コロナ禍でおうち時間が増えて、ますます加湿空気乾燥機が手放せなくなりました。
1に換気!2に換気!3密避けて・・・5に換気!(あれ?4は?)
密を避けるという意味で、空気を入れ替えることがいかに重要なのかを身にしみている今日この頃です。
悪い菌が家に入ってこないよう、我が家も換気を意識していますが、いざ窓を開けると・・・
「うわぁ!寒っ!!閉めて閉めてー!」
っと、子どもからブーイングが来たり・・・。
窓を開けた換気も大事ですが、ちょっとした逃げ道(?)として加湿空気清浄機との併用も欠かせません。
加湿空気清浄機をガンガン稼働し続けるとなると・・・不安になるのがやはり電気代。
「毎日こんなに加湿空気清浄機を使って・・・ホント大丈夫かしら?」
加湿空気清浄機の消費電力と電力会社の単価を調べて、使用している加湿空気清浄機の電気代を計算してみることにしました。
ダイキンの加湿空気清浄機(MCK40T−W)の仕様
我が家で使用している加湿空気清浄機は、ダイキンの「加湿ストリーマー空気清浄機」で、型番はMCK40T-Wです。
2017年に購入し、使用開始から4年が経とうとしています。
新しい型番が販売されているため、すでに生産終了している製品ですが、まだまだ現役。
使った心地などの詳細はこちら
[kanren2 postid=”21235″]
ダイキンの加湿ストリーマ空気清浄機(MCK40T-W)の機能は、
- PM2.5も素早く検知する「トリプル検知」センサー搭載
- 飛び出す「アクティブプラズマイオン」と吸い込んで分解する「ストリーマ」によるダブル方式
- 室内の空気の汚れや温度、湿度の状況に応じて、最適な運転をする「おまかせ運転」
※価格.comより引用
0.1~2.5μmの小さな粒子を除去し、空気の汚れや温度や湿度など、お部屋の環境に応じて素早くキャッチ!
クリーンなお部屋へと変化します。メーカー調べによると、その除去率は、99%とのこと。
どのメーカーの加湿空気清浄機も優秀な性能を持ち、魅力的な機能がたくさんありますが、
なんてったって、ダイキンは空調メーカーの最大手。
お部屋で心地よく過ごせるための環境作りを最重視しています。
「花粉やPM2.5、風邪やインフルエンザの原因になる悪い菌を除去したい!」
このような目的で加湿空気清浄機を選ばれる方が多いと思いますが、それだけではありません。
毎日過ごすお部屋のニオイやホコリを取り除き、乾燥しがちなお部屋の空気を加湿によって最適な湿度を整え、維持しようとする。
空気清浄機と加湿器を一体化することで、それぞれのメリットを補い合っています。
ゴホゴホ風邪を引いてしまいがちな空気からきれいな空気へと変化するのって、とても気持ちが良いけど、
「めっちゃエネルギー使いそう・・・。」
と、心配になってきますよね。
ご家庭でカンタンに電気代を計算する方法があります。覚えておくと電気代を見直ししやすくなりますよ。
ご紹介しているMCK40TーWの電気代を実際に算出したほうが話が早そうなので(笑)・・・
実際に当てはめてみましょう。
ダイキンの加湿空気清浄機(MCK40T−W)の電気代は?
