カゴメさんのミニトマト「こあまちゃん」の栽培3年目のリピーターRumiです。
夏といえば・・・ミニトマトを育てる!すっかりと習慣化してしまいました。
食卓にのぼる野菜として、ミニトマト率が高い我が家。
ブドウのようにたわわに実がなる「こあまちゃん」のミニトマト は、食べる楽しみだけでなく、育てる楽しみもあります。
従来の真っ赤な「こあまちゃん」を今年も育てようと楽しみにしていましたが・・・ネット通販では売り切れ続出!
くまなく検索を続けていたら、β-カロテン豊富なオレンジ色の「こあまちゃん」を入手することに成功しました。
在庫残り2点だったミニトマト「あまたん」の品種も一緒にポチ!
2種類の品種の育て比べをしてみることにしました。
カゴメのミニトマトの苗2種が到着!
ポチして注文してから1週間後、はるばる長旅から到着しました。
非対面で置き配をしてくださったクロネコのお兄さんにインターフォン越しでお礼を言った後、ワクワクした気持ちで玄関へ。
早速開封し、ミニトマトの苗とご対面〜。狭いところから早く出してあげましょう。
β-カロテンたっぷりで極甘!スーパーベジタブル「こあまちゃんオレンジ」
背丈が低いベランダ栽培向き、スゴ甘高糖度!「あまたん」
こちらの品種を2つセットで2種類、合計4つの苗を購入しました。
おうちで育てることができる「カゴメ」のトマト苗は、全部で7種類のラインナップがあります。
2018年から2020年の間で購入したのが、以下の3種類。
- こあまちゃん:2018年、2019年に栽培
- こあまちゃんオレンジ:2020年に栽培
- あまたん:2020年に栽培
他にも、以下の4種類も大人気。制覇してみたい。
- 手間のいらないトマト 凛々子(リリこ)
- ぷるるん
- 高リコピントマト
- かおりん
カゴメの苗2種類をひとつずつ、じっくりと観察。
こあまちゃんオレンジ
たっぷりと連なっているミニトマトの実!
こあまちゃんの大きな特徴です。
ラベルのイラストを見るだけで、なんだか楽しい気持ちになります。
今回のこあまちゃんは、オレンジ色の実がなるバージョン。
「β-カロテンたっぷり」と記載されているところが、赤色のこあまちゃんとの違いです。
β-カロテンとは、体の中でビタミンAに変わるオレンジ色の色素。
にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に含まれている栄養素のこと。
長旅でお疲れモードですけども、茎も葉っぱもシャキッと伸びてて、たくましいですよね。
昨年育てた赤色のこあまちゃんの苗と比較。
生育後の実の色が違いますが、背丈も茎の細さも葉っぱの形もそっくりです。
果たして、赤色のミニトマトの苗なのか?オレンジのミニトマトの苗なのか?
ラベルを見ないと区別が付かないかもしれません。(見分け方があったら教えてください。)
上から見たこあまちゃんオレンジ。茎と葉っぱとの感覚が広く、くっきりと分岐しています。
近くから見たこあまちゃんオレンジ。
お日様エネルギーをいっぱい吸収してくれそうなギザギザした葉っぱです。
あまたん
「あまたん」は、カゴメのミニトマトの苗の中で、めっちゃ糖度が高いミニトマトとして人気があります。
みずみずしい果肉とつるんとした皮から伝わるシズル感。ひょいっと口の中へ早く入れたいですね。
今年初めて育てる品種ですが、難易度は高くないことを口コミで知り、ホッと安心。
プレートで苗が隠れてしまうほど、背丈が低い苗なのも特徴です。
上から見たあまたん。背丈が低いぶん、茎と葉の感覚が狭くぎゅーぎゅー詰め!
近くから見たあまたん。
ぎゅーっと密集していますが、1枚1枚青々と茂った小さな葉っぱがとてもかわいらしいです。
こあまちゃんオレンジとあまたんの違いとは?
ここで、こあまちゃんオレンジとあまたんを比較してみることにします。
プレートから葉っぱが飛び出ているのがこあまちゃんオレンジで、隠れてしまっているのがあまたん。
上から見ると、密度に違いがあります。
近くから見ると、こう。葉っぱの大きさや数にも差があります。
ラベル裏を見ると、あれれ・・・間違い探し?
