティック、どこも一緒じゃん。」
ではありません。3社のコンビニ野菜スティックを実際に食べ比べてみて、その違いを検証していきます。
コンビニ3社(ファミマ・セブン・ローソン)で購入し並べてみたよ。
ということで、ある晴れた日の昼下がり、3社のコンビニをハシゴして買ってきました。
写真左から、ファミリーマート(以下ファミマと略)・セブンイレブン(以下セブンと略)・ローソン。
ファミマとセブンは1店舗目、ローソンは4店舗目まで粘った結果、無事入手できました。
店舗によって差がありますが、私が購入した時は、残数1〜2つしかない店舗が多かったです。
売り切れてしまう前にご購入はお早めに。
袋を開けると、じゃーん!
何の変哲もない野菜スティックですが、包装しているケースから違いがあります。
上から見た様子です。
- ファミマとセブンは、野菜スティック直立して詰めてあるカップ型のパッケージ
- ローソンは、野菜スティックを横倒にして並べているトレイ型のパッケージ
開けるとこんな感じ。
ファミマとセブンは蓋が付いていましたが、ローソンは蓋なし。
ファミマは、味噌マヨが入ったケースが野菜スティックのカップの蓋の役割をしています。
セブンは、小さな蓋付き容器が大きなカップの中に直接添付されており、ローソンはトレイの済みにカップが添えられています。
値段を比較すると、
- ファミマは、239円(税込258円)
- セブンは、230円(税込248円)
- ローソンは、230円(税込248円)
※2019年10月現在
ファミマがわずかながら9円高いという結果。いずれも200円代で購入できるのはどれも同じ。
2019年10月5日(土)に購入した3社の野菜スティック。消費期限を比較すると
- ファミマは、製造年月日と消費期限を両方記載。消費期限は、購入から翌日午後8時まで。
- セブンは、製造年月日の記載なし。消費期限は、購入から2日後の午前7時まで。
- ローソンは、製造年月日の記載なし。消費期限は、購入から翌日午後11時まで。
購入日から、消費期限の長さを算出すると、長い順に
セブンイレブン>ローソン>ファミリーマート
ちなみに、購入した時間のタイミングや順番で差がありますが、あくまで購入日に在庫として置かれていると仮定しておきます。
※消費期限は品質の安全を保証する期限の目安です。冷蔵保存をし開封後お早めにお召し上がりください。
コンビニ野菜スティック3社の中身の観察と栄養表示を比較
ファミリーマート
「味噌マヨ」と記載し、親しみやすい感じ。全体的にスティックが太めです。
上から見た様子。食べ応えがありそうな大きな角切りのスティック。
キャベツも芯に近い部分が入ってて、パリッとしています。
何かをすりおろして加えたようなざらっとした感じの味噌マヨ。
唐辛子のつぶつぶが良いアクセントです。
- 熱量:153kcal
- 蛋白質:1.7g
- 脂質:13.0g
- 炭水化物:7.1g
- 食塩相当量:1.4g
製品に含まれるアレルギー物質は、小麦・卵・大豆・りんご
糖質と食物繊維の記載なしで、炭水化物として記載。
※炭水化物は、糖質と食物繊維の合計です。
セブンイレブン
「味噌マヨネーズで食べる野菜スティック」と商品名を記載し、誰でも手に取りやすそうなパッケージ。
味噌マヨネーズカラーの丸い図形の中に「味噌マヨネーズ」という文字を目立たせています。
ファミマと比較すると、1本1本ちょっとスリムな感じ。
女性や子どもの口にも合わせやすく、食べやすそうなスティックです。
どろっとした濃い色のソース。ややツヤ感があり、味噌に含まれる麦っぽい繊維がうっすら見えます。
- 熱量:131kcal
- 蛋白質:1.7g
- 脂質:12.1g
- 炭水化物:4.6g(糖質:2.9g 食物繊維:1.8g)
- 食塩相当量:1.3g
製品に含まれるアレルギー物質は、卵・大豆
炭水化物量と、糖質、食物繊維の表示の内訳も記載されています。
ローソン
3社のなかで唯一、はっきりとした違いを見せているローソン。
トレイ型のケースだけではなく・・・味噌マヨにも注目!
なんと、ラー油入り。
そのうえ、保存料・合成着色料不使用とも明記。書かれていると安心感がありますよね。
太さは、ファミマと同じくらい?やや太めで食べ応えがありそうなスティックです。
野菜の彩がはっきりとしてて、みずみずしさがあります。
ソフトクリームのように渦を巻いてキレイな形をキープした味噌マヨ。
ツヤ感と唐辛子らしき赤い粒が見えます。ラー油を入れることで旨味も辛さも倍増したのでしょうか。
- 熱量:159kcal
- 蛋白質:2.1g
- 脂質:14.6g
- 糖質:4.0g
- 食物繊維:1.4g
- ナトリウム:490mg
製品に含まれるアレルギー物質は、小麦・卵・大豆・りんご
炭水化物という記載ではなく、糖質と食物繊維を分けて記載されています。
ナトリウム含有量490mを食塩相当量に換算すると、490×2.54÷1000≒1.2gです。
※食塩相当量で使用する2.54(g)とは、ナトリウム換算係数です。
食塩に含まれる塩化ナトリウム(NaCl)の分子量58.5gからNaの原子量23gを割ったものです。
コンビニ野菜スティック3社の中身の内容量を食材ごとに比較
大根
短いスティックを長いスティックで挟んでいるように見えますが、長さはどうでしょう?
