2019年のバレンタインデーで注目された「ルビーチョコレート」。
じわじわと話題になっていたものの・・・まだ食べたことないという方も多いのではないでしょうか。
私も食べたことなくて「食べてみたい」と気になっていましたが・・・な、なんと成城石井で買えるのではありませんか。
成城石井のルビーチョコレートは、薄くて丸いタブレット型なので、そのまま食べてもおかし作りにも大活躍。
ルビーチョコレートが作り出す鮮やかなピンク色といちごのような甘酸っぱさにうっとりしてしまいました。
成城石井の「ルビーチョコレート」はこれ。気になる中身は?
真っ赤で光沢があるパッケージ。
金色で成城石井のオリジナル商品のロゴとルビーチョコレートのアルファベットが書かれています。
パッケージデザインは無地ですが、きらびやかで特別感がある感じで目を惹きます。
お店で見つけた時早速手に取ってしまい、レジに直行してしまいました。
帰宅した後、早速開封!
ピンク色のマカロンのような鮮やかな色と見た目。製菓用チョコに多い「タブレット型」のチョコレートです。
角がないコロンとした感じや厚さも、まるでサンドされたマカロンを2つに割ったように見えます。
お皿に盛り付けて広げてみると、これぐらいの数が入っています。だいたい50個ぐらい?
パッケージ袋は、新書の本ぐらいの大きさ。
手のひらにちょうど隠れるぐらいなんですが、思っていた以上にたくさん中身が入っていました。
広げてみると、ちょっと砕けているものが数個入っていましたが、そこまで気になりません。
薄いのでちょっとの衝撃で割れやすく溶けやすいので、気になる方は持ち運ぶときに注意が必要です。
大きさは、500円玉よりひとまわり小さいぐらいの大きさ。
薄さは、ブルボンのプチの薄焼きせんべいくらいでしょうか。
当ブログの写真を見ますと、光の関係でいろんなピンク色に見えますが・・・
上の写真の色が一番実物に近いです。(私の主観なんですが。)
内容量180g。実測183gです。
市販の板チョコおよそ3枚分で、チョコレートの数を見ると30枚以上はありますね。
ぱっと見結構な量じゃないでしょうか。
一人で食べるには満足できる量ですし、シェアして食べるにも十分な個数を食べることができそう。
甘いお菓子といったら、コーヒーや紅茶と一緒に食べるのがデフォですが、
「これは、炭酸水にも合う〜。」
と思い、即冷蔵庫から取り出しました。ちょうど手元にあってよかった・・・。
というのも、口にしてみると、フルーツが入っているかのような甘酸っぱい酸味があるんです。
チョコレートのとろんとした口どけやまろやかさもありますが・・・
味は、いちごのようにフルーティ!
今まで食べたチョコレートとの大きな違いは、おそらくここでしょう。
後味にすっきりとした酸味とコクが残るので、シュワシュワっとしたものや清涼感ある飲料と相性がよさそうです。
お酒を飲むことができるなら、スパークリングワインや白ワインと一緒に食べてみたい。
ルビーチョコレートの原材料に驚いた!裏面の表示に注目!
ルビーチョコレートの色に驚き!
「ルビーチョコレートのこの、キレイなピンク色は一体何なのか?」
とういうのが気になり、裏面の原材料のところを見てびっくり!
ルビーチョコレートの成分は
砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、脱脂粉乳、バターオイル/酸化防止剤(クエン酸)、乳化剤、香料(一部乳成分・大豆を含む)
ルビーチョコレート(成城石井)の原材料より引用
色をつける食品添加物、着色料が入っていないのです。
ピンク色のチョコレートというと、いろんなメーカーさんからストロベリーチョコレートが販売されてますよね。
ストロベリーチョコレートを思い出してしまいそうですが、ルビーチョコレートと大きく違いがあります。
ストロベリーチョコレートの成分は
砂糖、ココアバター、全粉乳、植物油脂(大豆を含む)、乳糖、いちごパウダー/乳化剤、着色料(ビートレッド)、酸味料、香料(一部乳成分・大豆を含む)
※ビートレッド(E 162)は、多数の色素(ベタレイン類(betalains)として知られるクラスにすべて属する)を含有する天然着色料である。その主色素成分は、多数のベタシアニン類(betacyanins)で構成されている。(内閣府 食品安全関係情報詳細より引用)
製菓用チョコレート タブレットチョコストロベリー(パイオニア企画)と比較
ストロベリーチョコレートには、色をつける食品添加物「着色料」と、いちごの味を出す「いちごパウダー」が含まれています。
メーカーによっ着色料の種類や名称などが異なりますが、色を付ける素といちご味の素がきちんと明記されているのです。
「あれ?Rumiさん。さっき・・・フルーツを食べているかのような甘酸っぱい酸味がする。」
と言いましたよね?
