「えー!また袋のラーメン〜!外食しようよー。」
休日のお昼ご飯に袋麺をよく食べる我が家ですが、毎回徳用の袋麺を買うため、ちょっと飽き気味です。
沸かしたお湯に入れるだけで作ることができるインスタントラーメン、美味しいですよね。
みそ、しょうゆ、塩、ときどき豚骨!と決まりきったローテーションですし、トッピングの具材がおうちにないってこともありますよね。
無印良品から、化学調味料・合成着色料・香料を使わない素材の味を生かしたレトルトスープが登場しました。
お手持ちの麺にかけるだけで中華麺やカレーうどん、ちゃんぽんなどが完成。
素材の旨みがギューっとレトルトに詰まった「麺にかけるスープ」は全部で6種類とバリエーション豊富で、全部試してみたくなりました。
無印良品の「麺にかけるシリーズ」はこれだ!
無印良品の「麺にかけるスープ」は、2018年9月28日に新登場しました。
写真左上から
- 麺にかける 四川風麻婆ソース(200g 税込290円)
- 麺にかける 胡麻味噌坦々スープ(200g 税込290円)
- 麺にかける ジャージャーソース(200g 税込290円)
- 麺にかける あんかけパスタソース(200g 税込290円)
- 麺にかける 長崎ちゃんぽんスープ(250g 税込350円
- 麺にかける カレーうどんスープ(250g 税込350円)
レトルトだけで200〜300円代で購入できます。
いずれも、化学調味料・合成着色料・香料不使用です。
塩!しょうゆ!味噌!というようなシンプルな味の麺類ではなく、中華レストランに入ったかのようなメニューがほとんどです。
「麺にかける」というのも斬新なアイディアですよね。
いったいソースなのかスープなのか・・・。
カレーうどんとあんかけパスタは中華麺を使わず、うどんとパスタを使用します。
インスタント麺というと、乾燥したパリパリ麺や冷凍でレンチンするタイプが多いのですが、無印良品で新登場したのは、レトルトのスープのみです。
中華麺は、袋ラーメンや棒タイプの中華麺からスープを取り除いたものやチルドの中華麺など、お手持ちのものでOKです。
別売りになりますが無印良品から「ノンフライ乾燥麺」もあわせて販売してますので、こちらの麺を使うと失敗が少ないでしょう。
2人前入って税込150円です。市販の袋ラーメンのように、スープやかやくなどは入っていません。
ちょっと割高な感じですが、ノンフライで2日間熟成乾燥させた麺でコシの高さは◎です。
本記事は、カレーうどんスープとあんかけスパゲティは手持ちのうどんとパスタを使い、他の4種類は無印良品の「ノンフライ乾燥麺」を使用します。
レトルトを温めるのと同時進行で、麺を茹でておきましょう。
「ノンフライ乾燥麺」は、沸騰したお湯で2分間茹でました。
ザルにあげる直前まで菜箸でほぐさないで、そのままの状態で茹でるのがコツですよ。
めっちゃキレイな黄色でモチっとした感じ、このままで食べたいくらいです。
うどんやパスタは、袋裏の指示に従って調理をしてくださいね。
スープはこのように湯煎をして使います。レトルトカレーやパスタと同じ要領です。
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封を開けて、電子レンジを使用してもOK!器がお熱くなりますのでご注意ください。
では、以上を踏まえて食べ比べをしていきましょう。
麺にかけるスープ6種類を食べ比べしてみました
カレーうどんスープ
「レトルトでカレーうどんが食べられるなんて!」
レトルトカレーではなく、レトルトカレーうどんのスープ。ありそうでなかったですよね。
お出汁とカレーの比率が難しいカレーうどんですが、レトルトですとたったの5分で美味しくできます。
中身は、少なそうにみえます。
うどんのお出汁って結構な量を使うように思いますが、麺にかけるだけで本当にカレーうどんになるのでしょうか。
封を開けてスープをレンチンした状態で使用します。
器に入れると中身がパッと分かりますね。
使用している具材は、にんじん、豚肉、玉ねぎ、きのこ類が入っております。
茹でたうどんを加えます。
軽く混ぜて、味を均一にします。
なんだかパスタソースみたいな感じに仕上がりましたね。(笑)
カットネギをトッピングすると、カレーうどんっぽくなったかな?