育て方は同じで、特に大きな違いはありません。
あえて違いを指摘するなら、ラベルのトップに記載されてる品種名とリストの部分だけ。
育てやすさをひとことで言うと、
- こあまちゃん:初心者に栽培しやすい
- あまたん:背丈が低く、省スペース向け
といった感じ。そんな私も栽培初心者でこあまちゃんを自宅で栽培し始めて、現在こあまちゃん3年生。
リピーターになりたくなるほど、生育の成功率が高いかなと思います。
どちらも鉢やプランターで育てることができて、マンションに住んでいる方やお庭を持っていない方も栽培できます。
次でご紹介しますが、袋ごと鉢植えにすることができるタイプのトマト専用の土もありますよ。
「こあまちゃんオレンジ」と「あまたん」の植え付け開始!
使用するトマトの土は、プロトリーフさんの「そのまま育てるトマトにとまと」のトマト専用の培養土。
ころんとしたトマトの形をした袋がカワイイという理由でチョイス。
鉢やプランターを持っていなくても、袋で鉢植えができるからますますハードルが下がりますよね。
原料は以下のもの。
赤玉土、鹿沼土、クリプトモス、ピートモス、バーク堆肥、もみがら肥料、くん炭等
トマト専用の土と言いますと、こちらの土も良く育ちます。2018年と2019年にミニトマトを育てたときは、こちらを使いました。
袋栽培の方法は、カンタン!
ヘタの部分にハサミを入れて袋を破り、袋の下にところどころ穴を開けておきます。
ポットから苗を出した時の様子。どちらもよく根付いており、特に大きな違いはありません。
ポットの中に植えたままの状態だと窮屈なので、早めに植え付けをしましょう。
「そのまま育てるトマトにとまと」の土の成分は赤玉土が主体。触ると土本来のニオイがします。
ココヤシが主体の土「そのまま使えるトマトの土」より、水分を含んでいてやや重みがあります。
1袋16Lもの土が入っていますが、ずっしりと重たすぎるわけではなく、6歳の子どもでもよいしょと持ち運べるくらいの重さです。
袋の中にスキマなくぎっしり土が入ってて、袋の切り口の幅が狭いです。
苗を置くときは、スコップを使ってトレイに5〜6杯程度の土を移しておいて、苗を置いた後に土を戻します。
こうすることで、土をボロボロとこぼさず、植え付けをすることができました。
1袋に対して、苗を1つ。これを4回繰り返しました。腰が痛いよー。
最後に、水やりをして植え付けた土と苗をなじませます。
4苗分の植え付けで、全部で20分ほど時間を使いました。
最初にポットから外した苗が萎れ始めて・・・大変!
必ず水を与えて、新たな場所にお引越しした苗たちを回復させることをお忘れなく。
カゴメのミニトマトの苗で、おうちで気軽にミニトマト栽培をしよう。
最後に、植えつけるときのポイントをまとめておきます。
- 風が少ない晴れた日に行うこと
- 高温多湿を避けて直射日光を当てすぎないこと
- 日当たりが落ち着いている朝か夕方の時間帯に作業をすること
- ポットのままに長時間入れっぱなしにせず、早めに植え付けを完了させること
お天気が怪しいときに苗が届き、私が植え付けしようとしたときに、雨がザーッと降り出しました。
湿気が多い環境で植え付けをすると、急激な温度の低下で水はけが悪くなり根が土に張りにくくなる原因になります。
「植え付けできないよー!」と心配していましたが、数時間後に雨が止んでお日様が出始めたので、無事植え付けを再開することができました。
スゴモリな日が続くと、息が詰まってしまい、外の空気がなんだか懐かしくなりますよね。
ベランダで少し土をいじって苗を眺めているだけで、外出したのと同じくらい清々しい気分で有意義な時間を過ごすことができました。
悪いウイルスとサヨナラする手段のひとつとして、窓を開けて空気を入れ替えるかと思います。
退屈しがちなおうち時間に、ほんの少しだけ変化をつける方法として、すくすく成長していくミニトマトを身近に置いてみて。
ベランダで外出気分を楽しんでみてくださいね。
ミニトマト栽培で私が購入したものはこちら。
スコップはあると便利!ないときは、ペットボトルをスコップの形に切って代用もできます。
カゴメさんの苗は、3月下旬〜4月上旬ごろから市場に出回ります。
人気の品種はすぐに売り切れてしまいますので、早めにチェックしてご購入はお早めに!