ルビーチョコレートの甘酸っぱい成分は何なのか?を次に説明します。
ルビーチョコレートの甘酸っぱさに驚き!
ルビーチョコレートの甘酸っぱさは、フルーツのフレーバーではないんです。
もういちど、ルビーチョコレートの材料を見てみましょう・・・
砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、脱脂粉乳、バターオイル/酸化防止剤(クエン酸)、乳化剤、香料(一部乳成分・大豆を含む)
フルーツの名前や果汁の成分などが一切記載されていませんよね?
なぜかというと・・・ルビーチョコレート原料そのものにあります。
ルビーチョコレートの原料は、「ルビーカカオ豆」。主に南米で栽培されています。
チョコレートの原料のカカオ豆は、外皮と胚芽を取り除き、胚乳の部分を発酵、乾燥、焙煎、磨砕して使います。
これが、カカオマスという原料です。カカオマスに含まれる脂肪分がココアバターです。
チョコレートの風味や苦味、とろける食感を作っているものであり、チョコレートを作るのに必要な原料ですね。
そもそもなぜ?「第4のチョコレート」なのかというと?
ルビーカカオ豆の独特な成分が
- 天然に存在するものであること
- かつてのカカオになかったルビー色でフルーティーなフレーバーがあること
長年研究した結果、新たなチョコレートとして生まれるのでないかと発見することができたから。
その後、チョコレートとして製造していくためのベストな加工方法を見つけるのに10年もの年月をかけて、第4のチョコレート「ルビーチョコレート」が完成しました。すごーい!
ルビーチョコレートが登場するまで、チョコレートの種類は「ダーク(スイート・ビター)」・「ミルク」・「ホワイト」の3種類。
補足
- ダーク(スイート・ビター):カカオマス50%以上 カカオ分が多く風味豊か。カカオ分50%前後をスイート、60%以上をビターと呼びます。
- ミルク:カカオマス20~40% 乳成分を含んだチョコレート。カカオ分は少なめで苦味控えめ。
- ホワイト:カカオマスが含まれません
ココアバターと乳成分、糖分から作られる。苦味がほとんどなくまろやかな味わい。
ルビーチョコレートは、ホワイトチョコレートが登場して80年後の2017年に発表。
3大チョコレートだった期間がめっちゃくちゃ長かったんですね。
ちなみに、ストロベリーチョコレートの成分は、どの分類になるのかを確認すると、
砂糖、ココアバター、全粉乳、植物油脂(大豆を含む)、乳糖、いちごパウダー/乳化剤、着色料(ビートレッド)、酸味料、香料(一部乳成分・大豆を含む)
※ビートレッド(E 162)は、多数の色素(ベタレイン類(betalains)として知られるクラスにすべて属する)を含有する天然着色料である。その主色素成分は、多数のベタシアニン類(betacyanins)で構成されている。(内閣府 食品安全関係情報詳細より引用)
製菓用チョコレート タブレットチョコストロベリー(パイオニア企画)と比較
カカオマスが含まれず、ココアバターのみ含まれているのでホワイトチョコレートの仲間になります。
ホワイトチョコレートに果肉や着色料を加えたものがストロベリーチョコレートというわけです。
その後、多くのメーカーさんや店舗で販売開始が進んでいき、次第に知名度が上がっていきました。
数ある大ヒット商品を生み出す成城石井からも仲間入りしましたね。
ルビーチョコレートの知名度が上がるごとに、食べてみようと手を伸ばしてみる方が多くなりそうですね。
そのまま食べてもおかし作りにも。お求めの際はお近くの成城石井へ。
成城石井から「ルビーチョコレートが出たよ」というおはなしと、ルビーチョコレートがどんなものなのかということをご紹介しました。
まだルビーチョコレートを食べたことないというあなた、通勤通学中に成城石井の前を通ったら、お求めになってみてはいかがでしょうか。
そのまま食べても美味しいですし、溶かしてトッピングにしたりおかし作りの材料にしても◎。
お仕事やお勉強のお供に、甘いチョコレートはぴったりです。
いつも頑張っているんですもの、気分転換に甘酸っぱさをプラスした「ルビーチョコレート」をゲットし、自分へのご褒美にしてしまいましょう。