「除湿器に水が溜まってる~!」
エアコンの節電対策に、蒸し暑~いお部屋に除湿器を置いているご家庭も多いかと思います。
たっぷり溜まった除湿器の水を捨てるたびに、こう思いませんか。
「なんだか、もったいない・・・。この水、再利用できんかなぁ・・・」
ぱっと見、無臭の透明な水に見えるけど・・・
ザーッと排水口へ流してしまう時、罪悪感にさいなまわれてしまうんですよね。
そこで、除湿器の水を何か再利用できないのかと、私なりに調べて考えてみました。
除湿器の水の再利用でしてはいけないこと
「水がもったいない」からって言って、以下の使い方は、やめましょう!
- 飲食用の水として使う
- 身体に触れる箇所の汚れ落としに使う
- 植物の水やりや水槽の水に使う
Rumi
わたし基準で根拠はないのですが、少なくとも動植物の身体に関わる再利用方法は避けるべきかと思います。
飲食用の水として使う
除湿器から発生した水は、飲料水として安全かどうかの保証がありません。
飲み水はもちろん、野菜を洗ったり、料理の材料として使うのは、ゼッタイにしないようにしましょう。
「こんなこと記事にしなくても、分かるわ!」
と、書いてる私もそう思うのですが、念のためにお伝えします。
体の安全にかかわることです。
お水を飲むときは、水質基準を満たし安全性が確認されている水を使いましょう。
身体に触れる箇所の汚れ落としに使う
「口に入らなければいい!それなら、掃除や洗濯!」
と、汚れを落とすことに使えそうな除湿器の水ですが、やめておいたほうがよいものがあります。
例えば、以下の使い方。
除湿器の水には、雑菌やカビなどの不純物が残っている場合があります。
お皿は口にするもの、衣類は身につけるもの、お風呂や床は、肌が触れる場所です。
あくまで予備洗い用として使い、キレイな水で洗い流したり二度拭きをすればよいかもしれません。
けど、100%雑菌やカビなどを落とせるかどうかは分かりません。
肌や衣類、足の裏など、いずれも身体に接触する恐れがあるので、やめておいたほうが無難です。
植物の水やりや水槽の水に使う
除湿器の水の成分や含まれる内容物は、普段使用している水の水質と異なります。
全く同じものではないため、水質が変わることで植物や水槽の生き物の生育に影響を及ぼすことがあります。
植物や水槽の生き物の中には、環境の変化に敏感なものも多いです。
突然枯れてしまったり、病気になって命を落としてしまう可能性は、ゼロではありません。
汚れたものには汚れたもの。以上を踏まえわたしはこう使う
そういうことなので、私はこのように使っています。
- 食品容器を洗う
- レンジフード掃除
- フィルター掃除
まずは、使用済の除湿器の水入れとして、タライを用意。
食品容器を洗う
料理をしている途中に出てくる食品容器を洗うのに使っています。
食器ではありません。食品容器です。
スーパーで使われるお肉やお魚のトレイ、プリンやゼリーのカップ、納豆の容器などの、プラスチック容器。
他に、裏側に成分がこびりついた牛乳パックやソースの缶、夏は特に増えるペットボトル!
ゴミ袋に入れたり、資材置き場へ持っていく前に、洗いますよね?
除湿器の水をタライに張って食品容器の洗浄用の水にし、調理後にまとめて洗う方法に変えました。
Rumi
1日の調理で発生する食品容器の量って、意外と多いんですよね。子どもが休みになるとオヤツのゴミが・・・
今までは、蛇口ひねってザーッと食品容器を洗っていましたが、タライにまとめることで、後回しにもできるし、節水にもなりますね。
レンジフード掃除
レンジフードのシロッコファンの汚れ、油がベットリ付いて、何回洗っても汚れが落ちにくいですよね・・・。
重労働だし、ほったらかしにしたくなるけど、汚れ落としの足しとして、除湿器の水を使ってみてはいかがでしょう。
除湿器の水は冷たいため、油が落としにくい・・・
そんなときは、直火可能のタライであれば、直火にかけてお湯にしましょう。
そうすれば、油汚れが落ちやすくなります。
わたしの使ってる野田琺瑯のタライは直火可能です。
フィルター掃除
エアコンや加湿器のフィルターは、空気中のホコリやカビなどが詰まっています。
掃除するときに除湿器の水で汚れを落とせば、汚れもの同士混ざります。
汚れをすすいだ後、キレイな水で二度洗いをする必要がありますが、除湿器の水で予備洗いをすることで、フィルターの汚れを洗い流すのに使える方法です。
汚れた水には汚れたものを。参考にしてみてください
除湿器に溜まった水を再利用してみました。
他にもこのような方法にも使えるのではないかと思います。
再利用としての許容範囲は、個人差ありますが、あくまで、私の使用例です。
「口に入らない、身体に触れない部分の汚れ落としとしならOK!」というのがわたし基準です。
(もし、何か支障をきたすことがありましたら、加筆修正が入るかもしれません。)
汚れたものには汚れたもの。水を大切に使いましょうね。