「もう、ゲームばかりして、勉強しなさいよ。」
あ〜私が子どもの時はこうじゃなかったのに・・・
「勉強しなさい!」で勉強したら苦労しないって分かってるのに、つい言ってしまいますよね。
子どもがやる気になるために大事なもの、「自己肯定感」。
子育てメディアで、最近よく耳にするようになったけど・・・
自己肯定感を高める方法のひとつに、子どものタイプに合った褒め方や声がけが大事であること、ご存じでしょうか。
「勉強しなさい!」と、言われる側もしんどいけれど、言う側もしんどい!
お子様の勉強にイライラしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまうあなたへ。
性格統計学の自己肯定感アップの秘訣を学べば、もう「勉強しなさい!」なんて言わせません。
「勉強しなさい!」の声がけが子どもに響かない理由
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2020/06/unnamed-5.jpg” name=”お困りママ” type=”l”]「勉強しなさい」で育ち、そこそこの大人になったけど、わが子に通用しないのはなぜだろう?[/voice]
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2022/04/unnamed.jpg” name=”Rumi” type=”r”]その言葉、相手にとってイヤな言葉かも。言われて育った言葉が、わが子も同じように響くとは限らないからね。 [/voice]
理由はシンプル、お子様に響かない声がけをしているから。
「勉強しなさい!」の一言だけで、子どもの感じ方は、性格によってこんなに違います。
子どもの性格は、大きく3タイプに分かれる
性格統計学の分類によりますと、子どもの性格は、大きく3タイプ。
3タイプを知っておくだけで、グンと子育てがラクになります。
- ビジョンタイプ
- ピースタイプ
- ロジカルタイプ
3タイプの特徴を順番に説明しますね。
ビジョンタイプ
「やりたい!」願望があると、集中してがんばるタイプ。自分の直感や感性に従い行動します。
ビジョンタイプの特徴は
- 可能性を大事にする
- 臨機応変にすばやく行動する
- 「すごい!」「絶対」などオーバーな言葉が大好き
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2022/04/unnamed.jpg” name=”Rumi” type=”r”]話すときは話が飛びやすく主語がないことが多く、聞くときはポイントだけ短く聞きたいのが、ビジョンタイプ。気持ちが表情にもあらわれます。 [/voice]
ピースタイプ
自分のためより、相手に喜んでもらうためにがんばるタイプ。人との和や平穏を大切にします。
ピースタイプの特徴は、
- 人に喜ばれたり、役に立ちたい
- 話の本質を追求したいため「なぜ」をよく使う
- 「ありがとう」が最高の褒め言葉
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2022/04/unnamed.jpg” name=”Rumi” type=”r”]理由や経緯を知りたく、順を追って話すのが、ピースタイプのコミュニケーション。会話が長くなるのが特徴です。[/voice]
ロジカルタイプ
自分の目標があるとがんばれるタイプ。自分が納得して「できる!」と思ったら行動します。
ロジカルタイプの特徴は、
- 自分のペースやタイミングで進めたい
- 自分にできる目標を決め、計画的に進めることを好む
- 具体的な事実があると、納得しやすい
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2022/04/unnamed.jpg” name=”Rumi” type=”r”]会話をするときは、結論や要点を先に知りたがり、計画的な行動を好むのがロジカルタイプ。具体的な事実を加えて話すとスマートです。[/voice]
子どもがやる気になるポイントは、タイプにあった声がけをすること
では、どうすれば、子どもがやる気になるのでしょう。
ポイントは、子どものタイプに合った声がけをすること。
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2020/06/unnamed-5.jpg” name=”お困りママ” type=”l”]やる気になる声がけって褒めること?褒めたほうがいいのは分かってるけど、思い通りにいかないよね・・・。 [/voice]
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2022/04/unnamed.jpg” name=”Rumi” type=”r”]子どもの自己肯定感を高める声がけで、褒めることは大切。その褒め方は、3タイプによって変わりますよ。[/voice]
自己肯定感とは、自分は大切な存在だと思える心の状態のこと。
「他人から認められたい!褒められたい!」
そんな承認欲求が人にあります。
自己肯定感の高さは、この承認欲求が満たされ育ったかに関係します。
※もちろん「勉強しなさい!」で勉強する子もいます。「勉強しなさい!」が自己肯定感UPにつながる言葉なのかは、子どもの性格によります。
承認欲求を満たし自己肯定感を高めるためには大事なことは、ひとつ。
親と子のタイプを知り、子どものタイプに合った褒め方をすること。
自分の子どもとなると、どうしても悪いところばかり目が行きがち。
褒めるとなると、なかなか難しいですよね・・・。
褒め上手な人になる必要ありません。
自分を知り、お子様のタイプを知り、3タイプごとの声がけのポイントをおさえておくだけで十分です。
[wp-svg-icons icon=”point-right” wrap=”i”]人間関係は3つの性格タイプを覚えるだけ!あなたはどのタイプ?
