ビーフジャーキーなど乾物類をよくおつまみにして食べている夫。
「たくさん食べたい」という理由で、通販でジャーキーメーカーを購入しました。
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2018/10/A2B2A47F-9627-4C7F-8637-DF69E2EDCAE5.png” name=”夫” type=”l”]市販のビーフジャーキー、値段の割に量少なくね?作ったらコスパ良くねーか。[/voice]
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2018/09/A8E4E0DC-6C99-4E61-98AA-BE4060880DBF.png” name=”Rumi” type=”r”]自家製ジャーキーの機械って・・・使い道あるの?[/voice]
購入することに消極的だった私ですが、使ってみると・・・思った以上に実用的。
お塩や家にある調味料とお肉を温風乾燥させ、旨味をギューっと閉じ込めたビーフジャーキーが完成!
余計な添加物や油が入ってないし、市販の何倍もの量で食べることができます。
ん、ちょっと待てよ?
このジャーキーメーカーの仕組みを利用すれば・・・高級食材の干し貝柱も作れるのではないか!
スーパーで300円前後で購入できるホタテ貝柱を、ジャーキーメーカーで乾燥し量産させることができたら、1粒たったの100円以下。
もしこの実験が成功すれば、節約しながら旨味が詰まった美味しい干し貝柱をご自宅で食べることができますよね。
実際に実験してみて、お味の感想をレポートしてみました。
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干し貝柱作りに使う「ジャーキーメーカー」とはこれのこと。
「ジャーキーメーカー」は、【レアモノ家電】 でおなじみ サンコー株式会社さんが製造しているキッチン家電。
ダイヤル式で、手動でオンオフの切り替えが可能。
温度は最低35℃〜最高70℃まで調整することができます。
※オートオフ機能は付いていません。
温風を利用して、スライスした食品を乾燥させてパリパリにしていきます。
牛肉や鶏のササミ肉のジャーキーだけでなく、スライスしたお野菜やフルーツで野菜チップスやドライフルーツも作ることができます。
ペットを買っている方は、ワンちゃんのごはんに自家製ペットフードを作ることもできます。
その他スペックについてはこちら。
- サイズ:幅245×奥行き240×高さ227(mm)
- 重量:1600g
- トレイサイズ(1個)内側:幅235×奥行き215×高さ13~25(mm)
- 定格電圧:100V
- 定格周波数:50/60Hz
- 消費電力:250W
- 温度範囲(ヒーター温度):35〜70℃
- 電源ケーブル長さ:1085mm内容品本体(トレイ5段、蓋)、日本語取扱い説明書
※【サンコーレアモノショップ】 の公式サイトより抜粋
サンコーの家電というと、家電量販店には置いてないような斬新なアイディア家電を取り揃えており、サイトを眺めているだけでワクワクしてしまいます。
「糖質カット炊飯器 匠」を我が家で愛用していて、我慢しない糖質制限ダイエットを実行しております。
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あっと言わせたくなるオモシロさと実用面を併せ持つサンコーの家電を一度ご覧になってみてくださいね。
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スーパーでベビーホタテと貝柱をたくさん買ってきた。
干し貝柱を作りたいがために、スーパーでたくさんホタテを買いに行きました。
いつもはお刺身用にちょろっと買う程度なんですが・・・実験のためとはいえ、こんなにたくさん買いだめたのは初めてです。(笑)
メインは、貝柱のつもりでいたが・・・ベビーホタテも気になったのでベビーホタテも併せて。(気まぐれw)
近所の某スーパーで購入したホタテの金額は、
- ホタテ貝柱(3パック):263+263+288=814円(税抜)
- ベビーホタテ(2パック):201+172=373円(税抜)
合計:1,187円分(税抜)のホタテを使用しています。
機械にセットする前にボイルして加熱処理を行いますが長時間の乾燥で放置しますので、新鮮なものを選びましょう。
値引きシールのものとか安くってついつい選ぶこともありますけど、自己責任でお願いします。
ホタテ貝柱とベビーホタテをボイルして調味液で下味。
ホタテ貝柱
沸騰したお湯にホタテ貝柱を入れて、弱火で2分。
茹で過ぎると旨味が逃げてしまいますので、さっと湯通しする感じで。
日本酒(または調理酒)100mlと塩5gの調味液に漬けて、粗熱を取り冷まします。
調味料が均一に染み込むよう、軽く混ぜてください。
ベビーホタテ
ベビーホタテもホタテ貝柱と同様にボイルします。茹ですぎ注意!
