「さつまいもがたくさん余っている!何に使おう?」
お芋掘りなどでさつまいもをたくさんもらったというご家庭も多いのではないでしょうか。
そのまま食べたり、てんぷら、煮物、スイートポテト、パンやケーキのトッピングなど、いろんな料理に使ったけど・・・
「そろそろ飽きてきたなぁ。」
さつまいもの使い方に悩んでいるあなたに、さつまいもとチョコを使ったおやつをご紹介。
意外な組み合わせのように見えますが、さつまいもとチョコレートの相性ってメチャメチャ良いんです。
保温調理器「シャトルシェフ」で低温でじっくりとさつまいもを蒸すと、甘みが増してスイーツを食べているかのような食感になります。
保温調理器「シャトルシェフ」の低温調理を利用して、「さつまいものチョコトリュフ」を作ってみます。
「シャトルシェフ」の省エネ低温調理で、お芋を柔らかく仕上げる

シャトルシェフは、「サーモス」が製造している保温調理器。
タンブラーや水筒などの魔法瓶で有名ですが、お鍋もあります。
保温調理器とは、ガスやIHを長い時間使わず、鍋本来の保温力で余熱を利用して料理をするお鍋。
保温調理鍋、低温調理器、いろいろ呼び名があります。

ホックリとしたさつまいもは、生の状態ですと根菜類。
包丁で切るとなると、両手をぎゅーっと使わなければならないほど硬いです.
加熱で火が完全に通るまで、ドラマ1本見終えるぐらいの時間がかかります。
途中で火加減や水加減を確認しながら、竹串で通して硬さを見るのも手間暇かかりますよね。
シャトルシェフでお芋を蒸すメリットは、
- グツグツ煮込む時間がいつもより短時間で済む→ガスや電気代の節約になる!
- 火の元を気にしなくて済む→ほったらかし調理ができる
- 火を付けっ放しにせず、生煮えや煮崩れや焦げなどの失敗が少ない
- 柔らかくしっとりと仕上がる
玉ねぎを丸ごと煮込んだオニオンスープは、包丁をほとんど使わず味付けした後は、ほったらかし。
ボリューム感のある副菜になりますし、お箸で切れるので取り分け離乳食としても使えます。
もちろん、ふっくらと柔らかく仕上がるのは、正しい使い方をした場合のこと。
使い方の詳細はこちらをご確認ください。
それでは、シャトルシェフを使って、「さつまいものチョコトリュフ」を作ってみましょう。
シャトルシェフで作る!さつまいものチョコトリュフのレシピ(約10個分)

材料はこちら。
- さつまいも:200g
- はちみつ:大さじ2
- 生クリーム:大さじ2
- バニラエッセンス:少々
- チョコレート:70g
- ココアパウダー:適量
※サーモスの「シャトルシェフ」の公式サイトより材料を参考にしました。蒸し方は異なります。

調理鍋に適量の水とさつまいもを丸ごと入れて蓋をし、火をかけます。
お芋が大きかったので、半分にカットしてお鍋に入れています。

沸騰したら5分中火で蒸します。その後、蓋を開けない状態で火を消して保温容器に移します。

保温容器に移したら、そのまま30分以上放置。
熱が逃げやすくなるので、途中で絶対に蓋を開けないようにしましょう。
「シャトルシェフを持ってないわ!」
という方もいらっしゃることでしょう。
もちろん、シャトルシェフを使わない蒸し方でさつまいもを加熱しても美味しく仕上がります。
加熱方法は、こちらの記事もご参考にしてください。

30分以上シャトルシェフの中でほったらかしにしたお芋。
お水を足して、水の中で撫でるように皮に触れるとスルッと皮が剥けます。(ヤケドに注意)

皮を剥いて、熱いうちにマッシャーでつぶします。
一部が生煮えだったり蒸しムラがなく、スーッと潰れていきます。
メッチャクチャ気持ちがいいほどほぐれていきますので、実際に調理してみて実感していただきたい。

「ママ〜、あたしがやりたい!」
どん!どん!どん!
横で見ていた長女がお芋を潰したそうなので、バトンタッチ。
固まりが少なくなるまで細かく潰しながら、はちみつ、生クリーム、バニラエッセンスを入れ、滑らかなペースト状にしていきます。

これぐらいまとまればOK!裏ごしをするとよりキレイになりますが、面倒なので省略!(アバウト)
チョコレートは湯煎で溶かしておきます。
お湯を張るときは、くれぐれも水分がチョコレートと混ざらないように注意!

- 潰したさつまいも
- 溶かしたチョコレート
- ココアパウダー
の順番で器を並べます。
トンカツの衣をつけるのと同じ要領でコーティングします。

ピンポン球より少し小さめくらいの大きさに手で丸めて、
湯せんしたチョコレートをからめ
ココアパウダーを入れたバットに中に入れて転がしながらまぶしていきます。
丸める作業は長女の得意技。一緒に丸めてくれました。

ふぅ、どうよ?
チョコレートのコーティングが固まったら出来上がりです。
中にさつまいもが入っているなんて、ぱっと見わからないですよね。

調理時間は、蒸し時間とチョコレートが固まる時間を除くと、15分程度で仕上げることができました。
さつまいもの蒸し時間はたったの5分、その後はシャトルシェフの中にほったらかしです。
ほったらかしの間は、他の家事をしたり赤ちゃんの次女のお世話をして、あっという間に時間が過ぎていきました。
他の用事をしている間に、火を消した状態で固いお芋が中までスーッと火が通るなんて・・・時間に無駄がありません。

中身はこんな感じ。
当たり前のことですが、チョコレートよりもお芋の比率が高いトリュフになります。
公式サイトによると、こちらのトリュフのカロリーは、およそ247kcal。
材料のチョコレートは、グリコの「神戸ショコラ」を使いましたが、1粒(7g)のカロリーが40kcal
1袋25粒入り(185g)なので、25粒全てチョコレートだけでトリュフを作るとなると・・・、
なんと1000kcalものカロリー量に。
チョコレート100%でトリュフを作るより、断然ヘルシーなおやつですね。
もちろん、ヘルシーだからって食べ過ぎてしまうと太る原因になりますが、カロリーダウンにさつまいもはぴったりなのではないでしょうか。