「しょうふふうスパゲティー」
って噛みそう名前なんですけども、この不思議な料理をジョジョで知った!という方。意外と多いのかも。
忙しい娼婦(しょうふ)が作ったパスタなど様々な諸説があり、イタリアでは「プッタネスカ」と呼ばれています。
筆者はジョジョにあまり詳しくありませんが、ジョジョ愛読歴2●年の夫のリクエストで作ってみました。
※出典:ジョジョの奇妙な冒険 33巻 イタリア料理を食べに行こうその② (荒木飛呂彦 原作・作画)
マンガの中にレシピつき!アレンジを加えてみます。
トニオさんの「娼婦風スパゲティー(プッタネスカ)」を再現 ジョジョの奇妙な冒険33巻「イタリア料理を食べに行こう」より
材料(2人分)
※出典:ジョジョの奇妙な冒険 33巻 イタリア料理を食べに行こうその② (荒木飛呂彦 原作・作画)
実際の材料はこちらです。
- スパゲティー:200g
- 黒オリーブ(種無し・ホール):10粒
- オリーブオイル:大さじ2
- アンチョビフィレ(瓶詰めまたはチューブ):小さじ1
- ケッパー:小さじ2
- にんにく(瓶詰めまたはチューブ):小さじ2
- 乾燥赤とうがらし(ホール):2本
- ホールトマト缶:1缶
- 乾燥パセリ:適量
- 塩・こしょう:適量
- パルメザンチーズ:適量
原作ですとプチトマトを使用していますが、麺に絡まりやすいように濃いめのものを作りたいと思いホールトマトを選びました。
ケッパー(ケイパー・ケーパー)は、ピクルスのような酸味があり好き嫌いが分かれるかもしれません。原作では不使用ですが、加えることでより深みのある味になります。
作り方
黒オリーブとケッパーは器から出して水気を切っておきましょう。
めっちゃめちゃいい香りがしまーす。
フライパンを弱火に熱し、オリーブオイルをあたためた後、赤唐辛子とニンニク、アンチョビを入れて香りをつけます。焦げないように注意!
辛さはお好みで。私は唐辛子をホールごと投入し辛さ控えめで作りました。
辛味をしっかりつけたい場合は輪切りにしたものを使うとよいでしょう。
ケッパー、黒オリーブを入れて火を通します。
さらにホールトマトを入れて弱火で20分間グツグツ煮込みます。
ホールトマトは、加熱が進むと柔らかくなりますのであまり潰さなくても大丈夫です。
たっぷりのお水を沸騰させたお鍋にパスタを入れて、袋に記載されている茹で時間より1分早くザルにあげます。
できたソースを茹でたパスタとからめ、塩・コショウで調味します。
皿に盛り、パルメザンチーズと乾燥パセリを加えて完成です。
ホールトマトで作るとソースの量が多くなり濃厚な仕上がりになります。ソースの量はお好みでどうぞ。
余ったソースはパンにつけたりオムレツにかけたり再利用できます。
※出典:ジョジョの奇妙な冒険 33巻 イタリア料理を食べに行こうその③ (荒木飛呂彦 原作・作画)
赤唐辛子とにんにくで風味と辛味をつけて、アンチョビ、オリーブ、ケッパーと酸味や塩味のある食材を使います。
ピリッとした辛味に独特の酸味やうまみが加わった濃厚なソースで、腹ペコだったお腹を刺激!フォークが止まらなくなる味です。
夫はパスタを平らげたあと、どうやら足りなかったようで・・・じゃがりこ食べてました。(笑)
「プッタネスカ」の賞味期限は熱いうち。アツアツをお召し上がり下さいね。
材料全て「KALDI」で購入しました
ケッパー?オリーブ?アンチョビ?
家庭料理で馴染みの少ない横文字たちが並んでいますが、これらは輸入食材店「KALDI(カルディコーヒーファーム)」で購入することができます。
生肉や生野菜など生鮮食品は売っていませんが、缶詰、瓶詰、レトルトなどが豊富です。
素材の風味や味を活かした加工品や調味料がずらりと並んでて見ていて楽しいお店です。
瓶詰めですとそのままスプーンですくって加えるだけ。柔らかくて加熱するときにほぐれてしまいますので、包丁を使わずに料理も作ることが可能!
味付けも兼ねて素材の味をそのまま活かせます。
ご紹介した「プッタネスカ」も包丁を一切使わないで、瓶詰めや調味料だけで作っています。
調味料類は日持ちしやすいものも多いですので、食べたい時用に常に材料を常備しておくといいですね
「プッタネスカ」のレトルトソースも人気!
ソースを湯煎をして茹でたパスタと和えるだけ!
そもそも・・・「プッタネスカ」の味がよく分からないというときは、まずはレトルトから始めてみるのもよいかも。
「プッタネスカ」を初めて知った!という方も中にはいらっしゃるかもれませんが、トニオさん曰く。
※出典:ジョジョの奇妙な冒険 33巻 イタリア料理を食べに行こうその③ (荒木飛呂彦 原作・作画)
実はパスタソースの中で最も古く、イタリア料理の中で長〜い歴史があるものとのこと。
ボロネーゼやアラビアータなどよく知られたトマトソースよりも、先輩なのかもしれませんね。
レシピの材料と同様、オリーブ、ケッパー、アンチョビ、赤とうがらしが入っています。
100gの麺を茹でたものにレトルトをかけて・・・
混ぜてみると、全体的に赤く染まります。
最初ソースの量が少ないかな?と感じましたが、そこまで気にならずしっかりと絡まりました。
辛さは控えめですが、トマトの風味と酸味がしっかりとしていて濃厚な味です。
ケッパーの原型が入っていないので、ケッパー素材そのものよりも味に落ち着きがあります。
※出典:ジョジョの奇妙な冒険 33巻 イタリア料理を食べに行こうその③ (荒木飛呂彦 原作・作画)
レトルトだと感じさせないレストランので食べたようなトマトソースでクセになります。たっぷり粉チーズをかけてお召し上がりください。
「たかがレトルトでしょう〜!」なんて言わずに・・・パパッと済ませたいときはおうちにひとつ。常備しておこう!
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