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シャトルシェフとアイラップで茶碗蒸し風だし巻き卵のレシピ。焦げと生焼けの失敗なし!焼かない・巻かない調理法で卵の大量消費にも。

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卵をたくさん使う卵料理のひとつに、だし巻き卵があります。

ペロリと口の中に運びやすく、気がついたらあっという間になくなってしまうだし巻き卵。

実際に作るとなると・・・手間暇かかるし失敗しやすい!

焦げ付いてしまったり、生焼けになってしまったり・・・難易度高い卵料理です。

保温調理器の「シャトルシェフ」と耐熱ポリ袋「アイラップ」を使うと、茶碗蒸しを食べているかのようなフワッフワなだし巻き卵が完成。

ほったらかしにしているだけで面倒なだし巻き卵が食べれるなんて、嬉しくありませんか。

シャトルシェフとアイラップが最強。ほったらかしで袋調理ができる

シャトルシェフは、魔法瓶のパイオニアでおなじみ「サーモス」が製造している保温調理器です。

ガスやIHでグツグツ加熱を続けず、鍋本来の保温力で余熱を利用して料理します。

魔法瓶のような素材でできた大きく頑丈な保温容器で、およそ60度の熱さを保つことができます。

アツアツの状態をキープすることで、お鍋の中の食材が柔らかくなっていきます。

火のそばにいる時間を大幅に短縮し、ガスのエネルギーを節約できて経済的。

ほったらかしで料理を完成することができたら、火のそばから離れることができるし自由な時間が増えますよね。

今回、シャトルシェフと一緒に調理のお手伝いをする道具は、耐熱ポリ袋「アイラップ」。

カセットコンロの「イワタニ」こと岩谷産業のグループ会社の「岩谷マテリアル」が製造元です。

時短料理や防災食にも役に立つポリ袋調理としてSNSで話題になっていますが、販売開始は昭和51年。

販売初期からレトロなパッケージを変えず、40年以上愛され続けています。

アイラップは、普通のポリ袋のように見えますが、耐熱温度がなんと120度

電子レンジや沸騰したお湯の中にポンと入れても変形せず、解凍蒸しあたためなどの加熱調理をすることができるのです。

耐熱ポリ袋の「アイラップ」を型に卵液を加え、「シャトルシェフ」のお鍋の中に入れて放置。

焦げや生焼けを気にせず、ほったらかしでだし巻き卵が作れるのでないかと思い、調理してみることにしました。

シャトルシェフとアイラップで作る!茶碗蒸し風だし巻き卵のレシピ

材料は、たったのこれだけ!

  • 卵:3個
  • めんつゆ(2倍濃縮):大さじ2
  • 水:大さじ2

もしも、可能であれば・・・水の代わりに炭酸水を使ったほうがフワフワになりますよ。

道具は、こちら。

  • シャトルシェフ
  • アイラップミニ
  • 漉し器
  • ボウル
  • 菜箸

定番なのは、アイラップ(25cm幅)です。

アイラップミニ(15cm幅)を使ったほうが厚みがある卵焼きに仕上がります。

ザルの上に卵を割って、切るように混ぜながら漉していきます。

卵黄はサラッとザルの下に落ちていきますが、トロンとした卵白はザルに残りやすいです。

麺つゆを加えながら混ぜると、漉しやすいですよ。

さらに、水または炭酸水を加えていきます。

なんだかシュワシュワ言ってますね。卵液完成〜!

ここでアイラップ登場。よく広げておきましょう。

卵液をジャーっと流してしまいます。

シャトルシェフの調理鍋に水をたっぷり入れ、沸騰したら火を止めて1〜2分待ちます。

アイラップをピンと伸ばした状態で、ゆっくりと卵液を沈めていきます。

鍋肌に手が当たらないよう、ヤケドに注意!

鍋底の温度が耐熱温度(120度)を越えることがあります。鍋底にポリ袋を置く際は耐熱容器を置いてください。

鍋底に当たらないように、少し浮かせた状態で沈めて、すみっこにアイラップを寄せ蓋を挟みます。

ここでシャトルシェフの鍋のフタを使って、バチっと固定をします。

注意!

アイラップの耐熱温度は120度です。

鍋肌鍋底は高熱のため、直接触れると袋が溶けてしまいます。

耐熱温度を必ずお守りください。

沸騰後に火を消し鍋底と鍋肌の温度が下がったのを確認してから袋を入れてください。

鍋底に耐熱容器を敷くのを忘れずにご利用ください。

※わたしの場合、今のところアイラップが溶けてしまったことはありません。

高温調理で袋が溶けてしまう事例があるため、書かせていただきます。

保温容器に移し外蓋を閉めて、20分ほったらかしにします。

取り出した状態がこちら。なんだかずっしりと重みがある固体に変わりました。

空気を抜くような感覚でアイラップをゆっくりと折り、形を整えます。

粗熱が取れるまでまな板の上に10分ほど置いて、それからゆっくり袋を外していきます。

出来上がったものがこちら。卵焼きっぽくなりましたよね?

アイラップミニの横幅15cmとほぼ同じ幅のだし巻き卵です。

どうなっているのでしょうか。いざ、入刀!

うむむ、少し空洞ができてしまいましたね・・・。ここは要改善なところ。(汗)

厚さおよそ3cm。口の中に入れガブッと噛みしめるには十分な厚みです。

こんなに厚みがあるのに生焼けになっておらず、中までフワッフワに仕上がりました。

じゃじゃん!盛り付けるとこんな感じ。これで一皿、おかずが完成。

繰り返し言いますが、ほったらかしです。

斜めから見ると、これくらいのボリューム。

おや、よく見ると・・・巻いてない!

だし巻き卵じゃなく、厚焼き卵ですかね。(笑)

でも、プルップルの弾力があり厚みがある卵焼きであることには変わりがありません。

箸で持ち上げてみると、ずっしりと重みがあります。

柔らかさは、もめん豆腐と絹ごし豆腐の中間くらい。

口まで運ぼうとすると、箸からスルッと抜け落ちて壊れてしまいそうなくらい柔らかいです。

ひとくちでガブッと食べるにはもったいないので、切って食べまーす。

厚みがあって豆腐のように柔らかく仕上がりましたが、食べてみると・・・

だし巻き卵?厚焼き卵?・・・いや、茶碗蒸しじゃん!これ。

食感は、茶碗蒸しのように口の中で溶けるほど柔らかく、じゅわっとダシが口の中に入っていきました。

焼くという調理ではなく蒸す調理法に近いので、プルっとした口当たりで優しく懐かしい味がしました。

空洞ができた点は要改善なところですが、アイラップひとつでここまで再現できたのは、上出来!

・・・そう、思っておきます。

アイラップのポリ袋と低温調理を組み合わせて、だし巻き卵が作れた。

フライパンでだし巻き卵を作るとなると、火や油の加減を気にしたり、フライパンを持って付きっ切りにならなければなりません。

アイラップは使い捨てのポリ袋ですし、シャトルシェフはガスをほとんど使わず余熱を利用して調理します。

焦げや生焼けなどの失敗が起こりやすいだし巻き卵のデメリットをうまくカバーしている調理の方法です。

夫のお酒のおつまみと子どものちょっとしたおかずにだし巻き卵が大活躍。

おうちでカンタンにふっくらと柔らかいだし巻き卵を作ることができたら、一家で取り合いが起こるほど大好評間違いなしですよ。

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