ミニトマトは、家庭菜園の中でも人気のお野菜!
たくさんの情報に恵まれていますが、疑問に思ったことがひとつ。
「支柱の立て方って、これでいいのだろうか?」
ただ棒を刺すだけでカンタン。
そう思っていたのですが、試行錯誤していくうちに注意点があり。
Rumi
支柱を刺すことがいかに重要なことかを痛感・・・。
もしかしたら、今後の生育に影響するのではないかと思い、いろんな刺し方で実験。
その結果を記事にまとめてみようと思います。
ミニトマトは「1本仕立て」の支柱の立て方が一番カンタン!
ミニトマトの栽培で、誰でもカンタンにできる支柱の立て方は、1本仕立てです。
Rumi
わたしがミニトマトの栽培を始めたばかりのころ、最初は長さ90cmの1本仕立てで育てました。
「1本仕立て」とは、苗ひとつに対して支柱1本を立てる方法。
苗から10cmほど離し、倒れないようにしっかりと支柱を刺します。
- 刺すだけなのでカンタン!
- 支柱の数が1本で済む
Rumi
他の支柱の仕立て方法を後ほどご紹介しますが、ミニトマトの栽培で、1本仕立てで支柱を立てるのも正解です。
ミニトマトの株の長さは、品種、環境、地植えか鉢植え(プランター・袋栽培)かなどで、異なります。
地植えのミニトマトの場合、縦に高く伸びていくことを見越して、160〜180cmの支柱を使ったほうが理想とされています。
プランターや袋栽培では、地植えほど長い支柱は必要ありません。
けど、あまりに短い支柱で1本仕立てをすると、支柱の重みでミニトマトの木が倒れてしまうことがあります。
短い支柱を使っている場合、ミニトマトの成長度によって、支柱の立て方を少し工夫したほうがいいかもしれません。
- 育ちすぎてしまうと、短い支柱の場合、長さが足りなくなる
- ミニトマトの株が横に広がると、株の重みで、全体が不安定になる
- ミニトマトの成長度によって、支柱を追加で刺す必要がある
Rumi
グングン成長しすぎて、「90cmの支柱、短すぎっ!」って、わたしもなったことあります。
ミニトマトの成長はとても喜ばしいんですけど、1本仕立てにすると、最終的にミニトマトの成長に追いつけなくなるってことがあります。
ミニトマトの支柱の立て方を「3本仕立て」と「あんどん仕立て」に。
1本仕立ての支柱の立て方以外に、このような支柱の立て方もあります。
- 3本仕立て
- あんどん仕立て
3本仕立て
3本仕立ては、支柱を3本ナナメに立てて、上の先端をひとつに束ねる支柱の立て方です。
Rumi
ピラミットのような形をしているのが特徴です。
- バランスよく株を立てることができる
- 枝の絡みが分散できるので1本の支柱にかかる負担が少なくなる
麻紐で私は先端を束ねていますが、結束バンドのほうがよりガッチリと固定するんじゃないかと思われます。
Rumi
1本仕立てより支柱が必要になりますが、リングと支柱の装着に時間を使うあんどん仕立てより、カンタンで実行しやすい方法です。
あんどん仕立て
あんどん仕立ては、支柱を3〜4本刺して、20〜30cm感覚でリングを立てる支柱の立て方です。
Rumi
小学校でアサガオを育てるときに見たことある人も多いはず。
- ミニトマトが横へ広がるのをリングで抑えてくれる
- ミニトマトの枝が絡みやすい
- ミニトマトの株が倒れにくい
あらかじめ支柱だけ持っている場合、ホームセンターで追加でリングを購入することができます。
支柱やリングのメーカーが違っていると、うまく連結できない場合があります。
リングと支柱をセットで購入したほうが失敗が少ないかと思います。
ミニトマトの支柱を立てるタイミングは?
支柱を立てるタイミングは、「苗を植え付けてすぐに!」が正解です。
Rumi
忘れている方はお早めに。
って、わたしも・・・立ててないですね・・・。(おい)
ミニトマトの苗はとても折れやすいから。
苗が小さい時に、強風が吹いたら、ポキンと苗が折れてしまうことがよくあります。
Rumi
上の写真は、植え付けて2週間後の様子。
主茎が曲がりそうなくらい成長しているのに、支柱が刺さっていません。(ごめんなさい)
支柱を刺すのが遅れてしまうと、茎が折れてしまうのではないかとヒヤヒヤです・・・。
ミニトマトの成長って、メチャクチャ早いです・・・。
わたしも初心者で始めたのですが、植え付けた後グングン伸びていき、本当に驚きました。
6月頃から気温がさらに上昇し、とてつもなく枝が分かれていくから、芽かきが大事です。
怠ってしまうと、分岐した枝がどんどん重くなり、主茎が枝を支えることができなくなり、折れてしまうことがあります。
ミニトマトは育てやすい野菜ですけど、カンタンに折れます。
- 支柱を早めに立てること
- 芽かきをマメにしておく
ポイントを押さえておきましょう。
ミニトマトをしっかりと守るために誘引も忘れずにしておこう
支柱を立てて、「大きくなりますように!」とお祈りする前に、
同時に、誘引も忘れずにしておきましょう。
「誘引」とは、支柱と茎や枝をつなぎ合わせて固定をさせること。
このようにすることで、より一層茎や枝が折れにくくなり、ミニトマトの木の強度が増します。
昨年は結束バンドを使って固定をしましたが、今回は麻紐を使って誘引しました。
衣類でもよく使われる麻素材は、水に触れると強度と柔らかさが増して風合いがよくなります。
強い強度で、茎や枝を傷つけずに固定をすることができます。
誘引をする方法は、きっちりと縛りすぎず、少しユルめの状態で8の字に縛ります。
成長すると、紐がキツく感じることがあるかと思います。
様子を見ながら調整していくとよいでしょう。
ミニトマトの支柱の立て方についてお伝えしました。