カレーの好みは、甘口・中辛・辛口とか辛さで決まる!
と思いきや、2020年9月7日に「ハウス」と「エスビー」から新たな味のルーが新登場しました。
「ハウス」と「エスビー」といえば、ご存知、カレーやシチューのルーのメーカーですよね。
同時発売した新たな味とは、バターチキン専用のルー!
辛さではありません。バターの味で来たとは・・・!
バターチキンも家庭料理の仲間入りということのようですね。
バターチキンカレーとは、鶏肉を使ってまろやかなバター風味で仕上げたクリーミーなカレー。
「レストランで食べるちょっとゼイタクなカレー!」
と、勝手に思っていたのですが、家庭でカンタンに調理することができるという進化っぷり。
グロサリー売り場のカレー・シチューのコーナーで対立しあう2箱を見て、どっちを買おうか迷ってしまいました。
「ええい、一気に両方買っちゃえ!」
ということで、早速開封して食べ比べてみましょう。
見た目はごく普通のカレールー。パッケージとルーを比較。
今回使用するバターチキンのルーは2種類
- こくまろバターチキン(ハウス食品)
- とろっとワンプレート クリーミーバターチキン(S&B食品)
2020年9月7日に同時に新登場したニュータイプのカレールーです。
※文中で「こくまろ」「とろっとワンプレート」と略して記載している箇所があります。
順番に見ていきましょう。
こくまろカレーは、字のごとく、コクがあってまろやかなカレーとして人気です。
バターチキンを強調していますが、小さな字でカレーと記載。
ジューシーな鶏もも肉とバター風味とも相性が良さそうで、「牛乳で仕上げる」と記載。
辛さは、甘口。子どもが喜んで食べそうです。
レシピはこちら。アレルギー表示は、乳成分・小麦・大豆。
「しまえルウ」の切り取り線の所を手でカットすると、半量分のルーをコンパクトに保管ができます。
同メーカーのバーモントカレーやジャワカレーのルーと比べると、やや赤みがかかった明るいブラウン。
[kanren2 postid=”24625″]
トマトの旨みが入っているからか。カレーっぽいスパイシーな香りがほのかにします。
細かい粒っぽいものがギューっと固まり、旨みが強そうな感じです。
続きまして、S&Bは、ワンプレートを意識したバターチキン。
バターチキンと記載されていたので、「カレー?」と思っていたのですが、
思えば・・・カレーという表記がありません。
「スパイス香る生クリームとトマトの濃厚ソース」と言う表記があるように、スパイシーな濃厚ソースという意味合いが強いです。
レシピはこちら。
アレルギー表示は、小麦・乳成分・カシューナッツ・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン。
火の強さと加熱時間をはっきりと明記して、忙しい時にパパッとカンタンに作れそうですね。
こくまろと比較すると、とろっとワンプレートは、ややオレンジがかったブラウン系のルーです。
とろっとワンプレートのカレールーもトマト入りですが、全体的にクリームっぽいなめらかな仕上がりです。
2種類を並べてみると、同じバターチキンでも、メーカーによってこんなに変わるんですね。
では、2種類のルーを使って、それぞれバターチキンを作ってみましょう。
どちらも鶏肉と玉ねぎと牛乳を用意!材料の分量と調理器具に違いがあり。
こくまろ バターチキンカレー
1/2箱あたりの材料はこちら。
- 鶏もも肉:300g
- 玉ねぎ:中1/2個
- サラダ油:大さじ1
- 水:250ml
- 牛乳:150ml
カレーやシチューの日って、玉ねぎめっちゃ切ってるような気がするのですが・・・
こくまろのバターチキンは、玉ねぎを半分しか使いません。
1箱使うとなると、まるまる1個という計算になります。
こくまろのバターチキンは、フライパンを使用。
玉ねぎや鶏肉の皮の部分にパリッと焼き目がついて、香ばしい香りがしてきます。
具材に火がとったら、水を加えて5分煮込みます。
火を止めて、ルーを投入。
牛乳を加えて、さらに5分煮込みます。
フライパンで具材を炒めることで火の通りが早く、水分の蒸発もスピーディ。
トロミが強いカレーを15分程度の時間で完成することができました。
とろっとワンプレート クリーミーバターチキン
