電子レンジは機能と使用頻度で選べ。5人家族の我が家が単身向けの小型オーブンレンジに買い替えた理由

平成最後の元旦に8年使用した電子レンジが故障してしまい、新年最初のお買い物で買い替えることになった我が家です。

電子レンジは、よく使うキッチン家電No. 1と言いたくなるほどの必需品。

家族の人数や生活スタイルでどんな電子レンジを選ぼうか変わってくると思います。

大容量で多機能な電子レンジは、料理のデパートリーが増えて人数の多い家族に人気です。

例えば、水の力でふっくら調理をしてくれる過熱水蒸気機能や手間をかけずに自動的に調理をしてくれる機能など。とても魅力的ですね。

家族の料理を作るのはもちろん、小腹が空けばすぐに冷凍食品やお惣菜を温める程度など、ご家庭によってさまざまな使い方があります。

しかし、使い方を見直してみると・・・よく使う機能って案外ワンパターンではありませんか?

多機能な電子レンジを買ったものの、本当にその機能って使いこなしているものなのでしょうか?

電子レンジを実際にどのように使っているのかを我が家で見直した結果、機能を抑えた機種を購入してコスパを抑えることに成功しました。

※あくまで我が家の場合の電子レンジの選び方です。各メーカーの電子レンジの機能を否定する記事ではありません。

購入したものはスチーム機能の付いていない15Lの小型オーブンレンジ

購入したのは、パナソニックのエレック(品番:NE-T15A2-W)です。

  • カラー:ホワイト
  • 庫内形状:ターンテーブル
  • 庫内容量:15L
  • 本体サイズ(約):幅45.5×奥行35.2×高さ29.3cm
  • 庫内有効サイズ(約):幅26.9×奥行28.8×高さ16.5cm
  • 重量:約10kg
  • トースト:○(1枚:約4分30秒)
  • 付属皿:直径27.3cm(丸皿)レンジ機能
  • 電力:1420W
  • 出力:950W※1/500・300・150・100W相当
  • オーブン/グリル機能
  • 消費電力:1330W
  • 出力:1280W
  • 温度調節範囲:発酵(40℃)100~230℃※2

※1 高周波出力950Wは短時間高出力機能(最大1分30秒)であり、調理中自動的に500Wに切り換わります。
これは自動の限定したメニュー(「1 あたため」ボタンを押してあたためるとき、「8-9飲み物」ボタンの「8 牛乳・コーヒー」、「9 酒かん」)で働きます。

※2 オーブンの210~230℃での運転時間は約5分間です。その後は自動的に200℃に切り換わります。

※引用元:Joshin Webショップ

我が家は5人家族ですが、低容量で機能が少ない1人暮らし向けの電子レンジを購入しました。

購入前は、日立の「ヘルシーシェフ(MOSーGS7 2010年製 現在販売終了)」を8年使用していました。

給水タンクに水を加えると過熱水蒸気式調理ができてふっくらとした蒸し料理を作ったり、ノンフライの天ぷらや唐揚げを作ることができます。

調理中に余計な油分を落とすことができる健康志向の方向けの電子レンジです。

最大250度までの温度のオーブン機能が付いて、オーブン調理やピザやパンを焼くのにも十分事足りました。

ヘルシーシェフ(MOSーGS7)とエレック(NE-T15A2-W)のスペックを比較すると以下のとおり。

 エレック(NE-T15A2-W)ヘルシーシェフ(MOSーGS7)
容量15L22L
製造年2018年2010年
使用人数の目安1人暮らし向け2人〜3人家族向け
庫内状況ターンテーブルテーブルプレート(セラミック)
重量10kg13.5kg
温度調整範囲100〜230℃、発酵40℃100〜250℃、発酵
付属品ターンテーブル黒皿・焼き網・給水タンク
機能レンジ/オーブン/グリルレンジ/オーブン/グリル/スチーム
トースト機能○(片面焼き)×

容量も温度も機能もヘルシーシェフ(MOSーGS7)の方が上で、多機能です。

前の機種と新たに購入した機種の大きな違いは3つ。

  • スチーム機能(過熱水蒸気調理)を外したこと
  • テーブルプレートからターンテーブルのタイプに変えたこと
  • トースト機能を追加したこと。

エレックにもオーブンやグリル機能が付いていますが、黒皿ではなくターンテーブルを使って作動するものです。

ターンテーブルの面積は黒皿に比べて小さいため、作れる料理がかなり制限されます。

我が家はオーブントースターを持ってなく、魚焼きグリルでトーストを焼いていました。

魚を焼くところでパンを焼いていて家族は抵抗なかったんですけど、

つたい歩きはじめた次女の前で魚焼きグリル扱うのって危なくないか? 