しょうゆ50ml、みりん50mlの調味液に漬けて、粗熱を取り冷ましておきます。
ホタテ貝柱とベビーホタテでは使用している調味液は異なりますが、手順は同じです。
下味の水気を切り、ジャーキーメーカーにセット。
調味液の水気を軽く切って、このようにホタテを並べていきます。
あ・・・なんかオレンジ色のホタテが混じってる!(写真右奥)
市販のホタテ貝柱に、たまにオレンジ色のものが混ざっていることがあります。
これはホタテが食べたプランクトンの中にカロテノイド色素が含まれていたためです。
安全上問題ありませんので、このままお使いください。
プリプリのベビーホタテに、しょうゆが染み込んで美味しそう。
このまま食べても美味しいと思うけど・・・我慢我慢。
温風乾燥時に使用するトレーは、全部で5段あります。
ホタテ貝柱12個、ベビーホタテ17個で1段ずつ余裕で収まりました。
5つのトレーにできるだけ多くの食材を乗せたほうが、電気代を一度で抑えることができますので、一気にまとめて乾燥させることをオススメします。
左側のダイヤルをオンにすると、真ん中のランプがオレンジ色に点灯します。
右側のダイヤルで温度を調整。
高すぎない温度でじっくりと温めたほうが旨味が閉じこもりやすいかなと思い、温風温度は60℃で。
2019年7/1の午後、温風乾燥を開始。
ビーフジャーキーはおよそ10時間を目安にしていますが、厚みのあるホタテは1日近くかかりそうです。
蓋をして、じっくりと見守っておきましょう。
6時間後の様子。いい感じ!
乳白色でコロンと丸みのある貝柱の原型は残っていますが、表面がパリッと乾燥しかけています。
一晩温めていました。時間でいうと・・・およそ19時間ほど。
ここまで温めれば、パリパリかな。見ていきましょう。
うわぁ!スゴイ。ひとまわり縮んでいます。
飴玉のようにそのまま口に入れたくなるような、パリッとした乾き具合です。
ベビーホタテはこちら。めっちゃくちゃ香ばしい香りがします。
ビール用意したい・・・。
19時間も温めているので加熱はしっかりと済んでいますが、念のため。
オーブン(またはオーブントースター)で軽く炙っておきましょう。
私はトースターを持っていないので、レンジのオーブン機能(予熱なし170℃)で1分。
完成!!
これは、誰がどう見ても干し貝柱なんではありませんか。
スープなど料理に使う前に、まずはこのままで食べても◎
ベビーホタテは、香ばしいしょうゆの味がしっかりと中まで染みてて美味しい!
噛めば噛むほどホタテの歯ごたえが口の中に広がって、ずっと入れておきたいです。
干し貝柱は、これ。
19時間加熱で、市販の干し貝柱よりも即席な感じがしますが、充分旨味が引き出ています。
程よい塩加減で、パクパクと食べてしまいます。ヤバい!
市販のものよりコスパはいいのか?
ホタテ貝柱とベビーホタテの干したものの重さの合計は、およそ110gです。
実際に干し貝柱を買うとなると・・・
100g入って2,000円〜3,000円。美味しいものは良いお値段ですよね。
べビーホタテを乾燥させた珍味も実際に市販されていますが、あまりスーパーで売ってなくて通販で買うと1,000円以上します。
[wp-svg-icons icon=”point-right” wrap=”i”]ベビーホタテの珍味の価格一覧をチェックする。
干し貝柱の価格はもちろんピンキリなんですけど、高いものはホント目が飛び出るものもあってなかなか手を出すことができません。
[wp-svg-icons icon=”point-right” wrap=”i”]Amazonで干し貝柱の価格一覧をチェックする
私が行っているスーパーで買うと・・・4〜5粒入って700円程。あまり安くないですね・・・。
ジャーキーメーカーがあれば、欲しい時にお好きな数だけホタテを干して自家製干し貝柱を作ることができます。
先ほどの814円分(12個)のホタテ貝柱だと、1粒67.833・・・円+電気代なので、100円もかかっていません。
アイディア次第でいろんな乾物にチャレンジしてみよう
ジャーキーメーカーそのものの価格が税込3,980円。
機械代を入れると「買ったほうが安いじゃん!」と思うし、乾燥させる時間が必要というデメリットがありますが、
お手持ちの材料を使って多種類の乾物が作れて、5,000円以内で購入できる家電ってスゴくありません?
実際お店で乾物を買うとなると、少量入って何百円とかですぐに食べきってしまうし・・・
初期投資3,980円、家で作る回数が増えれば、必要なのは材料費と電気代のみです。
お肉や魚介類、お野菜や果物などの生鮮食品は、水分を多く含んでいるため、美味しく食べられる期間が限られます。
乾燥させて水分を無くすことで保存性を高め、旨味や香り、風味が凝縮されるというメリットがあります。
冷蔵庫の中に・・・早く食べなければヤバい!という食材残っていませんか?
傷んでしまう前に、お手持ちの食材をジャーキーメーカーに並べて、パリッパリの乾物に変身させちゃいましょう。
乾物特有の独特な風味や味わいも楽しめるし、腹持ちがいいのでダイエット中や小腹が空いた時に気軽に食べることができます。
干し貝柱、スープの材料で使うつもりでいたのに・・・そのままでついつい食べてしまって・・・やめられないですねー!
ポテチをガバガバ食べるより罪悪感が少ない感じがするので、おやつは干し貝柱で・・・というのはちょっと欲張りかな?(笑)
お手持ちの食材でオリジナル乾物を作って、乾物ライフをお過ごしくださいね。
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[aside type=”warning”]注意
乾燥したから安全を保証するものではありません。
温風乾燥後、75℃以上1分以上の加熱を推奨しています。
あくまで自家製のものですので、期限を決めてお早めに食べきってください。
長持ちさせるために、密閉の袋に入れ乾燥剤を一緒に入れておくことをオススメします。 [/aside]