中学受験の勉強をがんばる息子に間違った褒め方をしてしまったわたしの話
ここで、塾に通い中学入試に向け勉強をがんばる息子を褒めたときの私の失敗談をご紹介。
母親である私Rumiはビジョンタイプ、小学5年生の息子はロジカルタイプ。
タイプに合った褒め方をしなければ逆効果になるのでご注意ください。
「すごい」はビジョンタイプのオーバーな表現で、「先生に質問」はピースタイプの相手軸の表現ですね。
けど、ロジカルタイプの息子は、本人の頑張りが認められていないようでモヤモヤしています。
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2020/06/unnamed-5.jpg” name=”お困りママ” type=”l”]先生に質問した過程を褒めているから、具体的に褒めてるようだけど・・・ [/voice]
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2022/04/unnamed.jpg” name=”Rumi” type=”r”]ロジカルタイプの息子にとって、本人の努力より先生に助けてもらったことのほうが強く伝わったのか、納得いかなかったみたいです。 [/voice]
自分にとって褒めたつもりでいても、子どもに伝わっていないと、せつないですよね。
ロジカルタイプの息子に対し、具体的な数字と本人ががんばったことを強調ですることで、改善。
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2020/06/unnamed-5.jpg” name=”お困りママ” type=”l”]ちょっと自信過剰な返事に聞こえるけど、本当に自己肯定感高まったの?[/voice]
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2022/04/unnamed.jpg” name=”Rumi” type=”r”]褒め言葉をプラスにとらえてやる気UPにつながったと、親バカながらに思っております。[/voice]
自己肯定感と自信過剰の違いは、自分の良いところも悪いところも「自分自身」として認めているか。
自分を過大評価せず、プラスに受け取ることができることができていれば、あなたの声がけは成功です。
3タイプの性格は、「性格統計学」に基づいたものです
性格統計学は、株式会社ジェイ・バン代表 稲場真由美さんが開発したコミュニケーションメソッド。
16年間のべ12万人の統計データをひとまとめにし、人間の性格を大きく3タイプに分類しています。
動画のキャッチボールのように、それぞれの色によって大切にしているものが異なりますよね。
いろんな色のボールを持ち、同じ色を持った子に合ったボールの投げ方を身につけると、お子様と楽しいキャッチボールができることでしょう。
性格統計学について、詳しくはこちらをどうぞ。
[wp-svg-icons icon=”point-right” wrap=”i”]性格統計学で学ぶ!あなたのコミュニケーション傾向と具体的対策
性格統計学に基づく子育て本はこちら
今回お伝えしたことは、稲場真由美さんの著書「わが子がやる気になる伝え方」を参考にしました。
タイプ診断はもちろん、3タイプ別に子どもの褒め方やタブーがイラスト付きで紹介されています。
「こんな時、どのように声がけをすればいいのだろう。」
場面によって、性格3タイプ別の伝え方はどう異なるのか?
親子のタイプが異なる場合、伝え方に気を付けることは?
どのように子どもへ声がけをすればいいのか分からない方へ、参考になる子育て本です。
\伝え方コミュニケーション検定・中級対応!/
「伝え方コミュニケーション検定」についてはこちら
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