Rumi
火は怖いね。でも、子どもの成長とともに少しずつ料理教えたいな。(願望)

Rumi
自分でトースト焼けるようになるとか、お手伝いに電子レンジの操作ができるとか。 

家族会議の結果、このような意見になり、トースト機能のついて子どもも操作しやすい電子レンジを選ぶのが必須条件にしました。

その結果、パナソニックの小型オーブンレンジ「エレック」にたどり着きました。

ファミリー層が一人暮らし用の小型オーブンレンジを選んだ理由は?

使う機能の8割があたため

電子レンジを使う目的を振り返ってみると、

  • 冷凍食品を温める
  • 買った惣菜やパンを温める
  • 冷めたコーヒーを温める
  • ホットミルクを作る
  • 蒸しタオルを作る

Rumi
全部「あたため」じゃないか〜!

Rumi
たまに、お菓子やパンを作ったり。月に1〜2回あるかないか・・・だな。 

オーブン調理よりガス調理が多い

オーブン調理で作ってそうで作ってなかった料理が、鶏肉やお魚を使ったオーブン焼きです。

オーブン焼きを作らない方、レンジの機能を見直したほうがいいですよ。

オーブン焼きは一度でたくさんの料理を作ることができるのがメリットですが、同じ加熱調理ならフライパンで肉や魚を焼いても代わりが効きます。

オーブン焼きを作らない理由が他にも2つ。

  • オーブンで一斉に料理が出来上がることに対して必要性を感じない
  • オーブンの掃除が面倒くさい

家族が多いと、オーブンで一度にたくさん作れたほうが便利ですが、複数回に分けて調理しても支障がありません。

夫が出勤中の平日は家族揃ってご飯を食べることの方がほとんどないので、全員分の夕食が一斉に完成しなくてもいいからです。

Rumi
一斉に作りあげても家事を終えたときには料理冷めてるし、夫の帰宅後もレンチンで二度手間だし。

先に子どもの分を料理して、子どもが食べている間に夫と私の分を料理しながら子どもの話を聞いています。

子どもと会話しながら一斉に調理して一緒に食べる手段は、ホットプレートや鉄板プレートを使うという手もありますし。

鉄板プレートとIHのコンビで子どもとの会話が増えた?ホットプレートを使わずに出来立ての時短料理を少ない食器で楽しめる

それに、

Rumi
オーブン使用後、庫内を掃除しないといけないし、ニオイが気になる。 

オーブン焼きを作ったあとのレンジの庫内や扉の裏に、脂やソースなどでめっちゃくちゃ汚れが飛び散っています。

「できるだけお手入れを最小限にしたい!」と思うと、なるべく汚さずに使おうという気持ちが働いてしまい、その結果使わなくなります。

オーブン調理のほうが早いし、もちろん使いやすさは個人差あります。掃除が苦じゃないという方もいらっしゃるでしょう。

でも、オーブン調理の代わりにガス調理で片付くなら、私はガス調理を選びます。

機能が増えても使いこなせていない

  • 水の力で蒸し料理をふっくらと仕上げる過熱水蒸気機能
  • 自動的にパン生地を捏ねたり、生地をパリッと仕上げる機能
  • 温度調整を自動で行い簡単にオーブン調理をする機能

など。

メーカーさんの個性が表れているところと言えば、そのレンジにしかない「オート調理機能」の部分です。

電子レンジの価格は、オート調理機能で作れる料理の数に比例しています。

でも・・・実際にその機能を使いこなしているのかというと、

Rumi
うーん・・・使うのは最初だけ! 

スーパーや飲食街を歩くと、食べたいと思うものがあちこちに溢れていますし、食べたいと思う料理も料理しようという気持ちも、その日によって異なります。

悲しいことにヒトって飽きっぽいもので、食べるものも使うものも必要としているものも変化していきます。

同じ方法で常に習慣化するとは限りません。

これらの便利な機能は、取扱説明書に従いきっちりと材料を分量どおり用意した場合で成り立つことです。

自己流で作ると焼きムラができたりパリッとした焼き加減で焼き上がらないこともあるので、結局は手動で温度や時間を設定しています。

前の機種に「加熱水蒸式調理」が付いていましたが、取扱説明書どおりの内容に従って作るのと自分で料理するのでは手順が大きく異なり使いにくく感じたため、新機種を購入する際は外すことにしました。

使用する際「給水タンクにわざわざ水を入れるのも手間だなぁ・・・」と思い、だんだんと使わなくなったし。

  • 便利な機能を使いこなすために、わざわざ分厚く小さな字でビッシリ書かれた取扱説明書を取り出しますか?
  • 自分がやりやすいと思ったやり方を無視して、取説の内容に従いますか?
  • 確かに自動で作ってもらうものは美味しくできますが、いつまでも作って食べ続けることができますか?