食べてみると・・・
ドロッ!トロッ!としてます。
レトルトソースでみるとスープの量が少なそうに見えますが、器に盛ってみるとトロッと麺とカレーが絡みました。
うどんと合わせるとカサが増したのか、ちょうどよい分量になりました。
サイコロサイズで小さめにカットされた具材がゴロッと入っています。
大きい具材のカレーうどんを外食先で食べて口の端からスープがダラーっと垂れてしまい恥ずかしい思いをしたことがあるので(笑)、これは嬉しい。
具を食べる時にソースが口の横からダラっと漏れることが少ないので、女性やお子様も気兼ねなく食べることができます。めっちゃ食べやすい!
カレー独特の風味や辛さは少なめで、どちらかというとカツオだしの味が強めであっさりとしています。
ドロッとしてますがガツンとしつこい味ではなく、ズズッと優しくお腹に入っていく感じなので、辛いものやこってりしたものが苦手という方も安心して食べることができます。
長崎ちゃんぽんスープ
続きましてちゃんぽんスープです。
お湯で溶かして作る液体ちゃんぽんスープではなく、最初から具材が入っておりそのまま麺にぶっかけるスープです。
加水をする必要はありません。
カレーうどん同様「スープ少ないかな?」と思いましたが、どうでしょうか。見ていきます。
開けてみると・・・ん?具材はどこだ?沈んじゃってるのかな?
濃厚でドロッとした感じではなく、サラーっと汁気のあるスープです。
サラサラ〜・・・とした液体スープが流れ出た後に、具材がドドドドっと出てきました。
見た感じ、あさり率高いですね。
あさり入りだから・・・あっさり、
・
・
はい、次行きましょう。
ヒタヒタではありませんが、麺が隠れるくらいスープがあります。
あさり、きくらげ、豚肉、にんじん、コーンが入っています。
おっと、もやしも入っているかな?
具材の量は少なめですが、レトルトでここまで再現できるのはなかなかです。
ちゃんぽんというよりか、「あさりたっぷり!野菜ラーメン」のような感じです。
お手持ちの残り野菜を炒めて足してもいいかもしれません。
リンガーハットのちゃんぽんのような豚骨っぽい味がお好きな方は物足りない感じですが、あっさりめが好きな方にぴったりです。
あさり率高いのか、あさりの風味も豊かでこってり感がありません。
ノンフライ乾燥麺との相性も良く、胃に優しく包んでくれる感じなので、胃を休めたい時に食べたくなりそうです。
スープの色はこんな感じ。
鶏がらだしのような薄く濁った白色ですが脂っ気が少ないので、何度もレンゲですくって飲みたくなります。
何度飲んでも口の中がヒリヒリしたり、ベトっとしないのでグビグビと最後まで飲みきることができました。
胡麻味噌坦々スープ
ちゃんぽんやカレーうどんと比べて、パッケージのサイズが小さい4種を今からご紹介します。
まずは、胡麻味噌坦々スープ。
ひき肉がたっぷり入ってて、お腹が空いているとジュルッとヨダレを飲み込んでしまうほど、食欲がそそります。
スープの量は、真空パックの袋半分くらいの量です。
「真っ赤っかのスープが辛そう・・・」
条件反射がとまりません。
麺にスープをかけてみると白ゴマペーストのような黄土色のスープと豚ひき肉が出てきました。
ほんのりとゴマの心地よい香りがします。
かけてみた結果、麺の下に真っ赤なスープがたまり、上部に豚肉のミンチが集中しました。
ラーメンのような坦々麺ではなく、汁なし坦々麺のようです。
たけのこと玉ねぎ、ネギも入っているかな?
