「最中海藻スープ」という商品を、駅前の成城石井で購入しました。
もなか?モナカ?いいえ、「最中」です。
最中というと、餡やアイスを挟んだ甘いものをイメージしてしまいますが、今回ご紹介する最中は”甘くない”最中です。
最中をパカッと割ると出てきたものは、粉末になっただしとフリーズドライされたわかめ。
お湯をかけると、上品な風味が広がる美味しいスープが完成。
駅へ向かう通路沿い入り口に陳列されている「最中海藻スープ」。
通勤や外出などで疲れた体をホッと癒してくれそう・・・。思わず足を止めちゃいますよね。
そんな最中海藻スープを持って帰り、早速今晩の夕食に食べてみることにしました。
最中海藻スープとはこれのこと。成城石井で購入。
パカッと割れた最中にお湯を注ぎ、ふわっとお出汁の風味が広がりそうなパッケージを見て、
「これ、絶対旨いよね!」
と確信。ついつい手を伸ばしてしまいました。
「割れやすいのでお持ち帰りの際ご注意ください。」と店員さんから一言。
電車の座席に腰掛ける時にうっかり潰してしまいそうになりましたが・・・無事にに持ち帰ることができました。
「島根県隠岐諸島産天然わかめと飛魚だし使用」と記載。
飛魚(とびうお)のだしというと「飲んだことないよ。」と思うかもしれませんが・・・
「あごだし」と聞くと「あ〜、聞いたことある。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
飛魚のだしとは、「あごだし」のこと。
緑に囲まれて清らかな海が広がる島根県の隠岐諸島は、飛魚の産地。
きれいな環境で1枚1枚丁寧に採取されたわかめは、昔ながらの育て方で生育した天然のものです。
パリッとした最中と、どんな調和をもたらすのか楽しみになってきます。
え、1個あたりのカロリーたったの23kcal?!
アイスクリームのコーンをかぶり付いているかように、ボリュームがありお腹にたまりそうなんですが、「最中海藻スープの原料」はもち米。
カロリーは100kcal・・・いえ50kcalも満たしていません。
お召し上がり方は、最中を割った状態で椀に入れて、お湯を注ぐだけ。
では、早速。中身を開けてみて作ってみましょう。
最中を手に取り、お湯を注いでみる。
中を開けてみると・・・コロンと丸っこい最中が6個、規則正しく並んでいます。
お湯を注がずこのままでつい、つまんでしまいそうですよね。
大きさは、手のひらが半分隠れるくらいです。
手にとってみると、おせんべいのような見た目と香り。めっちゃおいしそう〜。
パッケージの召し上がり方を見なければ、そのままで食べてしまうかも。
「パリッ!」
指で力を入れると簡単に割れてしまうくらい、モロいです。
このモロく潰れてしまう感覚がとても気持ちがいいので、一度は体感していただきたい。
お好みの大きさに、バキバキと割ってみましょう。
中から粉末状になった飛魚のだしと乾燥されたわかめやねぎが入っていました。
インスタント味噌汁のような感覚ですが、最中がついているのでちょっぴり得した気分になります。
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2018/10/F547BAE2-FA52-43E1-A91C-35CF49EF70B5.png” name=”長男” type=”l”]うわぁ、なんか面白そう![/voice]
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2018/10/9172E30D-9F37-47F1-819A-D14B95E2720E.png” name=”長女” type=”l”]わたしも割りたい〜![/voice]
最中を割っている音を聞いて、子どもたちが覗きにきました。
それぞれのお椀に自分の最中を割って盛った様子。
ん?割れてる最中の形が合わないんですけど、
さては、つまみぐいしたな・・・w(お察し)
割った最中のお椀に、沸騰したお湯を注いでいきます〜。
パリッとしていた最中が一瞬でフニャッとなってしまいました。
子どもたちはつまみ食いして、そのままの食感を楽しんでいましたが・・・
お湯をかける前の最中のパリッとした食感も食べてみたいですよね。
全体にお湯がかからないように少しだけパリッとしたところを残し、調整してみました。
スープと言っていますが、原料はあごだし。和食の献立と相性抜群です。
お湯を注ぐだけなのに・・・汁物がメインディッシュであるかのように存在感があります。
お湯がかかっていないパリッとした部分が沈んでしまいそうなので、急いでいただくことにしよう。
パリッとした状態の最中。
スープが染み込んでいて柔らかくなりぎみでしたが、少しだけ残っているパリッとした食感が絶妙。
染み込んだだしと一緒に口に入り、ほのかに風味を感じます。
スープに浸かってフニャッとした最中。
油揚げとお麩を足して2で割ったような感じ。
緑のたぬきとかどん兵衛の蕎麦の天ぷらを思い出しちゃった・・・。
お湯でふやかさないでサクサクした食感を楽しむのもいいですし、沈めてドロッと味を染み込ませてしまうのも美味しいですよね。
お好みの食べ方を見つけてみてください。
おだしは、上品ですっきりとした味。
わかめはシャキッとしてて歯ごたえがいいし、細くなるまでずっと噛んでいたい。
パリッ!ふわっ!シャキッ!
たったの1杯でいろんな口当たりを楽しめるし、お湯を注ぐだけで完成するとかお手軽すぎるでしょ!
ちょっとだけ応用。最中海藻スープのオススメの食べ方!
味噌を加えてお湯を注ぐ
お味噌を加えて、味噌汁風に。
写真は、小さじ1強入っていますが、やや濃いめでした。もう少し控えめでOK!
すっきりとした味わいにお味噌のコクが増し、お出汁の風味が引き立ちます。
「これ食べれば、他におかずいらない!」というくらい美味しかったです。
ご飯の上に乗せてお茶漬け風に
お茶漬けの素に入っているあられ、サクッとしててクセになりますよね。
最中で応用できないかと思い、やってみました。
茶碗が小さかったですね。(笑)でも、味は大当たり!
お茶漬けの素のあられを食べているかのように、サクッとした食感が楽しめます。
あごだしの風味もご飯と相性抜群ですし、お酒の〆に食べたい一品ですよ。
成城石井梅田店では、税抜498円。消費税8%小数点以下切り上げで税込538円。
最中1個あたりを計算すると、89.6円。およそ90円ですよ!
贅沢なだしとパリッとした最中の食感が楽しめて、1杯90円で楽しめるとか、お得じゃありませんか。
夕食に汁物を足したい時や、ちょっと小腹が空いた時や夜食などに、ホッとあたたまる1杯をお楽しみくださいね。
成城石井がお近くにない時は、ネット通販が便利です。
のど黒だしも気になる・・・。