電気代の公式を細かく分解すると、ポイントがあります。
- 電力量(Wh)を求める
- 電力量(kWh)に換算する
- 電力量単価(円/kWh)を調べて算出
電力量(Wh)を求める
消費電力(W)は、お使いになっている家電機器または取り扱い説明書に記載されています。
MCK40T-Wの場合、33Wの表示があります。空気清浄機のみ機能すると31Wです。
計算式に当てはめると
33W×24h=792(Wh)
稼働時間は、水の入れ替えをしながら常にONの状態なので、24時間にします。
33Wの加湿空気清浄機を24時間連続使用の場合、792Whの電力を使用したという結果になります。
電力量(kWh)に換算する
「なんで1000で割るの?」
というと、単位をそろえるためです。
先ほど算出された電力量は、792kWhではなく、792Whです。
間違えやすいところですが、キロがつくのとつかないのでは全く数値が異なります。
792Wh=0.797kWh
1000で割ると、このように換算することができます。
電力量単価(円/kWh)を調べて算出
次の計算で必要になる数値は、電力量単価(円/kWh)。1kWh単価や電力量料金など、他に呼び名もあります。
これは、使用している電力会社のプラン内容に記載されています。(あしたでんきは電力量料金と記載)
あしたでんき のたっぷりプランを我が家では契約していますので、ここの単価を使用して計算すると以下のとおり。
0.797kWh×17.5円=13.9円
使えば使うほど単価が高くなる段階制の料金設定の電力会社もあります。
あしたでんきは電力量単価が一律のため、電気代の計算が楽チンです。
※あしたでんきは、2022年6月30日をもって供給を終了することになりました。
MCK40T-Wの加湿空気清浄機を24時間フル稼働している場合の電気代は、13.9円という結果になりました。
※燃料費等調整単価・再生可能エネルギー発電促進賦課金の料金は計算に含まれていません。
2020年10月の利用明細と照らし合わせて加湿空気清浄機の電気代を考察。
1ヶ月の電気代あたり、MCK40T-Wがいくら占めているのか?
2020年10月のあしたでんきの利用明細を見て、計算してみましょう。
MCK40T-Wを1ヶ月使用した電力量は、13.9円×31日=430.9円
請求金額12,096円のうち3,000円が基本料金なので、12,096ー3,000=9,096円。
このお値段が1ヶ月分の電力量を金額にしたものですね。
全家電製品の電気代の中で、MCK40T-Wがどれだけ占めているのかは、
430.9円÷9,096円×100=4.73・・・≒4.7%
MCK40T-Wの1ヶ月あたりの電気代は430.9円で、全家電製品の電気代の4.7%を占めています。
この運転を1年続けた場合となると、430.9円×12ヶ月=5170.8円 となります。
1日、1ヶ月となると、小銭で支払える金額ですが、年単位でいくと樋口さんのご登場になりますね。
関西在住で「あしたでんき 」を契約している我が家の電力量単価は、1kWあたり17.5円。
まずは、この単価から。こちらで電気代をシュミレーションすることができますので、一度比較をしてみてください。
[wp-svg-icons icon=”point-right” wrap=”i”]ご家庭向け新電力【あしたでんき】
加湿空気清浄機の電気代を抑えるために、電力量単価を見直そう。
加湿空気清浄機の電気代を、いざ数値化してみると、我が家の全家電製品の電気代の約5%という結果になりました。
もちろん、使用している加湿空気清浄機の種類、運転の強弱、室内の空気の汚れ具合などによって、使用電力や電気代にバラツキが生じることがあります。
加湿ストリーマ空気清浄機は、電気代を抑えやすい気化式のタイプです。
12ヶ月間継続的に使用しても、年間5000円以上もの電気代がかかっていることに、正直驚いてしまいました。
電気代をできるだけ安く抑えるために、救いとなったのが、電力量単価(円/kWh)でしょうか。
10円、20円と、子どものお小遣いの数字なのですが、月単位、年単位と積み重なるごとに電気代を安く抑えることができたと思うと、侮れません。
1年中空気清浄機をフル稼働し、10月から3月下旬まで加湿機能をプラスして、我が家では使っています。
1年のうち半分が空気清浄機のみの機能で31ワットと電力を減らすことができるので、少しだけ電気代を抑えることができますね。
春(3月〜4月):花粉対策・PM2.5対策
夏(5月〜8月):カビ・ニオイ対策
秋(9月〜11月):ダニ対策・空気の乾燥対策
冬(12月〜2月):空気の乾燥・風邪・ウイルス対策
これらのリスクを少しでも減らすことができると考えると、加湿空気清浄機を設置しておくことに意味があると思います。
[kanren2 postid=”36231″]
「空気の汚れの影響で、体の中に悪い菌が入って病院行くことになった!」
と、お金や時間をムダにして後悔するなら、お守り代わりに加湿空気清浄機の購入を検討しても良いかもしれません。
24時間フル稼働した場合の我が家の電気代をご参考に、ご家庭の電気代を見なおしていただけると幸いです。
▼ 2021年新型モデルはこれ!▼