「とにかく、スーツケースがデカイ!」
収納に困るわりに使わないものと言えば、スーツケースがあるのではないでしょうか。
年に数回の旅行や帰省でゴロゴロ転がしながら荷物を運んでいたけれど、このご時世、使用頻度がますます落ちてしまいましたね。
GOTOトラベルで旅行やおでかけを計画する一方、「遠くに行くのはちょっとやめておこうか。」という方もいらっしゃるかと思います。
でも、スーツケースを上手く活用すれば、良い収納スペースになるのではないでしょうか。
考えてみてください。デカデカとした困ったアイツですけど、中身はすっからかん。
何か収納しなければ、ただの空っぽの箱を置いているのと変わらないのです。
我が家のスーツケースを活用方法をご紹介します。
スーツケースを使わない時、何を収納すればいいの?
「そもそも、スーツケースに何を入れればいいのか?」
そこから悩んでしまい、けっきょく適当にモノを入れているという方も中にはいらっしゃるでしょう。
やみくもにモノを入れてしまうと、イザおでかけで使う時に中身の片付けから始まります。
名もなきストレス・・・。(経験者談)
何を入れておけばいいのか、ポイントを以下のようにまとめてみました。
- 使用頻度が少ないけどスペースが必要なもの
- もしかしたら使うかもしれないもの
- 季節限定のものや一時的に使用するもの
以上のことを踏まえて、我が家は防災用品を入れています。
スーツケースは、とても丈夫で収納スペース抜群。それに可動式だからいざというときに持ち運ぶこともできます。
しかし、大きく重みがあり、カギやバックル、ファスナーなどの開閉が多いため、中身を取り出すのが面倒なのがデメリットです。
使用頻度が高いものや中身を確認する必要があるものをしまっておくことは、あまりオススメしません。
我が家には、2台スーツケースがあり、長年スーツケースの活用方法で悩んでいました。
新型コロナで防災意識を見直したことをきっかけに、次のものを防災用としてストックしておこうと思いました。
普段使っている日用品を防災用に備蓄。部屋の物入れに収納しないことでリスク分散。
日用品をストックする場所と言ったら、備え付けの物入やシンク下、洗面台の下など、おうちの中に収納しますよね。
もうひとつ収納場所を追加するなら、スーツケースの中です。
スーツケースの中の日用品は、普段使い用ではなく防災用の備蓄として保管しておきます。
なぜ、スーツケースの中に日用品なのか?
- 日用品は防災時に代用できる物が多い
- 万が一品薄になった場合、対応しやすい
- 収納場所を分散しやすい
- スーツケースの中を開けると同時に在庫管理ができる
ご家庭によって日用品の使用頻度はさまざまですが、我が家では以下のものをスーツケースに入れています。
一部ですが、ご参考に。
- 台所:ラップ・アルミホイル・保存袋(ジップロック・アイラップ)・キッチンペーパー・割り箸・使い捨て食器 他
- 洗濯:液体洗剤・粉洗剤(携帯用)・酸素系漂白剤・洗濯石鹸(ウタマロ)
- 掃除:ぞうきん・重曹・クエン酸・台所用洗剤・住居用洗剤
- 風呂:固形石鹸・シャンプー・コンディショナ・子供用シャンプー
- 洗面:歯ブラシ・歯磨き粉・歯間ブラシ・歯磨きタブレット
- トイレ:トイレットペーパー・生理用ナプキン
- 子育て:オムツ・おしりふき
- その他:箱ティッシュ・ポケットティッシュ・マスク・カイロ・絆創膏・ビニール袋
使わなくなった衣類を入れて、いざというときの洗い替え服を用意。
スーツケースはもともと衣類を入れるものだから、衣類を入れるのに適しています。
その中で、使わなくなった衣類を家族全員分スーツケースに入れています。
- 上下の服
- インナー
- 靴下
- パジャマ
- ハンカチやタオル など
夏は夏服、冬は冬服。季節の変わり目に今着ている服と照らし合わせながら入れ替えています。
冬になったら夏服を、夏になったら冬服を、まとめて買取業者へ買い取ってもらうというサイクルで管理しています。
我が家は5人家族。子どもが小さいと、すぐにサイズアウトしてしまい、あっという間に衣類だけで山積みになります。
衣食住という言葉があるように、食料だけでなく、寒さや暑さから守ったり体を保護する、清潔を保つために服は大事。
万が一のことが起こったら、水道が止まり、手元に残っている水がとても貴重になります。
着替えや洗濯ができなくなるこ状況を考え、少なくともワンセット用意しておきたいと考えました。
日用品もローリングストックを活用しよう
ローリングストックという言葉を聞いたことありますか?
詳細はこちらの記事をご覧になってみてください。
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食品で使う例が多いですが、日用品のローリングストックも大事になります。
日用品をローリングストックしておくことで、
- 普段使っているモノで防災意識を持つことができる
- 日用品は防災用品の代用になるものが多い
というメリットがあります。
もちろん、日用品を保管するための注意点があります。
- 使用期限をよくチェックしておくこと
- 未開封の状態で保管しておくこと
日用品は食品と比べて期限がないものが多いですが、すべてがそうとは限りません。
開封してしまうと、細菌などが付着しやすくなったり新品時と同じ効果が得られない場合があります。
特に、歯磨き粉やシャンプー、カミソリなど、体に触れるものは、使用期限を意識したほうが良いでしょう。
※使用期限が3年以上のもの、有効期限が記載されているもの以外は、薬事法において表記が義務付けられています。
まとめ
我が家のスーツケースの活用方法をご紹介しました。
防災用として普段使わないことが前提であっても、定期的な入れ替えが必要であることは忘れないことがポイントです。
- 使用期限がない日用品は、長くて3年を目安に入れ替える
- 使わなくなった衣類は、季節の変わり目やを目安に入れ替える
子ども服を管理する場合は、お子様の服のサイズアウトに気をつけてください。
子ども服もそうですが、オムツのサイズも時間の経過とともに合わなくなりますので、定期的な入れ替えが必要ですね。
このように、入れ替えをすることで中身を管理しながら、スーツケースを活用することができます。
少なくとも、使わなくてホコリかぶってる・・・からは逃れられますよ。(笑)
スーツケースのメリットを利用し、防災用品を詰め込んでみてはいかがでしょうか。
スーツケースをゴロゴロと転がして、安心しておでかけができる日が来ますように。