「食戟のソーマ 」17〜18巻あたりを読んでいると、無性に手羽餃子が食べたくなり再現してみました。
「居酒屋さんの定番料理、手羽餃子!大好きなんだけど、難しそう・・・」
家で作ると手間がかかりそうなのですが、もしも美味しくできたら家庭で晩酌出来ますね。(笑)
コミック18巻のレシピをもとにチャレンジしてみます!
「ゆきひら流 羽根チーズ付き手羽先餃子」再現レシピ!(食戟のソーマ18巻 146話「隠し味」より)
材料(4人分)
- 手羽先(2本の骨を除く):16本
- 豚ひき肉:150g
- 豚トロ(粗みじん切り):4枚 ※豚バラ肉で代用
- キャベツ(みじん切り):1/8個
- ニラ(みじん切り):1/2束
- しいたけ(みじん切り):3枚
- 生姜(みじん切り):2片
- にんにく(みじん切り):2片
- A 酒:大さじ2
- A しょうゆ:大さじ2
- A 砂糖:大さじ1
- B 片栗粉:大さじ1
- B ごま油:大さじ1
- B 砂糖:大さじ1
- B しょうゆ:大さじ1
- B オイスターソース:小さじ1
- B 塩コショウ:適量
- 粉チーズ:60g
- お湯:100ml
- サラダ油:大さじ1
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原作は豚トロを使用しますが、自宅近辺のスーパーでは入手出来ず、豚バラ肉(焼肉用)で代用いたします。
粉チーズたっぷり60g使用します。
ボトル1本がおよそ80gですのでほとんど使い切ってしまいます。買い足しておきましょう。
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作り方
手羽先の中の2本の骨をキッチンバサミで取り除いていきます。
手羽先16本と結構な量です。探すのに、スーパーをハシゴして駆け回りました。(笑)
場所によって、売っている本数や在庫がさまざまなので、あらかじめ行きつけのスーパーに置いてあるのかを確認しておきましょう。
こんな感じです。不慣れな手つきで16本。30分くらいかかりました。
キッチンバサミを持っていてよかった・・・
調味液(A)に手羽先を漬け込んでいる間に、餃子のタネを作りましょう。
豚ミンチと豚バラをしっかりと混ぜた後に調味液(B)を加え練り混ぜて、さらにみじん切りにしたキャベツ、ニラ、しいたけ、しょうが、にんにくを混ぜます。
中に詰めていきます。
めっちゃタネ多すぎ!溢れそうです。
爪楊枝で口のところを閉じたいのですが、詰め込みすぎてできませんでした。(笑)
楊枝で閉じた方が中身がはみ出ることなく綺麗に仕上がると思いますが、餃子のタネが余ってしまうかも。
油を引いたフライパンに手羽先餃子を入れていきます。こぼれにくくするために口の部分を先に焼いて、形を整えました。
(原作ではスキレットという厚手のフライパンを使用していますが、大きめのスキレットを持っていないため中華鍋で。)
先に皮の部分を上にして焼きます。
火の通りが悪くしないよう、手羽先を一気に焼こうとせずに、少しずつ焼いていいきます。
裏返しにして皮の面を下にします。
パリッと焼き目がつけば、上等ですよ。
ここに粉チーズとお湯をいれて蓋をして弱火で10分間蒸し焼きにします。
16本を4回に分けて焼きました。粉チーズの量は60g÷4=15g /回 の使用になります。
手羽先餃子を分けて焼く場合も必ずお湯の量を100ml使用してください。お湯の量が少なすぎると焦げます。(1回目焼いたとき思い切り黒焦げにしてしまいました!)
※出典元:食戟のソーマ 18巻 146話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)
蒸し焼きなう・・・。じゅわぁぁぁっと、水が蓋にぶつかったような、いい音が鳴り響きます。
じゅわぁぁから、パチパチという音に変わったら、水分が飛んだという合図です。
※出典元:食戟のソーマ 18巻 146話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)
私もスキレットが欲しいところなんですが、これで代用。(笑)
使用している中華鍋にフライパン用の蓋がないため、ル・クルーゼの蓋を使っています。
使用している調理器具はこちら
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甘酢あんを用意すると、より一層美味しくなります
材料
砂糖:大さじ2
酢:大さじ2
ケチャップ:大さじ2
しょうゆ:小さじ1
鶏がらスープの素(味覇など):小さじ1
水:200ml
片栗粉:大さじ1
ごま油:小さじ1
作り方
小鍋に合わせて温めておき、とろみが出るまで混ぜておきましょう
このまま食べてもとても美味しい餃子なのですが、隠し味に甘酢あんをプラスすると、より一層美味しくなりますよ。
味の決め手は・・・
※出典元:食戟のソーマ 18巻 147話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)
なぜケチャップなのかというのも、きちんと理由があります。
※出典元:食戟のソーマ 18巻 147話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)
その秘密は、グルタミン酸!
昆布のイメージが強いグルタミン酸ですが、実は、トマトにも入っているんです。
鶏肉としいたけの旨みが合わさって、旨みを強化しているんですね。
ちなみに、お吸い物や茶碗蒸しなどで使われる「一番だし」が美味しいのは、この旨みの相乗効果を狙っているからなんですよ。
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出来上がりはこんな感じです
※出典元:食戟のソーマ 18巻 146話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)
大きめのスキレットがあれば、フライパン兼食器で、このまま提供できますが、
手持ちの小さいスキレット(加熱済み)に移して盛り付けました。
そのあとに甘酢あんをたっぷりかけて出来上がりです♪
近くで見ると・・・表面トロトロ。実際はもっとパリッといくのかな。
まるで鶏肉のトマト煮のようです。(笑)
焦がさないことを重要視しお湯の量を多めに使用したからだと思われます。
家族が食べた感想は・・・こんな感じ。
※出典元:食戟のソーマ 18巻 146話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)
うわぁお!びっくり!
ちょっと大げさかな。その旨さは予想を上回っております。
※出典元:食戟のソーマ 18巻 147話(附田祐斗 原作/佐伯俊 作画)
ハフハフと熱いうちが美味しい!やめられない。
めちゃめちゃ箸が進みます。
一口食べると肉汁がジュワッとでてきて、ケチャップの甘酢あんとよく合う。
チーズは少しだけ糸を引いたような感じですが、甘酢あんの程よい酸味に負けちゃったみたいであまりチーズっぽさはありません。
骨つきの手羽先で食べにくそうにしていましたが、子どもの口にも合いました。
1〜2本で十分満足できる量です。お子様が召し上がるときは手羽の持ち手のところをアルミ箔でぐるぐると巻いた方がいいかもしれません。
時間めっちゃかかりました!
ひとりで料理して、調理時間約2時間半!
多量の手羽先を不慣れな手つきで骨取りしたことと、フライパンで一気に焼くことができないのが時間のかかりすぎの原因ですね。
コミックのレシピ通りにマジメに作る際は、複数人で作るか2日に分けて料理をするかなど工夫をしたほうがいいかもです。
手羽先16本使用しましたが、家族4人(大人2人こども2人)で食べるには十分な量です。タネをいれるとさらにボリュームが増しますので、もっと減らしてもよかったかも。
餃子のタネと手羽があればご家庭で作れる料理です。あらかじめタネを冷凍させておくなど工夫をしておくとスムーズですね。
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