「ダンボールが溜まって邪魔!捨てるまでどうすればいいの?」
ネット通販でのお買い物が主流になった今だからこそ、名もなきストレスを抱えてしまいがちです。
私の住んでいる地域では、ダンボールの回収が月に1回。
「この日を逃したら・・・すぐに溜まってしまう!!」
カレンダーに回収日を赤丸で二重丸つけて、忘れないようにしなければなりません。
どんなにお部屋をキレイにしていても、通販でお買い物をするたびに「どどーん!」と部屋のスペースをダンボールで侵食していきます。
捨てるまでの間に何かできないかしら?う〜ん・・・私なりに考えてみました。
もくじ
ダンボールをゴミの日に送り出すまでの間の使い方はこれ
⒈ 子どものおもちゃにしてみる

夢中になってダンボールに色えんぴつでイラストを描く子どもの手
中身を出したダンボール箱を子どものおもちゃにします。
ダンボールで遊んでいる間は、新たにおもちゃを買い足す必要がありません。
家にあるものでお金をかけず遊ぶことができて、そのうえ使い捨て。
一時的なおもちゃにダンボールがぴったりです。
「ママ、箱ちょうだーい!」
宅急便でピンポンがなると走り出して玄関でワクワクしながら待っているのはうちの子だけでしょうか。
届いた品は子どもが欲しいものとは無関係の日用品類ですけど、彼らの求めているのは中身ではなく箱!
なぜなんだ?!とにかく箱!
すっからかんになったダンボールをすぐに持ち去って勝手に遊びだします。
どんなことをするのかというと・・・
- 電車ごっこ
- 秘密基地ごっこ
- お人形さんを入れておうちごっこ
- ピタゴラ装置っぽいもの
- クレヨンやマーカーでデコレーションしてお絵描きや文字の練習
- 箱に入ってテレビを見たり本を読んだり・・・
- 最終形態はおもちゃ箱を量産してます。
分厚いダンボールに一生懸命ハサミを動かしている姿を見ていると、「ダンボールって使えるんだなぁ・・・」と感じ、邪魔だと感じていたことを忘れることもあります。
お片づけが大変・・・なのがデメリットですが、捨てるまでの期間限定と思い割り切ることにしてます。
ダンボールといえど紙製のものなので、何度も遊んでいるうちにいい具合にボロボロになっていきます。
その後次々と新たな遊びを生み出すので、資源ごみの日までの短期間で遊べるおもちゃとしては十分活用できます。
⒉ 梱包材にして送ってしまう

壊れたものを修理に出すときに手元にダンボールがあれば使える。
ダンボールの利点を活かした方法として、中身を守る役割に使います。
ダンボールを使用するメリットは、
- 丈夫であること
- いろんな大きさがあること
- 郵送に向いていること
など、考えられます。
写真のは、ニンテンドーDSが故障し修理に出したときの梱包です。
ゲーム大好きっ子たちに告ぐ。3DSを保証書ナシでネットで修理依頼をしたらソフト1本分の料金を払うんやで。「ダンボールで梱包なんて引っ越しくらいじゃね?」って思うかもしれませんが、挙げてみるとたくさんあります。
例えば・・・
- オークションの出品物を落札者へ送る(メルカリ、ヤフオク、ラクマなど)
- 帰省や旅行で荷物を宿泊先へ送る
- 衣類や書籍、日用品などの買取を一括で行う(ブランディアなど)
- 壊れ物(家電製品や精密機器など)を修理に出す
- 自宅の不用品を箱に入れて寄付する(セカンドライフなど)
など。箱に梱包してお届け先に荷物を送り、家のものを管理しながらダンボールを減らしていく方法です。
梱包して配送する手間と配送料が必要になりますが、大きなダンボールをわざわざホームセンターに買いに行かなくても容易に入手できるのです。
大型家電やインテリア用品だけでなく、箱型ティッシュやトイレットペーパーなどの雑貨、ペットボトル飲料の詰め合わせなど、買い物した後に持ち歩くのが大変なものほど、通販を利用すれば大きなダンボールが自宅に届きます。
「おうちの中がダンボールだらけ!!」
ダンボールが多いと感じたら、新しく物が入りおうちのものが増え始めています。
この際思い切って家の中の物を見直して、不用品を処分するチャンスと考えてたほうがいいでしょう。
新たなものがダンボールで送られてきたら、使わないものをダンボールで送って手放すといった流れを作りましょう。
⒊ 仕分け用の箱にして仮の収納ボックスを作る

