二枚爪の原因は栄養不足?マニキュアはできないの?夏ネイルに向けて対策を考えよう!




爪は身だしなみのひとつ。栄養士という職業柄、相手の爪をつい見てしまいます。もちろん自分の爪のチェックも欠かせません。

相手の爪をジロジロ見ておきながら、自分の爪はというと・・・恥かしながら爪先がすぐに割れてしまう状態、いわゆる”二枚爪”です。

週に2回は爪を切るようにしてるのですが、やはり料理をすると水仕事で乾燥してしまい、爪に負担をかけてしまうことが多いです。

先日行ったネイルサロンでアドバイスをいただきましたが、実は二枚爪の原因は乾燥だけではありませんでした!

1. 二枚爪の原因は栄養不足?

二枚爪は別名「爪甲層状分裂」と呼んでいます。

この症状の原因は「低色素性貧血」で、主に鉄分不足によって起こる貧血です。が不足してしまうと、血流が悪くなり血管の末端にある爪にまで栄養が届きにくくなります。その結果、爪が割れやすく欠けてしまったり乾燥してしまうことになります。

爪は皮膚の一部でありケラチンというタンパク質の一種で成り立ちます。ケラチンが必要としている栄養素はコラーゲンです。コラーゲンは、タンパク質の中でも細胞同士を埋める結合組織で皮膚に水分を蓄積させて皮膚に潤いを与える役割があります。爪に水分を多く含むことで乾燥によるトラブルが少なくなりみずみずしい健康的な爪が出来上がります。

コラーゲンは、魚の頭やしっぽ、肉類ですと鶏の手羽先、豚足、牛すねなど、骨に近く体をよく動かす部位に多く含まれています。そして、コラーゲンを作るのに必要な栄養素が、ビタミン類です。

鉄は酸素や栄養を運ぶのに重要な役割があります。不足をすると血液の流れに影響してしまい貧血の原因になります。タンパク質と一緒に摂ると、鉄の吸収率が高くなりますので積極的に摂るようにしましょう。

ビタミン類は、タンパク質の活動を助ける役割がありますので、お肉やお魚と一緒に摂取するようにしましょう。特にビタミンB2はタンパク質の代謝をよくする働き、ビタミンB6はケラチンの働きを助ける働き、ビタミンCはコラーゲンの働きを促進します。最近では無理なダイエットをする方も多くいらっしゃり、食事制限によりこれらの栄養素が不足してしまうことがあります。

爪を見てみると、ボロボロになってしまったという方は要注意です。バランスの良い食事をすることが大切です。

2. 二枚爪になったらマニキュアはできないの?

「二枚爪になったらマニキュアはできない」ではなく、二枚爪はマニキュアをするのに適した爪ではないと言い換えたほうがいいでしょう。

マニキュアはもちろんのことですが、最近主流となっているジェルネイルを施すにも、爪の状態はとても重要です。爪は正常で健康的でなければならないということを頭に入れておきましょう。

マニキュアはジェルネイルほど負担が少ないと考えがちです。マニキュア自体は害は少ない成分のものも販売されていますが、オフをするのに必要な除光液が爪にとってよくないものが多いです。

除光液に含まれるアセトンは、わずかな量でも脱脂や脱水をもたらすことがあります。二枚爪が症状として現れている場合は、特に爪の乾燥を早めてしまいます。

また、マニキュアはジェルネイルに比べて強度が劣るため剥がれやすく、すぐに欠けてしまいます。それで何度も使用してしまうとなるとさらに爪を傷めることになり、かえって逆効果になります。

マニキュアやネイルそのものが爪を悪化させているのではなく、オフをするときに使用する除光液が爪に負担をかけていることが二枚爪の主な原因です。

ジェルネイルをされている方で自分でオフをされている方もいらっしゃると思いますが、ネイルサロンでオフしてもらったほうがよいでしょう。マニキュアを使用される方は、塗ったり剥がしたりを無理に繰り返さないように時々爪を休ませてあげることが大切です。

3. 夏ネイルに向けて二枚爪の対策は?

二枚爪の対策は、やはり爪の根本から治すことが重要です。私もネイリストさんに勧められて早速試していることがあります。

それは、爪切りを使わないこと!です。爪の手入れで爪切りは必需品ですが、二枚爪の方はまず爪切りの使用をやめることから始めてください。

爪切りで無理な圧力が加わりますと、爪の層が分かれてしまい爪の表面が剥がれるということが起こってしまいます。硬い爪は3層もの層で出来ていますが、実はとても衝撃に弱いものなのです。代わりに爪やすりを使用して一方向に爪を削っていくことがおすすめです。爪やすりは力が均一に加わりますので爪の表面が剥がれにくくなります。

爪の乾燥を防ぐために保湿がとても大事になってきます。爪を短くした後は、生え際にオイルかハンドクリームを塗ってマッサージをすることが重要です。また、水仕事をする際はゴム手袋の着用がおすすめです。手の乾燥を防ぐ目的もありますが、あらかじめ保湿した手に手袋を着用することで、さらに保湿効果が高まります。

4.ときどき爪を休ませることが大切

爪は傷んでしまうとなかなか元に戻せません。無理なネイルやケアをしすぎずに、すべて生え変わるまで爪を休めることも重要になります。とても脆い状態なら無理に長く伸ばそうとせずに、爪やすりで長さを整えることが大切です。

これを日に日に繰り返すことで割れや二枚爪を防ぐことができます。爪やすりの使用と適度な保湿で爪を強化していきましょう。そのためにもタンパク質を中心に栄養をしっかりと摂ることも忘れないでくださいね。

爪のおしゃれをしたいこの季節、爪の健康を第一に考えることから始めましょう。