ファミマが8.7cm。セブンが8cm。ローソンが9.4cm。
ローソンが9cm超えで、セブンとの差が約1.4cmも長いという結果に・・・。
きゅうり
ファミマが太そうに見えますが・・・長さは同じくらいかな?
ファミマが8.3cm、セブンが8.1cm、ローソンが8.2cm。
きゅうりの長さは、いずれも8cm前後。ファミマとローソンの切り口がやや太めで食べ応えがありそうです。。
にんじん
野菜スティックのにんじんは、固くて噛み砕くのに力と時間が必要なお野菜なので長さや太さは重要な要素です。
並べてみると、ローソンが太く感じます。
ファミマが7.8cm、セブンが7.7cm、ローソンが9.2cm
なんと、ローソンのみが9cm代で大幅にリード。太さもあるので、食べ応えとお得感を同時にゲットです。
キャベツ
唯一スティックじゃないキャベツだけど、ずっと固いものを噛んでいると箸休めに柔らかいものが食べたくなりますよね。
一口大の大きさに切ってあるキャベツだけど、大きさに違いがあるのでしょうか。
ファミマ4.4cm、セブン5cm、ローソン3.2cm
縦幅のみですが、セブンとローソンで1,8cm差がありました。
キャベツの大きさはバラツキがありますが、いずれも一口大なので容易に口に入れることができます。
味噌マヨ
野菜スティックの名脇役というと、この子達。
ケースの入れ方も、それぞれ違います。
お皿に盛ると、こんな感じ。
プルっと盛り上がってドロッと感をキープしているのがローソン。
ファミマとセブンは、ぺたんと広がっていきました。
重さにも・・・差が。隅から隅まで頑張ってこそぎ取ったのですが、ファミマとセブンで8gもの差。
味噌マヨ好きにとっては、この差は意外と大きいのかもしれません。
スティック全部の内容量は
野菜スティック全体を測ってみると、セブンイレブンの野菜スティックがやや少ないという結果。
野菜スティックの本数と枚数を数えてみると、
大根(本) | きゅうり(本) | にんじん(本) | キャベツ(枚) | |
ファミリーマート | 4 | 4 | 2 | 6 |
セブンイレブン | 5 | 4 | 2 | 7 |
ローソン | 4 | 4 | 3 | 18 |
※2019年10月現在
野菜の形状や重さなどによって、必ずこの数とは限りませんが、このような結果です。
大根食べたいときはセブンイレブン、にんじん食べたいときはローソンと気分に合わせると良いでしょう。
キャベツも一口大とはいえ、個人差ありますよね。
ちまちま食べたいときはローソン、がっつり食べたいときはファミマやセブンを選ぶ感じで。
※素人が家庭用のハカリで計測しています。100%正確ではありません。重さや長さ、数は商品や販売店舗によってバラツキが生じる場合があります。あくまでご参考程度に。
コンビニ野菜スティック3社を実食した感想は
まずは、大根から。
太めにカットされてあるファミマとローソンの大根スティックは、シャキッとした柔らかさ。
セブンは、スティックそのものはスリムな感じですが、パリッと固めの食感。
食感に差が出そうなのが、にんじん。
ファミマとセブンはやや固めでパキッとした感じで、ローソンはシャキッとした固さでした。
ファミマはスティックが太めなので、セブンのにんじんスティックよりも歯ごたえがあり、顎を何回も動かしました。
すみません、きゅうりとキャベツは写真に収めていませんが、
きゅうりは、いずれもパリッと音が響く食感がしました。
ファミマがきゅうり感が強く、セブンはあっさりめ、ローソンがみずみずしさを感じました。
キャベツは、いずれも一口大で食べにくさはありませんでした。
私が選んだものがたまたまかもしれませんが、ファミマが芯に近い部分を使っていて、葉が多いのがセブン。
ローソンは鮮やかな緑色をしていました。
そして、味噌マヨ。
- ほのかな酸味っぽい塩味を感じたのが。ファミマ
- 味噌のコクが強く、ほんのりピリっとした辛味とこってり感があるのが。セブン
- 気持ちピリッとした辛さがありなめらかな舌触りなのが、ローソン
あくまで私の主観が入った感想ですが、全部ホントに美味しくて最後まで隈なく食べきりました。器ごと舐めたいくらいです。(笑)
コンビニ野菜スティックは、コスパが良く食べるたびに大発見があります。
「野菜スティックで何やってるんだ?こいつ。」
と思うような記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
コンビニ野菜スティック3社の感想を一言で言うと
- 野菜の食べ応えと味噌マヨのさっぱり感は、ファミマ
- 野菜のパキッと感と味噌マヨのこってり感は、セブン
- 野菜の鮮度と味噌マヨのピリッと感は、ローソン
いやぁ〜・・・どの野菜スティックも、本当に美味しくて勝敗なんてつけられませんよ〜。
「コンビニ商品は割高だし節約しにくいよね・・・」と言いながらも、ついつい通いたくなるのがコンビニの魅力。
値段表示とにらめっこせず、200円代で楽しめてそのうえ野菜も食べられるので、体にもお財布にも優しいですよね。
辛い・すっぱい・塩っけがある。
味噌マヨの基本的な成り立ちはこんな感じですが、たまには気分に合わせて違いを楽しんでみると面白い発見があるかもしれませんよ。
コンビニに寄ったら、まずはサラダのコーナーに行って野菜スティック。
売り切れる前に、メインの食事のお供や小腹が空いたときに、お役立ちくださいね。
※実験で使用した野菜スティックや味噌マヨネーズは、すべて美味しくいただきました。
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