「オムレツライス」という不思議な名前のお料理、”ハンチョウ”を読んでる方なら分かるはず?
3話「捻込」は、大槻班長が苦学生時代に通った錦糸町の中華料理店へ、カニチャーハンを食べに25年ぶりに訪れる話です。
思い出の品を注文するはずだったのですが、その当時メニューになかった「オムレツライス」というネーミングが気になってしょうがなくなり、注文してみると・・・驚きの展開に?!
中華料理屋さんにある謎の(?)洋風メニュー「オムレツライス」を家庭で再現。翌日、思い出の「カニチャーハン」も再現してみました。
「オムレツライス」の再現レシピ!
1.中華あんの材料と作り方(4人分)
- チャーシュー(粗みじん切り):100g
- 長ネギ(輪切り):50g(1/2本)
- ごま油:大さじ1
- 水:200ml
- 味覇(ウェイパー):小さじ1
- 砂糖:小さじ1
- A 酒:大さじ1
- A 醤油:小さじ1
- A 黒酢:小さじ1 ※なければ普通の酢でOKです
- 水溶き片栗粉:大さじ1(水 大さじ1)
- 塩コショウ:少々
チャーシューはあらかじめこちらの作り方で作っておきました。お急ぎのときは市販の焼き豚を使用してもOK!
味付けは原作のとおり「味覇」を使用しました。お手持ちの中華だしで代用できます。
ごま油をフライパンに熱し、輪切りにした長ネギをしんなりするまで炒めます。
チャーシューを加えて火を通しましょう。
水、砂糖、味覇を加えて溶かし沸騰後にAを加えてさらに煮詰めます。
フツフツしたところで水溶き片栗粉を加えてとろみが付いたら、塩コショウで味を整えて火を止めます。
この中華あんをオムレツと一緒に使用します。
2.オムレツの材料と作り方(1人あたり)
- 卵:2個
- 油:大さじ1(油の種類はなんでもOK )
- マヨネーズ:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
- 先ほど作った中華あん:適量
添え野菜とケチャップはお好みで
卵を切るように溶きほぐし、マヨネーズと塩を加えてしっかりと混ぜましょう。
マヨネーズはなくてもOKですが、あったほうがフライパンに卵がくっ付きにくく、ふわふわした仕上がりになります。
20cmほどの小さなフライパンに油をしっかりと馴染ませ熱し、①の卵液を少しずつ混ぜながら加えます。(中火)
表面をトロトロと半熟の状態にするまでかき混ぜながら、焼き固めていきます。
1/4くらいの量の中華あんを縦長の形でのせ、フライ返しで手前・向こう側と両側から内側へ少し包み、皿に返しながらのせます。
少し崩れたなと思ったら・・・このようにキッチンタオルで形を整えるとよいでしょう。
こんな感じになれば成功です。中華あんをしっかりと卵で包んで中身がはみ出てこないように盛り付けるのがコツです。
ケチャップを少しかけて、お好みの野菜を添えます。
え、オムレツライスって”オムライス”じゃないの?
原作と同じように、ケチャップを少なめにかけて。
ご飯とコールスローサラダを付けました。味噌汁と彩りも兼ねてトマトも追加しました。
「オムレツと普通のご飯でオムレツライスだなんて・・・!」と思った方。
そうがっかりするのはまだ早いですよ。
カニチャーハンと比べると、一見質素なメニューなのですが・・・中を切ってみると、
トロトロと半熟の卵と中華あんが入っています。チャーシューとネギがたっぷりで、白いご飯と一緒に食べるとチャーハンのような味がします。
味覇の味がしっかりとしてて全体的に濃い味付けのため、ご飯が進むこと進むこと!
ケチャップはカモフラージュのようなもの(?)ですので、少量で十分です。
箸があまりにすすんでしまうため・・・ペロリと食べてしまう一品。子どもウケもよかったですよ。
カニチャーハンも翌日に作ってみました
中華あんと材料が余ったので、翌日「オムレツ&ミニカニチャーハン」を作りました。
トマトはミニトマトなんですが・・・。
カニのほぐし身の缶詰を一緒に焼いたので見た目では分かりづらいのですが、カニの味します!(トッピング用に残すのを忘れていました。)
「オムレツとカニチャーハンで旨さ倍付けっ!」と言っておきましょう。
25年ぶりの・・・・(ってほどの年齢までいってませんが、主婦になっても・・・)
「学割適用・・・・!」です。
数多くの神回を残してくれるハンチョウのストーリーですが、この回は人情味溢れてて本当にいい話ですね。