1/2箱あたりの材料はこちら。
- 鶏もも肉:300g
- 玉ねぎ:1個
- サラダ油:大さじ1
- 水:300ml
- 牛乳:100ml
こくまろは、玉ねぎ1/2個に対し、とろっとワンプレートは、まるまる1個の玉ねぎを使用。
牛乳と水の量も、多少違いがあります。
とろっとのバターチキンは、お鍋を使って調理していきます。
具材に火が通ったら水を加えて、中火で沸騰後アクを取り7分間煮込みます。
火を止めてルーを溶かします。
牛乳を加えて、トロミが出るまで、3分間程度煮込みます。
スパイシーな香りがほんのりとしますが、見た目はシチューのようにみえます。
お鍋で煮込むことで具材が均一に火が通りやすく、ほっこりとした仕上がりになりました。
とろっとのバターチキンも、15分程度で完成しました。
バターチキンの味に違いがあるの?実食した感想
こくまろ バターチキンカレー
カレーの色は、子どもが食べる甘口のレトルトカレーのような薄黄色です。
もも肉の脂とスパイスがビシッと詰まって濃厚そうなルーです。
ジャワカレー(甘口)の完成系と比較。ジャワ甘口の方が、濃い色のルー。
スプーンですくい上げると、かすかなスパイスの香りとバターの優しい香りが強くなりました。
「ぎゅうにゅうのあじがする〜!」
2歳の子も美味しく食べることができました。(アレルギー表示要チェック!)
大人が食べても美味しいカレーですが、スパイスより牛乳っぽさが勝ってるのか・・・
どちらかというと子どもウケする味です。(あくまで私の主観)
「うめぇけど、もっと辛さが欲しいなぁ。」
ピリ辛好みの夫は、スパイスを少し足して、美味しくいただきました。
とろっとワンプレート バターチキン
トロッとワンプレートのルーの色は、こくまろより黄色っぽく、とろんとした光沢感があります。
カレーというよりか、シチューをご飯にかける感じ。
シチューオンライスやチーズィーチキンに近いものを感じます。
[kanren2 postid=”16583″]
同じワンプレートシリーズのチーズィーチキンはこちら。
[kanren2 postid=”13322″]
チーズィーチキンにスパイス入れたらバターチキンになるかな?と試してみたくなりました。
※残念ながら、チーズイーチキンは2020年9月に販売終了しています。
「シチューごはん苦手だけど、カレーが入ってるから美味しい!」
ご飯にシチューをかけるのが苦手な子どもも、スパイスが入ってカレーっぽくなることで、モリモリ完食することができました。
バターチキンは、カレーライスもシチューライスも美味しい。
一言で言いますと、どちらも美味しいです。
辛いとか甘いで美味しいのではなく、濃厚なコクがご飯に絡んで美味しいですね。
[voice icon=”https://homemade365.com/wp-content/uploads/2018/09/A8E4E0DC-6C99-4E61-98AA-BE4060880DBF.png” name=”Rumi” type=”r”]こくまろは、カレー寄り、とろっとワンプレートは、シチュー寄りと言った感じ。 [/voice]
「辛口派」の大人も「甘口派」の子どももカレーのお鍋を分けなくて済むし、バターチキンは、家族みんなで楽しむことができる味。
どうしても辛さが欲しいときは、スパイスを追加してトッピングしても良いですし。
食器を増やしたくないときは、野菜を添えてワンプレートにしても良さそう。
辛さの好みに差がありますので、我が家ではこのようにしています。
[kanren2 postid=”603″]
が、やっぱりみんなで同じ料理を美味しく食べたいのではありませんか。
バターチキン専用のルーを使って、おうちでカンタンに、まろやかでスパイシーな味をバシッと決めてみてくださいね。
食べ比べシリーズ、こちらもあわせて。
[kanren2 postid=”22571″]
ハウスのシチューのオススメはこれ!
[kanren2 postid=”29390″]
炊飯器を使わない!ご飯を炊くお鍋選びに迷ったら?「best pot」
強火でたったの10分。火を消して蒸らすだけでカンタン!コク旨白いご飯へ。
もう炊飯器には戻れない声、多数。ワンランク上のお米の甘みと香りを味わうならコレ!