子どもが学習塾に通い始めると、家庭用のA4プリンターから、業務用のA3複合機へ買い替えるご家庭も多いかと思います。
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2020/06/unnamed-3.jpg” name=”スマートママ” type=”l”]A4サイズのテキストの見開きがA3だから、家庭用のA4プリンターでは収まらないのよ。コピーしにコンビニへ行くなら、自宅に導入して子どもの勉強時間を増やしたいわ。[/voice]
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2022/04/unnamed.jpg” name=”Rumi” type=”r”]A3複合機が自宅にあれば、コンビニまでコピーしに行く手間が省けるし、コンビニと同じクオリティでコピーができますよね。 [/voice]
A3複合機を購入しようか迷っている理由は、次のことではないでしょうか。
- 本当に必要か分からない
- 置き場所に困るかもしれない
- 機能が複雑そうで使いこなせない
集合住宅住まいで筋金入りのメカ音痴の私も、家族会議を重ねつつ購入することに悩みましたが、今やキッチン家電と同じくらい重宝していますよ。
購入した複合機の機種は、ブラザー工業さんのA3複合機(MFC-J6983CDW)。
購入して現在2年が経ち、子どもの勉強にどのように活用しているのか、ご紹介します。
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ブラザーのA3複合機(MFC-J6983CDW)を選んだ理由
ブラザーの複合機を選んだ理由は2つ
- 給紙枚数・耐久枚数が多い
- 印刷速度が速い
給紙枚数・耐久枚数が多い
ブラザーのA3複合機(MFC-J6983CDW)は、2つの給紙トレー(引き出し)があり、サイズの異なる2種類の用紙をストックすることができます。
トレー1つあたりの給紙枚数は、たっぷり250枚。
たっぷり用紙をストックできるため、用紙を補充する頻度を減らすことができます。
耐久枚数は、 最大15万ページ。
となると、4年生から6年生までの受験勉強に使う場合、1年間に最大5万ページもの用紙をコピーすることができる計算。
テキストの計算問題や漢字練習の問題を、私は一気にコピーし、ホッチキスで閉じて、子どもの机の上にボンと置いてます。
反復練習が必要な問題は、一気にコピーしておくことで、毎日解くものと意識するようになり、取り掛かりやすくなります。
印刷速度が速い
ブラザーのA3複合機(MFC-J6983CDW)の印刷速度は、以下のとおり
- カラー:20ipm
- 白黒:22ipm
数字だけ見ても、あまりピンとこないと思うので、上の動画を再生してみて判断してください。
コピー用紙をすぐに使う時は、少量ずつコピーすることがほとんど。
急ぎで多量のコピーする場面がない限り、十分な速さかと思います。
ブラザーのA3複合機の置き方と設置するときのポイント。
A3用紙は、コピー機で使われる用紙の中で、最も大きな紙です。
大きな紙を印刷するのだから、もちろん、本体機器も大きいです。
置き場所が肝心!
というのは、A3用紙のコピーの方法がちょっと特殊だから。
ブラザーの複合機でA3用紙をコピーする方法は、2パターン。
- 多目的トレーの手差し給紙口を開いて用紙を入れる方法
- トレーの中に用紙をストックして印刷する方法
多目的トレーを使う時は、手差し給紙口を開いた状態にしておかないといけないため、少しゆとりが必要です。
壁にピタリと本体をくっつけず、こぶしひとつ分ほど開けた状態で設置すると、使いやすいかと思います。
A4サイズやB5サイズなどの一般的なコピーと同様、トレイの中に用紙をストックして使うこともできます。
A4やB5の場合、引き出しを閉めた状態で使うことができますが、A3コピーの場合は、トレイを拡張する必要があります。
トレーを拡張するときは、引き出しの中のツマミを押し伸ばすと、A3用紙が入る大きさになります。
トレイが出っ張ってしまい、いびつな見た目になりますが、A3用紙をたくさんコピーしたいときに使うと便利な機能です。
ブラザーの複合機の重宝している点
子どもの勉強でブラザーの複合機がどのように重宝しているのか、ご紹介します。
自動原稿送り機能(ADF)が便利
自動原稿送り機能(ADF Auto Document Feeder)は、積み重ねたプリント類をファックスのように流して、1枚1枚印刷ができる機能です。
フタの開け閉めを繰り返してわざわざ原稿を入れ替えず、ボタンひとつでコピーをすることができます。
項目ごとに配布されるプリント類や定期テストの問題用紙など、ドッサリ増えていきますよね。
過去のプリントをもう一度解きたい時、まとめて一気にコピーができるため、学習時間をムダにせず、サッとコピーをすることができます。
※「ちびむす小学生ドリル」よりPDFを出力
何度も印刷していると、さすがに用紙の消耗が激しいため・・・両面印刷との合わせ技で私はコピーをしています。
用紙の節約にもなるし、ホッチキスでパチンと止めれば、テキストのようにつかうことができます。
スマホやタブレット文書のコピーもボタンひとつ!
ブラザーの専用アプリ「iPrint & Scan」をダウンロードすれば、スマホやタブレットからもコピーすることができます。
※「ちびむす小学生ドリル」よりPDFを出力
ネット検索すると、PDF文書になった無料の教育教材が充実していますよね。
「こういった問題、あの子の苦手分野だわ〜。」
子どもに解かせたくなったら、タブレットから遠隔操作して印刷開始!