袋の大きさからしてひき肉の量が少なそうと心配だったけど、パッケージ写真のようにたっぷりとひき肉が入っていて安心しました。
汁の量は少なめですが、濃厚なスープが麺と絡まり滑らかな口触りです。
辛そうと思っていたけれど、辛さは控えめで後を引かない感じ。カレーに例えると中辛です。
小さなお子様が食べるにはちょっと辛いかもしれませんが、高学年くらいになって背伸びして食べてみるとよいかもです。
ジャージャーソース
「辛いのが苦手だわ・・・」
と言う方にオススメなのが、ジャージャー麺のソースです。
ジャージャー麺とは、ひき肉と野菜を甜麺醤で甘辛く仕上げた料理です。
とろみがある甜麺醤のソースに塊っぽい具材が見えます。
スパゲティミートソース中華バージョンのように、上からかけていきます。
パッケージのように繊切りのきゅうりを載せると、見栄えがよくなるのですが、そのままでいただきます。
サイコロ状の具材は、何だと思います?
食べてびっくりしましたが、ジャガイモなんです。
コクのある味噌とひき肉の風味にフワッとしたジャガイモの食感がプラスされ、柔らかくまろやかな味です。
しっかりと麺に絡めてお召し上がりくださいね。
四川風麻婆ソース
再び辛そうなメニューが登場しました。
豆腐が入っていない麻婆豆腐のソースのように見えます。
真っ赤かな見た目で、ひぃぃ・・・辛そう〜!
かすかにニンニクっぽい香りがして、スタミナが上がりそうです。
麺にかけてみると、より一層赤いのが引き立ちます。
ひき肉と一緒に輪切りの唐辛子が一緒に出てきました。
味噌担々スープと被りますが、四川麻婆ソースのほうが全体的に赤く風味が異なります。
スープの量は他の種類と変わりませんが、味がしっかりと付いてそうに見せますし、細麺と絡めるには十分な量です。
「これは辛い!」
ピリッと後からきますが、食べていくうちにクセになっていきます。白いご飯が欲しい・・・!
火を吐くほどの辛さではありませんが、後味が舌にヒリヒリと残ります。
お水をたくさん用意しておいてくださいね。
あんかけパスタソース
麺にかけるシリーズのパスタ代表はこちら。あんかけパスタです。
名古屋のご当地メニューとして知られていますね。
パッと見、ミートソースのように見えます。
ひき肉は入っておらず、片栗粉を固めたかのようなトロッとした艶やかなトマトソースです。
中を開けてみると、黄色いコーンがアクセントになりそうな緩やかなソース。
マッシュルームと玉ねぎも入っているかな?ザクッと刻んだトマトも入っています。
パセリをかけてみました。
トロッとしたあんが中華っぽく見えますが、洋食ですよね?
中華の要素も洋食の要素も両方兼ね揃えています。
赤と黄色の彩の調和が綺麗ですね。
ゴロゴロと入ったマッシュルームと一緒にいただきます。
ん?なんと・・・辛いです。
トマトソースのような味を想像している方、お気をつけて。予想外に辛いです。
ジワジワと辛さがきます。辛いのは、黒胡椒が入っているからです。
四川風麻婆ソースの唐辛子の辛さとは異なり、清涼感ある辛さです。
もしかしたら、シリーズの中で一番辛いのではないでしょうか。
トマトのコクとトロッとしたソースの滑らかな味は◎です。
スリムにストックできるレトルトスープ。お手持ちの麺がパッと華やかに。
麺にかけるシリーズ6種類をご紹介しました。
少なめの分量で麺に絡むかどうかが心配でしたが、しっかりとした味付けとトロミがあり、どのメニューも美味しくいただくことができました。
スリムな見た目なので、保存するときに場所を取らないし、食べたいとき用にストックしておいてもいいですね。
麺があればパッと作ることができますし、冷めても味や風味が損なわないので、防災用にも役に立ちそうです。
バリエーション豊富な6種類のメニューを、中華レストランに行った気分でお楽しみくださいね。
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