収納迷子になっている片付いていない細々とした小物を段ボールにポンと仕分け。
戸棚や引き出しを開けると・・・収納場所を決めておらず、なんとなく入っているものって多くありません?
例えばこんなもの・・・
- サイズアウトして着なくなった衣類
- 新しいものを買って二軍になってしまったおもちゃや雑貨
- 子どもの図工の作品
- 学校や幼稚園で配布されるプリント類
- 決められた収納場所からはみ出てしまった日用品
- 部屋中に散らばっている用途不明の小物たち
今すぐ使いたいものの中にいらないものが紛れ込んでいると、取り出すときに取り出しにくくイライラしてしまいますよね。
そんなときは、ダンボールを収納ボックス代わりにして仮の収納場所を作って仕分けをしましょう。
写真は、部屋を掃除してて床や棚の上などにそのまま置きっぱなしになってた細々とした雑貨類。
ダンボールを使って家族の見えるところに集めておき、処分して欲しくないものがあったら「自分で片付けて」と伝え、いるものいらないものを判別してもらいましょう。
学校の教室にある「落し物ボックスの家庭版」と思うと・・・分かりやすいですね。
段ボールは活用できるけど、決して溜めてはいけません。
段ボールを敢えて活用してみるというのも一つの方法ですが、ここで勘違いしてはいけないことを一つ言います。
「活用すれば、いざというときに何かに使えるかも・・・」と思い、ダンボールを長期間溜めておくことは正直オススメできません。
ダンボールは一見「丈夫で分厚い箱」に見えますが、ゴキブリなどの害虫がつきやすいです。
見た目が綺麗なものでも荷物の積卸や運搬、保管時に外気に触れているため、見えない汚れが付着していることもあります。
厚紙に挟まれて空洞になっているダンボールは保湿性や保温性が高いため、害虫たちにとって絶好の棲み家になることもあります。
こんな話を聞くと・・・「ひぃ〜・・・」と鳥肌が立ってしまいますよね。
余ってしまったダンボールをクローゼットやタンスなどの隙間に入れて私も見えなくすることがよくありますが、自信を持ってオススメする方法ではありませんので、マネしないでくださいね。
あくまで、一時的に置いておくという前提で保管をしてください。
ダンボールを一時的に保管をするときの注意点
ダンボールを一時的に保管するときの注意点
- ダンボールは箱の状態で直置きをせずに、崩して立てて置く
- 湿ったダンボールの保管は極力避ける
- 無理な場合はしっかりと乾燥しておき、湿気の少ないところに保管する
- ベランダなど湿気の多いところにダンボールを置かない
- 同じダンボールを何度も使い回ししない
- 古いダンボールはできるだけ早く処分する
- 資源ごみの日に忘れずに処分をする
結局は極力増やさないのが一番の解決策になるんですが、通販に慣れてしまった以上なかなか厳しいですよね。
お急ぎで処分したい方は、小さめの段ボールでしたら細かく切って可燃ゴミに出すという方法もあります。
こちらの方法は自治体によって可能かどうかが異なりますので、必ず確認を取るようにしてくださいね。
処分する際は、伝票に記載される個人情報を消しておくことを忘れずに。
ダンボールは再利用できるものですので、資源ごみに出してリサイクルするほうが環境にもやさしいものです。
処分するまでの間は注意点を守り、ご家庭で可愛がってみるのもいいかもしれません。(笑)