「ママ〜、お茶〜!お茶〜!!」
帰宅後の子どもの第一声です。
冷蔵庫の中から麦茶を出して、勢いよくコップに移してゴクゴク飲み始める息子。
1杯、2杯、3杯・・・。学校に持参した水筒は・・・見事にスッカラカン。
「あ〜、もう!麦茶の減りが早いったらありゃしない。」
麦茶ポットがいくつあっても足りないわ。冷蔵庫の場所も取るし。
できるだけスペースを取らず、麦茶を大量に作る方法ってないかしら?
麦茶の量産に悩む夏。わたし流に考えてみました。
ポットを増やすだけじゃ済まない!名もなき家事の代表格「麦茶づくり」
お茶をたくさん飲むご家庭の多くは、麦茶ポット、ボトル、やかんなどでお茶を増やしたり、ペットボトル麦茶を買ったりしますよね。
「それでいいじゃん!」
って声、聞こえそう。たしかに、お茶の量を増やすこと自体、カンタンなこと。
けどそれは、飲む側の意見であって・・・麦茶を作って用意する側にとっては悩みのタネ。
暑い夏、家庭で麦茶を作るとなると、
- 麦茶ポットの数が増える
- 保冷スペースを取る
- 麦茶ポットが空になれば作らなければならない
- 水出し麦茶は色が変わるまで時間がかかる
- 煮出し麦茶は冷めるまで冷蔵できない
- 自家製麦茶は傷みやすい(気分次第で余ることもある)
飲んで作ってを繰り返せば解決する話かもしれないけど、麦茶の悩みは中身のお茶だけではない。
お茶が空っぽになったら、大きな麦茶ポットを洗う作業と再び麦茶を作る作業が待っている・・・
食器、お鍋、油ギッシュなフライパンを洗うだけでシンクいっぱいになるのに、
プラス麦茶ポットをとなると、洗い場がいくつあっても足りないですね・・・。
「ペットボトルでいいよー!」
と家族からよく言われるけど・・・、
キミたち、ペットボトルの収集日が何曜日か知ってます?(笑)
ゴミが増えてしまうのが、ペットボトルのデメリット。
それから、ちょい残し。名もなき家事、あるあるですね。
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そこで、私が考えたのが、飲むお茶の量を増やさない方法。
飲み物のカサ増しや冷却で使用する氷を「麦茶」で作り、飲み物の内側から量産させます。
その名も、「お茶氷」。
「お茶氷」の作り方は至ってカンタン!お茶で氷を作ること。
「お茶氷」とは、字のごとく、「お茶で作った氷」という造語。
作り方は、製氷皿に麦茶をいれて凍らせるだけです。
製氷皿は、市販のものでOK。私は無印良品のシリコーントレーを製氷皿にしています。
※こちらの商品はすでに販売終了しています。
冷凍庫に入れてカチカチに固めます。
※使用している製氷皿に蓋がないため、ラップをかけています。
冷蔵庫のメーカーや庫内温度によって異なりますが、だいたい一晩待つとカチンコチンに凍ります。
固まったら、どんどん製氷皿から出し容器に移してます。
空っぽになった製氷皿に新たにお茶を加えて固めます。
この作業を繰り返していきましょう
出来上がったものがこんな感じ。氷の保存は、冷凍可能な蓋つき保存容器を使うとよいでしょう。
氷用のスプーンですくい、コップや水筒に入れます。
半分くらいお茶を入れて・・・
お茶氷を入れるとこんな感じ。
コロコロと丸っこい氷。ビー玉のようで、かわいらしい。
10分後の様子。
氷が溶けていき自然とお茶のカサが増していきます。
氷はお茶と同じ成分なので、途中で薄くなることはありません。
めちゃめちゃひんやり冷たい!
ごくごくと一気飲みをすると、お腹冷やしちゃいそう・・・。
ゆっくりゆっくり飲んで喉を潤し、このように、お茶の消費を抑えます。
「お茶氷」のメリットとデメリット
お茶氷で過ごしてみた結果、このようなことがわかりました。
デメリットは
- 冷やし固める時間がかかる
- 製氷皿から氷を出してまたお茶を加えての繰り返しで非効率である
- 製氷皿の場所を取る
- お茶そのものを増やすわけではない
氷を作るため、作業量が増えました。
冷やし固めるタイムラグが発生するため、冷やし固めている間にストックしている氷が減っていきました。
氷が追いつかなくなり、冷凍庫の氷入れの中がスッカラカンな状態になってしまいました。
それに、冷凍庫の氷ストッカーとは別に氷を置くスペースを作ると、さらに場所を取ることになり、他の冷凍品が入らない事態も発生しました。
メリットは
- ぬるいお茶を冷やすことができる
- 氷が溶けるとカサが増える
- お茶が薄くならない
- 冷凍保存ができる
- 氷だけで食べることができる
- 冷えることによって飲むスピードを遅らせる
冷却面において、お茶氷は大活躍。
氷を放置していくと、溶けて液体になります。
お茶氷にすると、お茶が水で薄まらないし溶けた氷でお茶のカサが増します。
氷はとても冷たいものなので、口に含ませると飲み干すまでに時間がかかります。
飲むペースが遅くなり、お茶のなくなりを遅らせることができます。
すぐに水分が欲しい!ってときは、もちろんお茶氷だけ食べることもできます。
急な水分補給にも便利です。
お茶が増えるわけじゃないけど、氷を食べる楽しみもある
氷を作ったからって、麦茶そのものを増やすわけではなく、お茶の調達が必要です。
ボトルを増やす代わりに製氷皿を確保する方法になります。
- お茶の分量を増やすこと
- お茶を蓄える道具が必要であること
には変わりありませんが、麦茶ポットを何本も用意するよりかコンパクトになるのではないかと思います。
冷やす作業が面倒にも思えますが、口の中に氷を含ませることで即効性があり、ノドの渇きを遅らせることができます。
暑い日が続くと、口の中は冷たいものがどうしても欲しくなってしまうもの。
「いざ水分が欲しい!」
ってときに、お茶氷をストックしておくと、冷凍庫を開けてサッと口の中に入れられます。
内輪の話でスミマセン。
この方法、記事ではボツにしようかと考えたのですが・・・
意外と子ども達の間でに好評でして・・・
「また作って!」と言われました。それで、記事を書いてしまった次第です。
子どもって、どういうわけなのか、氷好きですよね。
飴玉を食べるかのように、カリカリと噛んで食べています。
暑い中、こんなに麦茶用意するなんて、大変やわ〜!
と感じたら、とりあえず冷凍に逃げて「お茶氷」をつくってみると、いいかもしれません。
※小さな子どもに氷をあげるときは、喉に詰まらせていないかどうか保護者の方が横で見てください。溶けてなくなるものですが、念のためお伝えします。
いよいよ夏本番!
熱中症予防に、水分補給をお忘れなくお過ごしくださいね。
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