「おうちで握ったおにぎり、どのように包んで持ち歩くの?」
おにぎりの持ち歩きが気になる夏、持ち歩き方について論争が加速しています。
軽量で食べ終えたらそのまま捨てられる包装方法として、ラップやアルミホイルを使っている方が多いかと思います。
「ラップで包むと、水っぽい。」
「アルミホイルだと、米粒がくっつくんじゃない?」
デメリットもありますが、実際に食べ比べてみると、それぞれメリットもありました。
包むときはどちらがいいのか、分からない時は、実際に持ち歩いて自分の口で確かめてみるとよいですよ。
もくじ
おにぎり作りに包み紙が欠かせない。実際に握ったものはこれ。
では早速。ラップとアルミホイルで握ったおにぎりを用意しました。
おにぎりを作るとき注意することは、ゼッタイに素手で握ってはいけません。
粗熱をとったところで、ラップまたは使い捨て手袋を使って包んでいきます。
海苔を巻く時は、おにぎりが冷めた後、清潔な手で巻きましょう。
おにぎりの蒸気が海苔に付着することで、菌が繁殖しやすい温度と水分が整いやすくなるから。
詳しい注意点はこちらから。
今回は、海苔を巻かない塩むすびを3時間後に食べ比べた感想を書いていきます。
ラップを包んだおにぎりの考察と食べた感想
在宅ワークの合間にハイキング気分で食べたラップのおにぎり
ラップで包んだおにぎりを外側から見ると、テカッとした水滴が溜まっているように見えます。
お皿の上に置いてたら、ちょっと形が崩れてしまい・・・そのまま握り形を整えました。
ラップを開けてみると、表面に水分が残っており、一粒一粒つややかな光沢。
梅干しなど具材を詰めると、中身が見えて、テンション上がりそう。
ひとくち食べてみると、お餅のようにモチっと柔らかいです。
口の中に入れた途端、米粒同士がネチャっとくっ付き、デンプンのりのように密着し合っています。
ラップで包んだおにぎりは、食べる前は米粒に光沢感がありますが、食べた時はベッタリとした食感。
ラップで包んだおにぎりは、そのままレンチンできるのはメリット。レンジがある場合、温めたほうが美味しいです。
アルミホイルを包んだおにぎりを食べた感想
在宅ワークの合間にハイキング気分で食べたアルミホイルのおにぎり
アルミホイルで包んだおにぎりは、ザラザラした肌触り。
中身が全くわからないので、何が入っているのか、食べる前からワクワクしますね。
開封すると、米粒がくっ付いている箇所がところどころありました。
ラップと比較して、若干重みと厚みがあるため、開封に少し時間がかかりました。
おにぎりは形崩れしておらず、原型を維持しています。
米粒を見ると、グチャッと潰れておたず、1粒1粒キレイなお米の形です。
アルミホイルで包んだおにぎりは、程よく水分が残っており、かすかに温かい感じがします。
そのままレンチンできないけれど、冷めても美味しく感じることができました。
ラップで握りアルミホイルで包めばそれぞれのメリットを活かせる
おにぎりをラップで包んだ場合とアルミで包んだ場合のメリット、デメリットについてご紹介しました。
どっちがいいのかと勝敗をつけるより、次のことを意識して使い分けてみるとよいでしょう。
- 食べる場所
- 好みの食感
- 食べる人
- 海苔や具材との相性
ラップはご飯の水分を維持しやすく、アルミホイルは米粒の形を維持しやすいです。
以前はラップのみ使っていました私ですが、両者を食べ比べて以来、
- 握るときはラップ
- 包むときはアルミホイル
子どもに弁当持たせる時は、いつもこの手順。
「ママー、おにぎり食べたら、ホイルの切れ端がご飯に残ってて、口がキンキンする〜!!」
子どもから、言われることも。(苦笑)
そんなときは、市販のおにぎり専用ホイル。
外側がアルミ素材、内側がペーパー素材の包み紙なので、破れにくく、切れ端がご飯と混ざるトラブルが少ないです。
おにぎり専用ホイルは、サラッとした丈夫なホイルで、アルミ特有のシャカシャカ音がなく、米粒がくっつきにくいですよ。
「おにぎりといえば,パリッパリの海苔が旨い!」
海苔を包んだ状態でおにぎりを持ち歩くと、食べる時にヘナヘナになってしまいますよね・・・。
食べる直前に海苔を巻く方法もありますが、ご飯に素手が接触しやすいですよね。
コンビニおにぎり風のフィルムを使えば、直接ご飯に触れることなく、パリパリ海苔のおにぎりを味わうことができます。
それぞれの味わい方を楽しんでみてください
それぞれのメリットやデメリットを生かして、目的や用途に合わせてうまく両者を使い分けましょう。
ラップで包む場合もアルミホイルで包む場合も、必ず保冷剤を入れて、食べる時はお早めにね。