上記に該当できない場合、使用する機能がワンパターンになってしまう可能性があります。

あくまで私の経験にすぎません。

日本の家電メーカーの商品は、高性能で本当に素晴らしく信頼しています。

しかし、せっかく備え付けられている機能を、私たちが使わなかったら意味がないのです。

多機能であるものを購入したのにも関わらず、使うのをドロップアウトをしてしまった私は・・・最終的に80%あたため、時々オーブンを手動で動かすというのがデフォになりました。

小型オーブンレンジをファミリー層が使うメリットは?

2〜3人向け22Lのスチーム機能付きオーブンレンジから、1人暮らし向けの15Lの小型オーブンレンジに買い換えましたが、メリットの方が多かったです。

  • 付属品がターンテーブルだけ
  • 取説を読む時間を大幅に短縮
  • 価格が安い

付属品がターンテーブルだけ

丸いターンテーブルの上に食材を乗せ温めていきます。オーブンを使用するときは、ターンテーブルが黒皿代わりになります。

オーブン調理で使う黒皿って意外と重いし、焼き網の掃除って汚れが細かいし面倒じゃありません?

使用した食器に加えて、ドカッとシンクに置くことになるし、焼き網にこびりついた脂分をひとつひとつ落とすのも意外と時間がかかってしまうもの。

焼き網を使いたいという方は、魚焼きグリルをお持ちであれば、魚焼きグリルで焼いてしまうという手もあります。

わざわざ電子レンジにこだわる必要はないのです。

ターンテーブルを洗う場合、お皿を洗っているような感覚でメンテナンスをすることができます。

1日の家事だけでも莫大にあります。

短縮できるものは短縮して、子どもと過ごす時間に当てたいものです。

取説を読む時間を大幅に短縮

機能が増えると、取説を読み返すことが多くなりませんか?

覚えなくてはならない操作方法や注意点も増えます。

取説は読むのが基本ですが、機能を制限したことで取説を読まなくてもなんとかなることが多かったです。

主な機能が、あたため、解凍、簡単なオーブン・グリル機能なので、取扱説明書が薄い!

ボタン操作が最小限で少ない情報量なので、サクッと覚えることができて、わざわざ取説を読み返すことがありません。

これから子どもに教えて子どもがお手伝いをするという機会が増える場合は、機能が少ないほうがスムーズに覚えてもらいやすくなります。

価格が安い

大容量の電子レンジは多機能ですが、高いもので10万円を超えるものもあります。

便利かどうかはあなたの食生活と相談し、あなた自身が決めることです。

「大は小を兼ねる!」と言うように、必要と感じるのでしたら多機能の電子レンジを購入したほうがいいでしょう。

しかし、必要と感じなければ、無理して大容量のものを購入する必要がありません。

我が家が購入したエレックは、amazonで24,451円。

多機能の電子レンジの1/5で済みました。浮いた約8万円は、生活費、養育費、レジャー費などに使わせていただきます。

こちらは2018年に発売された新しいモデルの場合ですので、型落ちのものを購入すればもっとコストを抑えることができますよ。

最小限のスペックで料理も最小限!機能の断捨離して無駄を省こう

電子レンジは容量や機能が上に行くにつれて価格が高くなります。

容量が大きく多機能の機種のほうが、多種類の料理を作ったり一度に多くの量のものを焼くことができますから、家族の人数に応じて機種の容量を上げていくことは、確かに正しいです。

でも、こんなこと言うと怒られるかもしれませんが、もしかしたらメーカー側の販売戦略なのかもしれません。

家族が増えれば、大きい電子レンジを選ばなければならないという決まりは、最初からありません。

容量が上がるごとに使用できる機能は増えますが、使いこなさなければ高いお金を無駄に払ってしまっただけになります。

大切なのは、使うか使わないかです。

機能を減らすと、「使いこなさなければ・・・」という義務感から解放されます。

売り場に並んでいる多機能の電子レンジたちを見ていると、

「うわぁ〜、私も使ってみたいなぁ!毎日子ども達に美味しい料理を作ることできるんだろうなぁー!」

とワクワクと夢を抱いたような気持ちになります。

料理のデパートリーが増えて腕が上がった気になるんですよね。

でも、使いこなすのは、料理をしている私たちです。

電子レンジのボタンを押すまでの準備を手動でするのは、ヒトなんですよ。

電子レンジを買い換えるとき、以下のことを見直してみてください。

「その機能、本当にこれから使う予定がありますか?」

「その機能で作った料理は、今本当に食べたいものですか?」