見つけた文書をプリントアウトするチャンスを見逃さず、印刷した問題をすぐに子どもに渡すことができます。
見やすいタッチパネルとショートカットでラクラク操作
タッチパネルの画面がとても大きく、設定項目がはっきりと記載されています。
コンビニのコピー機のような見慣れた表示画面で、取説をあまり読まなくても操作することができました。
※取り扱い説明はしっかり読みましょう。
用紙のサイズに合わせ、文字の大きさがどれくらい拡大・縮小できるのか、目安も記載されています。
子どもの勉強には等倍コピーを使うことがほとんどですが、必要に応じて拡大縮小を使うこともあります。
よく使うコピーのパターンは、ショートカット登録をしておくと設定にムダな時間を使いません。
ショートカットから呼び出せば、用紙のサイズを変える、縮小する、片面から両面にすると言った設定を省いた状態で呼び出すことができて、すぐにコピー開始することができます。
あらゆるニーズにこたえる多目的トレーが便利
多目的トレーを使うと、B4やA3サイズの大きな普通紙や普通紙以外の用紙も印刷ができます。
普通紙は最大100枚、封筒20枚、はがき50枚まで対応。写真で使う光沢紙の印刷も可能です。
用紙をセットして印刷開始ボタンを押すと、自動的に用紙が流れてコピーをすることができます。
ブラザーのA3複合機(MFC-J6983CDW)のイマイチな点
ブラザーのA3複合機(MFC-J6983CDW)のイマイチな点を挙げると、2つあります。
- A3用紙をストックして使うとき場所を取る
- インクの消耗が激しく画質とのコスパが悪い
A3用紙をストックして使うとき場所を取る
トレーにA3用紙をストックして使う場合、引き出し部分を伸ばした状態で設置することになります。
我が家で使っている複合機のワゴンでは、トレイがむき出しの状態に!
子どもがキャーキャーはしゃいでる時とか、うっかりバキッと折ってしまいそうなので・・・、A3用紙をストックした状態で設置するのはやめました。
先ほどご紹介したように、A3用紙をコピーするときは、多目的トレーを使って印刷する方法があります。
多目的トレーにセットできる用紙の枚数は、最大100枚。
A3用紙をトレー(引き出し)にストックして使うこと方法より枚数が少なくなりますが、使いにくいと感じたことはありません。
A3用紙のコピー中心に複合機を使用する時は、以下のことを守れば解決です。
- ゆとりがある場所に設置すること
- 複合機本体よりひとまわり大きいラックを使用すること
インクの消耗が激しく画質とのコスパが悪い
ブラザーの複合機は、給紙枚数、耐久枚数が多く印刷速度が速い反面、インクコストが高く、仕上がりの解像度が低いです。
特に、カラー印刷を使う場合、
「たくさんインクを使う割に、仕上がりがイマイチ・・・」
と感じることがあります。
インクコストと解像度に関しては、エプソンさんのEW-M5071FTに軍配が上がります。
同時期に販売されたEW-M5071FTと比較すると、以下のとおり。
メーカー | ブラザー | エプソン |
製品 | MFC-J6983CDW | EW-M5071FT |
解像度 | 1200×4800 dpi | 2400×4800 dpi |
印刷速度 |
|
|
インクコスト |
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耐久枚数 | 最大15万ページ | 最大8万ページ |
給紙枚数 | 250枚×2トレイ | 200枚×2トレイ |
エプソンの複合機(EW-M5071FT)のインクコストは、ブラザーの複合機(MFC-J6983CDW)のおよそ1/6。
1枚当たり、白黒は1円、カラーは5円以上と、インクに関してはエプソンのほうがコスパが良いです。
文書中心でたくさんコピーしたい人は、ブラザーの複合機がおススメ!
ブラザーの複合機をおススメする人は、
- 印刷物の画質よりも量を重視する人
- カラー印刷を使う頻度が少ない人
- モノクロ文書を中心にガシガシコピーしたい人
我が家の場合、A3複合機の使用目的は、子どもの自宅学習や受験勉強のプリント作成のため。
フォトプリントや年賀状印刷と言ったカラー印刷を使う場合、コンビニのコピー機や業者にオマカセすることが多いため、高画質にこだわる必要ありません。
モノクロ文書をコピーすることが9割です。
- 高画質にこだわり、インクの交換を少なくしたいなら、エプソン
- 初期投資を抑えてガシガシコピーしたいなら、ブラザー
ご自宅用の複合機を購入する際、この基準で購入を決めましょう。
年賀状やフォトプリントと併用するなど、カラー印刷も使う場面があるときは、インクの交換が少ないエプソンの複合機を選ぶと失敗しないかと思います。
コピーされた問題を、子どもが読んで、テキスト読むのと同じ感覚で問題を解くことができれば、画質の解像度は多少妥協しても良いでしょう。
「でも、カラー印刷、もしかしたら使うかも・・・」
ブラザーの複合機の画質の解像度を、とりあえず知っておきたいあなたへ。
もしも、この画質でOKでしたら、ブラザーのA3複合機(MFC-J6983CDW)に決まりですよ!
「あ、インク切らしちゃった!」
ってことがないよう、カートリッジを余分に買っておくと安心です。
使えば使うほど、インク代や用紙代が一緒についてくるのは、どのメーカーの複合機を購入しても同じ。
インクや用紙のコストを抑え、1円でも安く、1枚でも多く効率的に印刷したいですね。
1分1秒をムダにせず、学習時間をたっぷり確保できるよう、ブラザーの複合機でガシガシ問題をコピーをし、スピーディに勉強できる環境を整えてくださいね。
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